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ブログ/2013-12-08

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クッタクタの日曜日でした

午前中はヨガ教室と子守り

 日曜日は、我が行政書士事務所はお休みです。といっても、ほとんど開店休業状態ですから、「毎日が日曜日」みたいなもんなんですがね。でも、一応、人間ですから見栄というものがあるじゃないですか。繁盛していなくても繁盛しているかのように装うというアレですよ。

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 午前中は、我がNPO法人幸手げんき社が主催するヨガ教室がありましたので、アスカル幸手でお仕事です。土曜と日曜はなぜか生徒の集まりが悪く、大体15人前後なんですね。今日は思いのほか、集まりが良く18人でした。
 それはいいんですが、土曜、日曜は娘の家族もヨガ教室に参加できるというんで、家族総出で来るんです。家族総出ということは、手のかかる孫も二人同伴ってことです。上の子は小学1年ですが、ヨガ教室の前日は、当然のように我が家にお泊りです。
 お泊りということは、放っておくわけにもいかないので、一応、相手をすることになります。孫はメカに強いので、私のパソコンを一人占めして、ひとしきりゲームなどに興じ、それに飽きるとボール投げやら遊びに付き合わされます。私は前期高齢者の仲間入りをしましたので、極力、相手をするのを敬遠しているんですが、その余波で妻が相手をさせられます。

ヨガの時間は孫娘の子守り

 ヨガが始まると、娘夫婦は生徒として参加(もちろん有料です)しますので、孫娘の世話は私と妻が交代で面倒を見るということになります。今日は私の担当です。

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 アスカル幸手は、広いですから遊ばせるところに不自由はありません。でも、孫娘、いま1歳半、いろんなことに興味を持つ年齢です。エレベータのボタンを押して乗るのを至上の喜びとしています。一階と二階を何度も行ったり来たりするんです。ボタンを押すのが楽しくて仕方がないんですから困ったものです。テレビモニターがついているので、管理人室に丸見えです。
 毎回、3回までを限度に乗せてあげるんですが、「もう1回、もう1回」とアンコールを繰り返し、なかなかやめようとしません。「ホントにもう1回だよ」と念押ししても、指を一本立てて、何度でも「もう1回」を繰り返します。
 別のものに興味をもたせようと、手押し車に乗せたところ、これがいたく気に入ったようです。何度でもアンコールをします。でも、手押し車に乗せて館内を走り回るわけにはいきません。必ず「ご注意」が来るはずです。ですから、目立たないところで、クルクルと回るだけなんですが、それでも結構満足してもらえます。

ヨガの後は羽生のイオンモールへ

 午前中のヨガ教室を終えた後は、孫の強い希望で羽生市にあるイオンモールに行くことになりました。車で行くべきか電車で行くべきか迷ったんですが、孫は、バスと電車で行く、と言ってきかないんです。車で行けばせいぜい40分のコースでしょう。でも、孫の強い希望と、バスと電車を乗り継いだ方が私も楽ができると踏んで、電車のコースを選んだんです。孫は、電車に乗れるということと、昨日、初めて作ってもらった自分のパスモを使ってみたいというわけです。電車に乗ると、写真でご覧のように、運転手の操作を見たり、最前列から見る景色に興味があるようです。

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 でも、これは最悪の選択でした。片道2時間もかかったんです。往復で4時間。なぜそんなにかかるのか。先ず、自宅の近くのバス停(これは私の事務所のまん前にあります)から東武日光線の杉戸高野台駅に向かいます。
 同駅から東武動物公園に向かうんですが、駅での待ち時間が15分程度。東武動物公園で今度は、東武伊勢崎線に乗り換えです。そこでの待ち時間がこれまた15分程度。やっとのことで羽生駅に到着。ここからイオンまでバスです。バスは20分間隔で運行しているんですが、どういうわけか時刻表に表示された時間になってもなかなか来ません。
 12月今頃の季節は寒さが身にこたえるので、駅広が見渡せる2階でバスを見張っていたんです。そこから眺める山並みは、なぜか木枯らしが吹きすさぶ寒々とした光景にしか見えませんでした。山並みがこんなに見渡せるということは、駅周辺に高層の建物がほとんどない、ということと同義だからです。幸手の方がちょっぴりましかな、とちょっぴり優越感がよぎったものです。
 そうこうしているうちに、大幅遅れのバスが到着しました。乗り込もうと下に降りて行ったところ、あっという間にかなりの行列です。どこから湧いてきたのかと思うほどです。結局、私は座ることもできず、つり革組で出発ということに相なりました。
 イオンモールに近づいてから分かりました。バスが定時運行していない理由がです。大混雑なんです。イオンモールは改装オープンだったようで、物珍しいということでしょうか。それとも、田舎にはこういうものしか楽しみがないということでしょうか、車で溢れていたんです。渋滞した車の後からついていくんですから、時刻表通りに走れないのは当たり前です。「バス専用レーンはないのかい!」と怒鳴りたい気持ちで一杯ですが、豊富な教養が邪魔をしてそれもできません。

2時過ぎに昼食です

 結局、昼食を食べる時間は2時を過ぎてしまいました。年寄りは、時間どおりに食事をしないと体調が狂うんです。12時から1時の間に昼食を食べるのを習慣にしている私は、それだけでかなりイラついていました。

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 それなのに、食事をするところがどこもかしこも満杯なんです。写真をご覧ください。空席がひとつもないんです。先に空席を確保してから食事を注文すればいいんですが、食券を買うだけで一苦労です。孫の食べるものと同じというわけにはいかないので、別々の店に並んだんです。この行列だけで20分待ち。
 私の前の若いお母さんが、赤ん坊を抱っこしていました。その赤ん坊、私の顔を興味深そうに見つめていました。「教養のありそうなお爺さんだな」という顔をしていました。子供はほんとに正直です。私が思い切り目の玉を真ん中に寄せたり、顔をよじらせたり、七面鳥のように顔を変形させていたら、ニコニコ笑ってくれたり、ちょっと軽蔑の眼差しをしたりで、ほんの僅か時を忘れることができました。
 それはともかく、先に食券を手に入れた妻と孫が、遠くの方に席を見つけてくれました。げんこつラーメンとかいう店の人気ナンバーワンという触れ込みに惹かれて、注文しました。率直な感想は、「こんなものが人気NO1かよ!」という感じでした。考えてみれば、その店で一番値段が安いメニューだから一番人気だったんですね。要するに、私のような貧乏人が多いってことなんですね。げんこつで殴ってやろうかと思いました。

コーヒーも飲めず

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 這々の体で食事どころを退出し、ゆっくりコーヒーでも飲もうということになりました。もちろん、孫は別です。孫は、電車をリモコン操作で運転する鉄道模型の店「ポポンデッタ」というところに置いてきました。ゲーム終了まで1時間あるからです。右の写真で、こちらを見ているつぶらな瞳の男の子が孫です。
 人の波をかき分けかき分け探しました。当然、喫茶店くらい、いくらでもあると思ってました。できれば、「スターバックス」程度の店、それがなければ「kee koffee」位の店でもいい。それもなければマックの店で飲んでもいい、と値踏みをしていました。
 ところが、3階、2階、1階と順にコーヒーの店を探し歩いたんですが、全く見つかりません。1階でやっとコーヒーの看板を見つけ小躍りしたと思ったら、コーヒー豆の専門店でした。そんなはずはない、と探し続けましたが、人並みの中で探すことの虚しさ。初めての場所は、ほんとに難しいですね~。とうとう諦めました。道端に置いてある簡易な椅子に腰掛け、せめて缶コーヒーでも飲もうということになりました。2人でジョージアの缶コーヒー「キレの微糖」を飲みました。キレのある男がキレの微糖を飲んで、時々キレる、そんなことを思いながら、虚しく人混みを眺めていたのであります。

帰りも2時間の大旅行

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 来るのに2時間かかったんですから、帰りも2時間かかるのは当然です。帰りのバスに乗ろうと外に出て、バス停に行くと、孫が目ざとく時刻表を調べて、「今、バスが出たばかり。あと20分待ち」とのこと。早速、疲れがドッと出ました。ところが5分程度でバスが見えたではありませんか。つまり、定刻のバスが、まだ到着していなかったんです。確かに、駐車場付近は大混雑ですからやむを得ないでしょう。バスが見えてから、バス停に到着するまで約10分。やっと到着したバスに乗り込み、発車オーラ~イ。
 でも、渋滞でなかなか進みません。どうしてこんなに混んでいるんだろう。改装オープンくらいでこの混雑はないだろう、と思いました。しかし、よく考えてみたら、12月8日というのは、民間企業のボーナス支給直後なんですね。これには考えが及びませんでした。すでにボーナスというものを貰わない生活になって5年近くになりますから、ボーナス日という発想がそもそもないんです。
 改装オープンとボーナス支給直後。それも日曜日です。混雑のトリプル要因です。これでは混雑しないほうが不思議というものです。私は、最近、こういう先読みができなくなっているんです。先へ先へと読みができれば、どれほど楽ができるか、と思うんですが、根が正直に生まれついているのか、それが全くできないんです。

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 やっとのことで羽生の駅に到着です。駅のホームで電車の時刻を確認したら、またたま15分待ちです。しかも、東武動物公園まで行かず、途中の久喜駅止まりです。そこで乗り換えなければなりません。ほんとに埼玉県の電車は本数が少ないな~と、つくづく思いますね。
 帰りも当然、たっぷり2時間かかりました。自宅に到着して、車で孫を自宅まで送り届け、家に帰って一杯飲んで早々にふて寝をしようと思いました。そしたら、今日は酒のツマミの買い置きもないことに気づきました。ほんとは今日早く帰って、スーパーで買い物をする予定にしていたので、昨夜、残っていたつまみを全部食べてしまったんですね。
 やむなく、イカの缶詰とさんまの缶詰、それに残っていた明太子を肴にして侘しい慰労会をしました。歳をとるということは、こういうことなんですかね・・・。
 



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