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ブログ/2014-07-04

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シニアナビオフィシャル交流会に行ってきました

 シニアナビのオフィシャル交流会なるところに行ってきました。初めての参加です。シニア同士の交流会ですから、年寄り同士、いろいろな情報交換ができるかな、位の軽い気持ちからです。
 それに、日常の生活が幸手市内の狭い範囲に限られ、視野が狭くなっていくのではないかという、一種の恐怖感もあったからです。たまには都心に出て、パーッと「非日常」の環境にわが身を晒すことも、高齢者にとって精神衛生上よろしかろう、という感覚です。

会場の分かりにくさに閉口

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 会場は、「恵比寿駅から徒歩4分」というのが謳い文句でした。確かに、間違わず、しかも近道をすれば4分位で行けるかも知れません。でも、初めて行く人間には、結構分かりにくい場所だと思います。途中で5差路になったような交差点を通らなければいけません。地図をくるくる回して、方角を確かめながらですから、とても4分ではたどり着けません。しかも、午後からの雨模様。傘をさしながら地図とにらめっこはかなり厳しいものがありました。
 それでも何とか5分遅れで会場にたどり着きました。最初に驚いたのは、受付の人の顔ぶれです。シニアナビの交流会ですから、当然、事務局は高齢者仲間が運営していると思うじゃないですか。
 ところが何と、事務局の全員が30歳前後の若者だったんです。これには驚きました。若者達がなぜシニアの交流会を催しているの?って、誰でも思いますよね。若者たちはこの交流会を催すことによって、どういうメリットがあるのか。当然、収益でしょうね。犠牲的な博愛精神に基づき、会を運営しているとは考えにくいですからね。

飲み放題食べ放題?

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 飲み物は、ビールやジントニック、ワイン、トマトジュース、オレンジジュースなど、各種揃っていました。残念ながら、私の好きな日本酒は出ていませんでした。已む無く、ビール、さらにジントニックを頂きました。
 酒のつまみは、ピザとジャガイモのあえ物、それにソーセージの細切れ。それだけです。つまみの方は、お世辞にも上等とは言えませんでした。これで会費4,000円が高いか安いか。決して安いとは言えませんが、交流の場を演出してくれたんだから、文句も言えないか。一応これでも飲み放題食べ放題?だし・・・。
 でも高齢者って、飲み放題、食べ放題って言われても、ちっとも嬉しくないんですよね。もうそんなにガツガツ食べたり飲んだりする歳じゃないですからね。多分、医者から食べ過ぎ飲み過ぎに注意しろと言われ、食べ物やアルコール類に殆んど手を出せない、という人も多かったのではないでしょうか。
 会場も、極めて手狭と言ってもよいでしょう。本来は4人で座るテーブルに6人ずつ座らせられました。それだけでもかなり窮屈なうえに、各テーブルすべて同様にきつきつでしたから、飲み物などを取りに行く時にも難渋しました。窓側、壁側の真ん中の席に座ったら、もうおしっこがチビっても、席を立つのは諦めた方がいい、という状態でした。

男と女が15人ずつ

 参加者は、男女それぞれ15人ずつでした。男性陣は、大部分60歳過ぎ、70歳代も私を含めチラホラ混じっていたように思います。女性もほぼ全員60歳以上と思われますが、60歳前か?と思われる方が数人混じっていました。これは意外でした。

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 受付で会費を支払い、予め、決められたテーブルに着席します。男女それぞれ3人ずつです。首から自分のニックネームをぶら下げ、おしゃべりです。生まれつき奥手で口下手な私ですから、なかなか輪の中に入れません。でも、今日は、男性2人が遅刻をして空席だったため、男は1人だけ。思わず頬が緩んでしまいました。嬉しくなると、口数も多くなるのは男の悲しい性(さが)。ついつい話さなくてもいいようなことも、あれこれ話してしまいました。
 私のニックネームは「アサッテ」ということにしていました。住んでいるところが埼玉県の幸手市。幸手は遠~いあさっての方角にある。だからアサッテです。また、東海林さだおの漫画に「アサッテ君」という題名の本があります。常に、ダメ男で、女性にもてない。「グヤジイ、グヤジイ」を連発しているその姿は、まるで自分自身の自画像のようでした。このグヤジイアサッテ君と掛けています。
 私は基本的に漫画の本は買いません。子供の頃に熟読したので、もう卒業したからです。電車の中で漫画本を読んでいる若者、中年男性を見ると、日本の将来大丈夫かな、なんて思ってしまいます。逆に、今は女性が日経新聞なんかを読んでいるのを、時々見るようになりました。男がダメになった分、女性に頑張ってもらわなければいけません。
 東海林さだおの漫画だけは、大人の漫画として、成人後も読ませていただきました。彼は、漫画だけでなく、エッセイも面白いですね。特に、食べ物についての記述は最高だと思います。食べ物に関する記述では、ノンフィクション作家の開高健の右に出る者はいないのではないかと思っています。その詳細な記述は、まるで目の前に美味しい食べ物が出ているかのような錯覚にとらわれます。既に黄泉の世界に旅立たれましたが、観察眼の鋭さ、精緻を極めた表現力は、絶妙でした。
 食べ物について面白おかしく、軽妙に記述した作家としては、私の偶像、東海林さだおも加えてもいいと思います。例えば、シメサバを作るときの思い、そのリアルな表現。早く食べたい、という思いが痛切に伝わってきて笑えました。本当に自分でも、シメサバを作ってみたいという気持ちになったものです。

10人で2次会へ

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 3時に始まって6時に解散になりました。誰言うとなく、2次会になだれ込みました。さすが恵比寿ですね~。2次会に適した飲食店がひしめいています。適当な店はすぐに見つかりました。わがアサッテの方では、こんなオシャレな店はどこを探しても見当たりません。
 集まったのは、10人でした。最後の代金を10で割ったから、人数に間違いはありません。30人のうち10人、参加者3人のうち1人が2次会になだれ込んだという計算になります。私は、昔から、2次会に行くという時は、欠席したことがありません。まだ飲み足りない、まだ話し足りない、という思いが強いからです。単純にしつこいだけなのかもしれません。
 女性陣3人が、お腹が空いたというので、焼きそばを注文していました。残り全員もおにぎりを注文しました。会場での食べ物がいかに少なかったか、ということの証明でもあります。

え!?奥さんいるのに参加したんですか?

 このシニアナビに参加して、驚いたことが2つあります。その一つは、女性陣のほとんどがスマホ、スマートフォンを使っていることでした。指の腹で、ジーコジーコ、いやスースーッとなぞって、画面を出すんですね。つまり使いこなしているんです。

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 ところが、男性陣は殆んどスマホを使っていない。1人だけ、自分で描いた絵を見せている人がいただけです。私も立派なガラケー族です。
 この差は何に由来するのでしょう。私の勝手な推測ですが、亭主の現役の頃、給料は振込み。当然、給料はすべて奥さんの支配下にある。亭主が定年退職しても、金づるの地位は、断固として変わらない。よって、お金の自由になる妻がスマホを買い、亭主はぶつぶつ言いながらもそれを見ているしかない。仮に買っても、今更、使いこなすことはできない。いや使いこなす自信がない、といった方が正確でしょう。しかも、今更、スマホで誰と連絡を取り合うんだ。こっそり彼女を作れる自信もない。要するに、こういうことではないでしょうか。
 もう一つ驚いたことは、隣の女性から「え!?アサッテさんは、奥さんいるのに、参加されたんですか~?」という言葉でした。
 私の方は逆に、「え!?このシニア会はシニア独身者同士の合コンなの?」と、思ってしまいました。私は、高齢者達が集まって、趣味やボランティア、老後の仕事など、シニアになってから取り組んでいることなど聞かせてもらいたい。これからの余生にも是非活かしていきたい、という位の気持ちでいたので、「合コン」なんていう気持ち、全くありませんでした。もちろん、話の合う女性がいたら、それは確かに楽しいだろうな、という気持ちはありましたから、合コン的な気持ちも、完全に否定するつもりはありませんけどね。

私のブログを読んでる人も

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 更に、私が驚いたのは、私の書いているブログを読んでくれている人がいたことでした。しかも、このホームページにある「シベリア抑留記も読んでます。面白いですね。」なんていう人もいました。「お~!これはこれは、そんな人もいたんだ。これはいい加減に書けないな」、と思いました。(シベリア抑留記はこちらから→抑留記

 また、ある男性は、私が行政書士であることを事前に調べていて、「自分の会社のことで相談したいんです」なんて、言う人さえいました。こんな席で具体的な業務の相談はお断りしたいところですが、成り行き上、少しばかりコメントはさせて頂きました。

高齢者がこういう企画を立ち上げるべき

 今回参加して思ったのは、こういう会合の運営は、直接、シニア層が行ったほうが良いのではないか、ということです。20歳代後半と思われる若者がシニアクラブを運営していることに、かなりの違和感を覚えたのは、私だけでしょうか。
 現役を引退したシニアが企画したならば、多分、①もっとゆったりと落ち着ける場所で、②もっと廉価で、③もっとボリュームのある食事が楽しめたのではないでしょうか。利益は少なくても、「高齢者のために」という、犠牲的精神が期待できるからです。

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 事務局の若者たちを見ていると、我々シニア層との精神的な一体感は感じられず、社命により会社の仕事をこなしているだけ、という雰囲気が伝わってきました。私たちは、会合の場を演出しました。あとは、皆さんで自由にやってくださいね、という感じがしたんです。しかも、最後のあいさつで、「今後、このような会合を毎日行っていくことにしました」なんて言っていました。
 え~!こういう会合を毎日実施するの~、とビックリしました。ということは、そのようなニーズが世の中に横溢している、ということなんでしょうね。
 このような会合を若者が運営している理由は、多分、パソコンのホームページの管理運営能力に由来しているのではないかと思います。見やすいHPを立ち上げ、きちんと管理運営できなければ、このような会合は成り立たないからです。
 この会合に参加された方で、都内に住んでいるシニアの方、是非、「シニアのシニアによるシニアのための集いの場」を企画してもらえませんか。期待しています。その方が、お互いにハッピーだと思います。シニアの雇用の場を作ることにもなりますからね。
 

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