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ブログ/2013-06-07

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赤坂見附にビッグカメラがオープン

Velvieビル

 私は、毎週2日、仕事で都心の赤坂見附に出ます。その赤坂見附に、今日、ビッグカメラがオープンしたんです。昼休みには、しばしば利用しているビルです。このビルは「Velvieビル」と言って、改装前は、飲食やアクセサリーの店、それに本屋などが入っていました。

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 ところが、ある日突然、ビル改装のため全館閉館になってしまったんです。ここにあった本屋さんは私の行きつけだったのに、それがなくなってしまったのが、一番ショックでした。
 改装後は、立派になってオープンするのかと思いきや、何と1階から8階まですべて「ビッグカメラ」だというんです。ガックリしましたね~。だって、家電製品の店なんて、幸手にでもいくらでもあります。「ヤマダ電機」に「ケーズデンキ」、それに「小島電器」など、大型店がいくらでもありますから、今更、都心の一等地に安売りの電器店ができたと言われてもね~。

おしゃれな街に大型電気店

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 しかも、ここ赤坂見附はおしゃれな街として有名なところです。その赤坂見附の駅ビルといってもいいような場所にビッグカメラはないんじゃないの?と思うのは私だけでしょうか。今まであったラグジャリーショップや飲食街、本屋さん、すべてなくなってしまいました。
 それでも、今日オープンだというので、昼休みに、ちょっと覗いてみることにしました。案の定、店内はごった返していました。でも、本当にごった返していたのは、1階と2階だけでした。3階以上は、かなり混でいるという程度で、それ程の混雑ではありませんでした。

羽根のない扇風機は外国製

 電気製品売り場で「羽根のない扇風機」というのを初めて見ました。羽根がなくても風が来る。不思議と言えば不思議です。思い切り近くで、ためつすがめつ、じっくりなめるように見学しました。扇風機の輪の中に手を突っ込んでみたりもしました。それでも風力に影響はありません。これなら赤ん坊のいる家でも安全ですね。どこから風が来るんだろうと、必死に探してみましたが、風の出てくる場所が特定できません。ということは、風が器械の中から出てくるのではなく、周辺の空気を、そのまま風にしてしまうということなんでしょうね。

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 それにしても残念なのは、こういうすばらしい発想を日本人ではなく、外国人が発案したということです。扇風機のような電化製品の改良は、日本人が一番得意としていたはずなのに、です。羽根がなくても風を送れる、これこそ逆転の発想ですよね。
 iPadやスマートフォンなども、日本の家電業界は遅れをとっていますよね。iPadはすばらしい技術ですが、一つ一つは既存の技術です。「既存の技術を組み合わせた」だけに過ぎません。それなのに、なぜ日本の家電業界にそれができなかったのか、不思議であり、残念です。
 日本の大手家電メーカーは、ソニーにしても松下電器にしても、最近、会社に入ってくる社員が、「寄らば大樹の陰」「安定した職場」として入社してきた人達ばかり。安定志向の社員からは、大胆な発想、不連続帯に踏み込む勇気は出てこないのかも知れませんね。

なぜ4Kテレビなんですか?

 4Kテレビ、というのも出ていました。画面が大きいのに、きめ細かな色彩が保持されています。思わず、しげしげと見とれてしまいました。しかし、しかし、です。色彩をこれ以上美しくしてどうしようというんでしょう。だって、今のテレビだって、十分にきれいですよ。俳優の顔だって十分にきれいに映ります。これ以上解像度を上げてどうしようというんでしょう。それこそ女優さんの肌の産毛や鼻毛まで詳細に映るようになるというんでしょうか。そんな必要があるんでしょうか。風景だって、解像度を上げたといっても、駅の待合ホールのテレビじゃないんですから、超巨大テレビの必要性も感じません。4Kテレビの発想も、従来のテレビの延長線上の技術です。逆転の発想ではありません。不連続の技術でもありません。

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 それに問題なのは、解像度が上がるということは、画素数が増え、それだけメモリーも多く必要とするってことです。私は自分でホームページを作って、データの更新をしているから分かるんですが、大きなメモリーを必要とするデジタルカメラなどは要注意です。画素数が多すぎて、そのままの状態ではホームページにアップできないんです。画像縮小ツールを使って、わざわざ画素数を減らしてから載せるんです。
 それなのに、ハイビジョンの4倍もの画素数のあるテレビなんてほんとに売れるんでしょうか、必要なんでしょうか。しかも、値段は50万円です。他人ごとながら心配になってしまいます。ハイビジョンテレビでさえ必要性を感じていないというのに、それの4倍の画素数を必要とするんですか?案の定、4Kテレビの前は、ご覧の通り、見学者はおらずガラガラでした。
 私は、演歌ファンなので、ヒットするかしないか、ちょっと聴けばすぐに分かります。ヒットしない曲を何時までも宣伝するのは空しいものです。私の所に聴きに来れば、すぐ判断できるのに、今のレコード会社って、無駄なことをしてるな~って思うんですが、4Kテレビも同じです。4Kテレビがヒットするかしないか、私の所に聴きに来い!と言いたいですね。

昼食は110円奮発

 ビッグカメラを後にして、さて、お昼ご飯です。いつも行く立ち食いそば屋、「富士そば」は満員でした。ビッグカメラ効果でしょう。券売機の前は、初めて利用する人がウロウロしていました。どんなメニューがあるんだろう?チケットはどうやって買うんだろう、とまごついている様子がよく分かります。店内も満員です。いつもなら1時ちょっと前は、結構空いてるんです。仕方なく、今日は富士そばを諦め、近くの天丼専門の店「天丼てんや」に回りました。500円の一番安い天丼です。富士そばでは、いつも390円の春菊天ですから、今日は、いつもより110円の出費増、大奮発ということになります。



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