時事寸評 書評コーナー

welcome to shimada's homepage

ブログ/2013-01-13

Top / ブログ / 2013-01-13

お雛様を買いに加須市まで行きました

段飾りの雛人形が欲しい

 女の子の節句、お雛様の日が近づいてきました。我が家の2人目の孫が女の子だったため、雛人形を買うという話になりました。娘から「雛人形を買いたいんだけどいいかな~?」という問いかけ。買いたけりゃ、相談なんかせずに勝手に買えばいいものを、相談するということは、例によって「資金援助はいいかな?」という問いかけと同義語なのです。

画像の説明

 いつものように「ムムム・・・、買いたけりゃ買えばいいんじゃないの・・・」と、苦しい答弁をせざるを得ません。娘は、「小さい頃に、近所の子供たちの家には段飾りの雛人形があったのに、どうして我が家だけ段飾りがないの?」と不思議に思っていたというのです。それがトラウマになっていて、「自分の子供には、何としても段飾りのついた雛人形を買ってあげたいと思っていた」なんてぬかすんです。
 私は、常に「質実剛健」、「実質本位」、形式にとらわれることが嫌いな性分なので、「周りがこうだから我が家もこうでなければ」というのが嫌いなんです。私の通っていた大田原高校の教室には、常に額に入った「質実剛健」という校是が掲げられていたものです。ですから、それと相反する雛人形なんて形式的なものは、分相応なものでよい、という至極自然な考えなんです。当時、妻が聞いたところでは、住宅が狭いので、段飾りの下に足を突っ込んで寝たとか、押入れが雛人形の箱だけで一杯になってしまったとか、ばかばかしいような話も小耳にはさんだことがあります。
 要するに、雛人形の段飾りなんていうものは、格式があり資産のある旧家が、広々とした家屋の中でゆったりと飾るものであって、我々小庶民が、大人の見栄で、段飾りの下に足を突っ込んで寝ざるを得ないような狭い住宅で飾るようなものではない、と深~く思っていたのです。
 とは言いながら、可愛いい孫の顔を見ながら、「子供の頃に買ってもらえなかった・・・」なんて言われると、お爺さんの立場は弱くなってしまうものです。それだけ棺桶が近づいている、ということかもしれません。止むなく、雛人形の買い物に付き合わされることになった、という次第です。

画像の説明

いざ、加須へ

 てなわけで、加須に雛人形を買いに出発と相成ったのです。ここ埼玉県は、雛人形の生産高日本一だそうで、特に、岩槻の雛人形は有名です。岩槻も加須も、家からの距離的は似たようなもので、どちらに行ってもいいんですが、娘は、前日に入ったチラシ広告を見て、すっかり加須の吉月というお店に行くことを決めていたようです。
 私たち夫婦は、そんなものどちらでもいいので、言われるまま、首に縄をつけられたように加須へ加須へと行ったんです。昼食はうどんを食べました。因みに、ここ加須市は、うどんで超有名です。うどんと言えば「讃岐うどん」ですが、加須のうどんも、讃岐うどんに負けず劣らず、当地では一応有名なんです。何せ「うどんマップ」なるものがあって、市内30軒くらいのうどん屋さんのマップが各店においてあるんです。確かうどん屋さんを巡り歩いて、30軒分のハンコが溜まったら粗品が出るとか、食事が1回分無料になるとかの特典がついていたと思います。私も、一時、いろんなお店に行って、ハンコをもらっていましたが、その内にその紙もいつの間にか無くなってしまいました。

画像の説明

不動岡不動尊総願寺

 昼食を食べたうどん屋さんの前が、偶々、お寺だったので、日頃の罪滅ぼしにと思い、お参りをしました。そこの寺の名前は、「不動岡不動尊総願寺」という寺で、節分の時などは、結構賑わうようです。お寺の壁に貼ってあった広告によると、今年の2月3日の節分には、横綱白鵬や大関琴欧州などの力士たち、それに松方弘樹などの映画俳優などが来て、豆まきをするんだそうです。
 そういえば、昼に食べたうどん屋の壁に、朝青龍関と店主が写った写真など、やたらに力士の写真があったのが気になりましたが、この豆まきのせいだったんですね~。
■''不動岡不動尊総願寺の節分''の行事の様子は、こちらを参照してください。→こちら

やっと雛飾りをご購入

 さて、本日のメインイベントは、雛飾りの購入です。自分で買うわけでもないので、孫を抱きながら待つことしばし、なかなか踏ん切りがつかないようで、1時間以上待ちぼうけを食わされました。私は、買い物をするときに1時間も悩むなんてことは絶対にありませんが、この若?夫婦は、とにかく買い物が長いんです。

画像の説明

 さんざん悩んでいるので、妻が「そんなに悩むんなら、じっくり考えてもう一度出直したら?」と言ったとたん、店員さんがびっくりして、128,000円の商品を「11万円におまけします。その他にこれこれこういうお品もオマケでお付けします」と言ってくれたんです。
 店員さんからすれば、「一度迷って帰ったお客は絶対に来ない」ということをよく知っているんだと思います。それで、即、決まりとなりました。めでたしめでたしですが、問題は、そのお金をだれがどのように負担するかです。

画像の説明

 七五三や入学式、初節句などの諸費用は、じいさんばあさんが負担するという悪いシキタリがあるようで、初節句の場合は、娘側の親が負担するシキタリだそうです。「そんな馬鹿な~、ランドセルの負担の方がいいよ~」と思いつつ、強引に「こちらが5万円を負担するから、残りは、男親と本人たちで話し合って決めなさい」ということにして、一応、解散となったんですが、これでよかったんでしょうかね~。こういうものって、皆さんどうされてます・・・?全くこんな悪いシキタリなんて、誰が決めたんでしょうかね~、いやですね~。



コメント


認証コード(3007)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional