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ブログ/2012-11-23

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コンニャク作りに挑戦

 今日は、NPO法人の関係者10人に集まってもらい、コンニャク作りに挑戦しました。個人的には、前に二度ほど作ったことがあります。最初の時は、ものの見事に失敗。炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)と重曹を間違え(正確には、販売した薬局の薬剤師の間違いです!)、コンニャクがぶよぶよに膨れてしまったんです。二度目に作ったときは、大成功。その時に食べたコンニャクの味が忘れられず、NPO創設の関係者に集まってもらい、皆さんにも是非美味しいコンニャクを食べていただこうと思ったんです。

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 右の写真は、文字通り、種イモ、というかコンニャクの元となるコンニャク芋です。このコンニャク芋、自分で栽培して分かったんですが、非常に簡単なんです。親芋から脇芽が5本位ずつ出てくるので、それをポキンポキンと折って、土に埋めておけば一年後には、大人のこぶし大に成長します。もちろん肥料は必要です。
 晩秋の頃、それを掘り起こしておいて、翌春また土に埋めてやります。そうするとその年の晩秋には、2倍くらいの大きさになります。その段階でも十分に食べられますが、また掘り起こして翌春に土に埋めておくと、3年目でカボチャ位の大きなコンニャク芋になります。

素人ばかりで挑戦

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 それはさておき、今日は「NPO法人 幸手元気社」の関係者の皆さんでコンニャク作りです。みんなコンニャク作りなんてやったことのない人ばかり。インターネットで調べたマニュアルに沿って、ああでもない、こうでもない、とワイワイ、ガヤガヤ言いながら、作りました。
 右の写真は、炭酸ソーダの分量を測っているところです。この炭酸ソーダの分量を間違えると、苦みが増したりします。コンニャク作りのベテランに聞いても、同じ味にするのは結構難しいそうです。

コンニャク芋の裁断

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 次の工程は、コンニャク芋の裁断です。コンニャク芋はカボチャと同じくらいに固いので、切り分けるのに結構苦労します。コンニャク芋はごつごつしているので、泥を除去するのが結構大変なんです。そこで、先ず、たわしなどを使って、おおよそ泥を落とし、そのうえで細かく裁断し、鍋で煮ます。右の写真は、裁断して鍋に入れたところです。お湯が煮立ち、芋に箸がすーっと通る程度に柔らかくなったら、皮をむきます。
 この工程で、皮をきれいに落とせば、白っぽいコンニャクになるし、皮を多く残せば黒っぽいコンニャクになるというわけです。

手捏ねの作業

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 皮を除去した後の作業は、お湯を加えながら、捏ねる作業です。手で捏ねてもいいし、ケーキ作りの時に使う泡だて器で捏ねても構いません。嘗て、自分で作ったときは、針金でできた泡だて器、あれを使いましたが、大変な重労働でした。
 今日は男手が沢山あるので、手で捏ねることにしました。右の写真のように、一人がボールを抑え、もう一人が捏ね役です。捏ね役は、皆におだて、褒めちぎられながら、せっせと捏ねましたが、最初は水っぽく、水の量を間違えたのではないかと心配しました。しかし、捏ねているうちに、次第に固まりだし、「オー、捏ねまわしていたらプリンプリンになってきたぞ~!」などと言いながら、20分くらい捏ねていたら、何となくコンニャクらしい雰囲気が漂ってきました。

いよいよ最終工程へ

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 思いっきり捏ねて、十分に粘り気が出たら、今度は、器などに小分けにして冷やします。冷やすといっても40分ほどそのまま放置するだけのことです。右の写真は、小分けにした時の写真です。本当は、この倍くらいの量ができるはずだったんですが、想定した分量の半分位になってしまいました。このため、皆さんにお持ち帰りいただく予定だったのに、「お土産」がなくなってしまいました。
 最終工程は、40分ほど放置したコンニャクを鍋で煮ます。煮込んだコンニャクはもうプリンプリンの状態で、そのまま食べることができます。

最後は大宴会です

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 さて、本日の最終工程は、コンニャクを酒の肴にしながらの宴会です。これが本当の目的だったと言ってもいいかもしれません。参加者が持ち寄ってくれた大吟醸日本酒や焼酎、クッキー、それに妻の作ってくれたおでんなどを食べながら、話に花が咲きました。
 何の話から発展したのか分かりませんが、蜂の子やイナゴなどを食べたことがあるか、というような話になりました。そうしたら参加者の水谷さんが「家に蜂の子がある。すぐに持ってくる」という話になったんです。事務所のすぐ近くですから、取りに行き、まもなく蜂の子のビン詰が到着しました。
 右の写真が蜂の子です。ビンから出して皿に盛りつけたところです。確かに、このような形では見たことがありませんでした。食べてみると、つくだ煮のような食感で、酒の肴にはもってこいという感じでした。みんなでワイワイ言いながら、「あさって」の事務所の夜は更けていったのであります。 

 



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