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ブログ/2015-10-10

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孫の運動会に行ってきました

長い挨拶

 今日は、朝から孫の運動会ということで、隣の久喜市まで行ってきました。と言っても、スープの冷めない距離で、車で10分程度です。

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 私の子供の頃は、幼稚園なんて洒落たものはありませんでした。ただひたすらに鼻水たらして走り回っていればよかったわけですから、施設に入れられる今の子供は気の毒と言えば気の毒です。うちの孫は、早生まれということもあり、未だにオシメガ取れないんです。オシメをしながら幼稚園に行くというのも、奇妙なものですが、親が恥ずかしいだけで、自覚がないんですから、本人は気楽なものです。
 かく言う私も小学5年まで寝小便をしていましたから、これは我が家伝統の家系なのかもしれません。

運動会の開始

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 さて、運動会の開始です。最初に来賓の挨拶などがあるというので、その時間が経過した頃を見計らって着くようにしたんですが、まだ挨拶が続いていました。たかが幼稚園の運動会位で、どうしてそんなに次々と挨拶が必要なのか、不思議でなりません。
 とまあ、不満タラタラで見ていましたが、やっと園児の出番になりました。
 かわいい孫の姿を見ようと、老眼に鞭を当ててみましたが、全くどれがどれやら区別がつきません。かすかに判別できるのは男女の区別位のものです。これではどうにもなりません。出番が終わったというので、近くに行って確かめることにしました。その時に撮ったのが、この写真です。

父兄の綱引き

 いくつかの競技の後、綱引き大会が行われました。アナウンスで「ただいまから父兄による綱引き大会を行います。父兄の方はお集まり下さい」なんて言うんです。こちらとしては、青春の血が湧きたちます。「よし、出よう」と立ち上がりそうになると、婿殿が、「事前に登録してない人はダメです」なんて冷たいことを言うではありませんか。
「アチャ~」てなもんです。合計5組によるトーナメント方式だそうです。最初に2勝した方が勝ち、というルールです。黄色チームはシード、つまり不戦勝です。私は、これは黄色チームが優勝するとすぐに分かりました。なぜなら綱引きにおいては、引っ張る回数が少ないチームの方が断然有利だからです。

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 最初に取り組んだのが青とピンクのチーム。互いに譲らず、1勝1敗。決勝で青チームの勝ち。3回も綱を引いてやっと1勝です。既に、この時点で全員肩で息をしています。疲労困憊の様子は遠方からでも見てとれます。日頃は、営業かオフィスのデスクでパソコンなどをいじっているにすぎない手で、思い切り綱引きなどやったら、息切れするのは当たり前です。
 続いて、赤と白チームだったでしょうか。これは2戦だけで勝負がつきました。その後に、まだ1回も出場していない黄色チームの登場です。当然勝ちました。
 勝者同士の決勝戦でも、試合数の一番少ない黄色チームが勝ちました。当然です。綱引きでは、試合数の少ない方が断然有利だからです。
 カウントしていたわけではありませんが、一番試合数の多かったチームは、6回くらいは出番があった筈です。人間というのは愚かなもので、いざ試合となると、頑張ってしまうものです。多分、6回も踏ん張ったお父さん方、翌日は、腕や腰が痛くて、ウンウン唸って、湿布薬を買ってきてくれ、なんて言ってる方、結構いるのではないでしょうか。70過ぎの私は、出なかったのが正解だったと思います。

グラウンドで昼食タイム

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 お昼時になり、子供たちがそれぞれ親元に戻り、昼食です。周辺を見回すと、ジジババも入って、みんな楽しそうです。その時、ふと「60年前もこんな風景があったな~」と思い出しました。グラウンドを囲み、生徒と親、それにおじいさん、おばあさんを囲んで応援し、昼食を食べる、そんな当たり前の風景を思い出したんです。
 そんな風景がなぜ懐かしいのか。私の息子や娘の小学生時代、親子が一緒に食事をすることが許されなかったからです。なぜか。片親や親のない子供達に寂しい思いをさせるのはよくない、差別だ、というような変な思想が蔓延し、昼食すら一緒に出来なかったからです。生徒は教室で父兄はグラウンドで食べろ、というわけです。

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 競争すらもよくないというので、みんな同時にゴールテープを切らせる学校もあったという時代です。生徒の走る姿も父兄からなるべく遠ざけられ、近くで応援すらさせないようにしていたんです。せっかく親が行っても、子供の姿を近くで見ることも許されず、まして食事も一緒にとることも許されなかった。恐らくこれは、日教組などによる歪んだ戦後教育の結果であろうと思います。
 今こうして眺めている風景を眺めていると、そんな歪んだ教育から解放され、再び古き良き日本が戻ってきたような気持ちになり、なぜかちょっぴり心が晴れたような気持ちになれたのです。
 この孫たちが、これから小学校に入り、再び、歪んだ日教組教育が待っていないことをひたすら祈るのみです。

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