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ブログ/2012-09-25

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入院患者の留守宅で草取り

猫の額だったらよかったのに

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 娘婿が1ヶ月近く入院中のため、留守宅は草屋敷になってしまいました。文字通り草茫々。もっとも、入院前に草茫々になっていたので、娘婿殿がさすがに見かねて一日わざわざ休暇をとり、草取りに専念するつもりだったようです。ところが何とその前日から具合が悪くなり、それ以降寝込んでしまい、そのまま入院となったわけで、この草屋敷は、ほぼ2ヶ月くらい、草が生えっぱなしの状態にあったということになります。
 夏のこの暑い時期、特に今夏は長くて暑い夏でしたから、草の生えようは尋常ではありませんでした。さすがに私も見るに見かねて、妻と2人で草取りをすることになりました。防虫用のネットを被り、全身汗まみれになりながら、草取りをしました。
 普通、庭の草取りと言えば、「猫の額のような庭」が普通ですから、あっという間に終わってしまうものです。でも、娘の家の敷地は、やたらと広いんです。120坪位はあるはずです。

旗竿敷地故の広い敷地

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 普通のサラリーマンに過ぎない娘夫婦がなぜこんな広い家に住むことができたのか。それは、入口の間口の狭さに秘密があったんです。いわゆる「旗竿敷地」というやつです。旗竿敷地というのは、入り口部分が旗竿の竿のように細長くなっている敷地のことです。竿という位ですから狭いのは当然です。しかもこの長い竿の部分が、またやたらと長いんです。車を縦列駐車すれば、優に5台は駐車可能です。
 もっとも、この細くて長い旗竿部分が、さまざまなトラブルの原因ともなっています。先日も、婿さんのお父さんが車を出す際に入口の角のブロックに接触し、傷を作ってしまいました。実は、私もほんの少しですが、接触し小さな擦過傷を作ったことがあります。今でも妻には内緒にしています。それくらい小さな傷です。妻はパソコンが苦手で、私のホームページなど見ないので、こうして書けるんですけどね。(^^! 妻は運転免許をもっており、毎週少しは運転もするんですが、この家には決して車で来ません。バックで入庫することができないからです。ゆっくりと何度も切り返しをすれば何とかできるんですが、一度、他の車が「おばさん早くしろよ、てな顔でジッと待っていたので、焦ったら尚更出来なかった」ということがあって以来、嫌がって、二度と車で来ないんです。

野菜も霞む草屋敷

 話がそれてしまいました。要するにそのように狭い旗竿敷地のため、広い敷地を獲得することができたんです。それはいいんですが、広すぎて、管理に手が回りかねるようで、当初こそ庭の手入れに余念がありませんでしたが、最近は、かなり手を抜いているようで、いつ見ても草が茂っています。畑も、草の間に枝豆やピーマン、ナスなどが消え入るように、か細く実をつけているといった状態で、庭の手入れに情熱を失いかけているように見られます。

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 そこにきて今回の入院騒動ですから、庭の草々は、喜び勇んで思い切り背丈を伸ばし放題になってしまったという訳です。さすがに私ども夫婦も見るに見かねて草取りを買って出たという次第です。
 そして、悪戦苦闘の末にできた草の山が写真でご覧いただけるような草の山です。左が前庭の草の山、右が裏庭の草の山です。普通、庭の草なんて、バケツ一杯程度の小さな山しかできないものですが、この山は、子供が喜び勇んで登り降りできるくらいの山なんです。それくらいの草の量でした。畑の草も、鍬で掘り起こすのではなく、シャベルで掘り起こしたほどですから、その苦労の程度はご想像頂けると思います。

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 娘婿の退院の時期が見えてきたので、病院から戻ったら、草屋敷になっていたというのでは気の毒だろうという優しい親心なんです。あ~、本当に親っていつになっても楽ができないものですね~ (-。-;) 人間、「起きて半畳寝て1畳」と言いますが、使えないほどの空間というのはいらないんですね。私は貧乏症のせいか、大きな家に対する憧れというものはないんです。落ち着かないからです。椅子に座ったままクルッと回ればみんな手が届くくらいの広さでいいと思っています。私の書斎は6畳間ですが、これ位が丁度いいですね。もっとも、これは人間の「器の大きさ」を示しているのかも知れません。はい、私も立派な小市民ですから。



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