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ブログ/2012-11-04

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飲み仲間11人で川治温泉、湯西川に行ってきました

飲み仲間と川治温泉へ

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 日頃、カラオケやお酒を楽しむ仲間11人で、川治温泉、湯西川に行ってきました。男5人、女6人という構成でした。
 朝9時45分に幸手駅で8人ほどが集合、更に春日部駅で全員が集合となりました。特急スペーシアで一路川治温泉に向かいました。東武鉄道スペーシアは、満員でした。そのため、不都合なことが生じました。全員で11人ですから、ボックス席に座ると、2人ずつ向かい合って4人、これが一つの単位ですから、4人、4人、3人となってしまいます。当然、一組は、3人プラス他の一般客とならざるを得ません。
 私は男ども3人で、他の一般客との同席ということになりました。当然、一般客との混在となれば、酒を飲んでワイワイやるというわけにはいきません。そこは天の采配、うまくしたもので、場を盛り上げる老獪な仲間が、一般客を我々の仲間に誘い込んでしまったんです。その方は、40代サラリーマン風の男性でしたが、ご両親と奥様、それに子供2人の6人連れでした。子供は小学4年生の女の子、下が4歳で幼稚園に通う男の子でした。
 

 そのサラリーマン男性を酒飲みの輪に誘い込み、更に、窓際に座っていた父上にも焼酎の水割りを奨めると、機嫌良く付き合ってくれました。2人ともお酒は好きなようで、すぐに場が和んでしまいました。幼稚園の男の子も人懐こく、我々の中に入ってくるようになり、座は一気に盛り上がりました。電車を降りる頃には、この幼稚園生も、すっかり我々の仲間の膝に抱っこされるような格好でリラックスしていました。きっとこの子も、将来は大酒飲みになるという予感がしたものです。

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 この場で飲んだお酒は、ほとんどが焼酎でした。私が芋焼酎と麦焼酎各一本ずつ、お湯で調合したものを持参し、他の仲間もそれぞれ焼酎や氷、おつまみなどを用意していました。川治温泉に着く頃には、すっかり出来上がっていました。年に一回の団体旅行ですから、まあ、この程度はご愛敬として許してもらえるでしょう。

川治温泉で昼食とれず龍王峡へ

 川治温泉駅で下車したところまではよかったんですが、11人で食事をするのは容易なことではありません。駅前のうどんやそばの店を数軒覗きましたが、どこも満杯。仕方なく、駅まで戻り、駅前の広場でやけくそで撮ったのが上の写真です。一番左の胴長短足が私です。普通サイズのズボンをはくと、下がだぶついてしまうんです。石原裕次郎のように足が長く、格好良かったら、私の人生ももう少し変わっていたんでしょうけどね~。
 この後、我々一行は、1駅隣の龍王峡まで足をのばしました。

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駅前の茶店で、若い女の子が甘栗を一粒ずつ配っていたのにつられて、みんなその店に入ってしまいました。甘栗一個でお客がどんどん釣れるなんて、なんと素晴らしい演出だろうと感心しましたね。そのお店で、各々がそばやうどんを食べ、そのまま龍王峡見物となりました。右の写真は、昼食時、早速皆で一杯、というところを撮ったものです。我々の仲間は、何かというと、すぐに集まって酒盛りになるんです。朝からずーっと飲み続けていますから、もうそれほど量は飲めないんですが、雰囲気が楽しんです。

 ご存知の方も多いかと思いますが、龍王峡は、崖のような急峻な坂道を下りていくんです。食後の腹ごなしには最高でした。ご覧いただける写真は、龍王峡に降りたところにある滝壺の前で撮った一枚です。

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 龍王峡は、滝壺まで降り、更に川岸に降り、そのあとつり橋の方まで歩くと、結構いい運動になり、元の場所に戻った頃には、皆疲れ果てていました。「もう宿に入って温泉にでも入ろう」と衆議一決し、今夜の宿である川治湯元の「東山閣」に直行しました。
 

夕食は定番の懐石料理

 さて今日の締めは、定番の懐石料理です。本来なら、ここで賑やかにカラオケでも始まれば賑やかになるんですが、朝からの飲み疲れか、自分の食事に忙しく、いまいち盛り上がりに欠ける夕食でした。
 このあと、予約してあったカラオケルームに行こうということになったんですが、これが何かの手違いがあったようで、係りの人が予約がなされていないというんです。
 仕方なく、一般客に交じって歌おうということになりました。女性3人は、近くで花火大会があるというので、そちらの方に行き、更に飲みつぶれた男2人が部屋に戻り、残った6人でいざカラオケルームへ。

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 ここは無料のカラオケルームなんですが、無料にもかかわらず、先客は3人だけ。「無料なのにエライ空いているな~」と思ったら、それもそのはず。せっかくの通信カラオケなのに、曲を入力するあの機械(名前不詳)、あの機械がないんです。しかも、選曲するためには、昔懐かしいあの分厚い簿冊で探さなければなりません。薄暗い部屋で老人たちが探せるはずもありません。電話帳のような分厚い曲目集を、目を皿のようにして上から横から眺め、すがめつ、何度も見てやっと予約するという有様ですから、それだけで疲れてしまいました。しかも、この電話帳、すっかり擦り切れて、ボロボロの状態でした。なるほど、無料でも空いている理由がよく分かりました。
 一行、ほうほうのていで空しく部屋にもどりました。早速、今日一日の打ち止めをしようということになり、締めの乾杯をしたのが、下の写真です。話題は、「ネモっちゃん」の愛称で知られる根本氏のことでした。「ネモっちゃんはすぐに他人の年齢を聞く癖があるけど良くないよ。女性の年齢は聞いちゃいけないのよ~」なんていうことから話が盛り上がり、本人がムキになって反論するのが面白く、ワイワイガヤガヤとからかいながら楽しい一日が更けていったのでした。

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突如、湯西川へ方針変更

 2日目の出発です。昨夜までは、会津田島まで約1時間40分かけて行こうという予定になっていたんです。往復約6,000円、しかも片道1時間40分もかかるということで、滝沢団長がフロントで情報収集したところ、一つ隣の駅の湯西川の紅葉が最高だとの情報をキャッチしました。そこで、急遽、予定を変更。湯西川行きに決定しました。
 ホテルのバスに乗り込んで駅に向かおうとしたところ、バスの運転手が、「すぐそこの市営バスに乗った方が、道中景色がいいよ」との仰せ。我々は無定見、無方針なので、ここでもすぐに予定変更。老人クラブのくせに、予定はあるようなないような、気軽な旅なんです。

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 ところが、この市営バスがなんと最高でした。トロトロと走る車内から見た紅葉のすばらしいこと。みんなキャーキャーと、乙女に帰ったようなはしゃぎぶりだったんです。はずれ券だと思っていた券が、万馬券だったというような心境でしょうか。右の写真は、その車内から撮ったものですが、少しは雰囲気が出ていますでしょうか。
 道々、バスの運転手さんに「我々はどこで降りたらいいですかね~」と聞きつつ、運転手さんの勧めで湯西川で下車と決めたんです。

平家の里を見学

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 バスを降り、しばし歩くと、平家の落人の生活を再現した「平家の里」にたどり着きました。入場料500円でしたが、右下の写真でご覧のように、なかなかきれいに整備されているので、結構見ごたえがありますよ。保存されている農機具などは、私がまだ純粋で美少年だった頃に使っていたようなものが多かったですから、決して平家の落人が使っていたものではありません。でも、雰囲気はかなり伝わってきます。源平の合戦の後、この地に身を隠した往時が偲ばれるような雰囲気ではありました。
 この後、地元のお蕎麦屋さんで山菜そばなどを食べて、一路、○○に向かい、そこから東武浅草行きの快速電車で帰路につきました。快速電車といっても、東武動物公園までは各駅停車ですから、時間もたっぷりあります。その代り、指定席ではありませんから、我々一行は、一車両の端と端とに泣き別れで座らざるを得ませんでした。
 でも、途中で下車するお客がいるので、少しずつ席を移動し、最終的には全員が4人、4人、3人のグループで隣接ボックスに座ることができました。

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 当然のように、そこからはすぐに酒盛りが始まりました。他の乗客に迷惑にならない程度に賑やかに酒盛りをしました。そしたら、隣に座っていたおばさんが、我々と同じように一緒になって大口を開けてケラケラ笑っていたので、他の乗客から見たら、きっと同じ仲間なんだろうと思ったことでしょう。その時、突然、荷物棚からリュックが落下し、我々のお酒が飛び散り、台無しになってしまいました。本来、ここは笑う場面ではないんですが、そのおばさん、この時もケラケラと大声で笑っていたんです。こういうおばさんは、是非、リクルートして、我々の仲間に勧誘したいと思ったものでした。

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ついに最終章に

 各駅停車の電車が幸手駅につきました。降りる前から「山返しをしよう」と衆議一決していたので、「かもん」という居酒屋で、反省会を開きました。といっても何も反省するつもりはなく、再び、ご覧のようにただひたすら酒を飲むだけだったんですけどね。
 家に帰ったのは、多分9時頃だったと思います。横になってトローンとした眼でテレビを見ていたら、いつの間にか深いしじまの底に落ちていったのであります。

 



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