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高齢者のカラオケ交流会に行ってきました

総勢２０人

　今日は、高齢者同士のカラオケ大会。歌酔会と滝沢会の合同カラオケ大会の日です。
　両グループ合わせて２０人。初顔合わせの人も数人混じっています。それもそのはず。合同の大会は初めてだからです。
　２０人ともなれば、いくらカラオケ大会といっても、ひとり１曲（約３分）ずつ歌っても、軽く１時間を超えてしまいます。１曲終わるごとに、採点と寸評のようなものが表示されるからです。このため、大会は、各自１曲ずつ、それにデュエット曲を１曲ずつ歌うということになりました。
　私は、司会進行という役どころなので、ゆっくり飲んでもいられません。本当は、ひたすら飲んでひたすら歌うっていうのが一番いいんですが、こういうお役を引き受けるのも、浮世の義理というものでしょう。

先ずはシングルから

　最初は、１人ずつ自分の持ち歌を歌うことになりました。トップバッターは、歌酔会（かようかい）の会長である増田氏です。曲名は忘れましたが、朗々と張りのある声で歌いあげました。すぐに高得点間違いない、と直観しました。
　結果は９２．７くらいだったと記憶します。トップバッターにこんな高得点を出されたのでは、あとの人間がやりにくくて仕方がありません。
　特に、私のように奥手で恥ずかしがりやの人間としては、それだけで歌う気力が失せてしまいます。
　え？私の得点ですか。どうしても聞きたいですか。本当は言いたくないんですが、確か８７点くらいだったと思います。まあまあの点です。歌は、気分です。楽しく歌えたらそれでいいんです。中学校時代の音楽の成績は「３」（つまり普通）でしたから、これでも上出来な方です。

デュエット曲も

　次は、デュエット曲も歌うという手はずになっていました。パートナーは、予め会長が決めていました。私の相手は、妙齢の＊＊さんということになっていました。あ、因みに右の写真は私ではありませんよ。私は苦労なく育っているので、もっと若々しく坊ちゃん坊ちゃんしています。右の写真は、ご夫婦です。歌好きで、昼過ぎから２人でこの店で歌っている方です。
　皆さん、パートナーとデュエット曲を歌うんですが、１人として片寄せあって歌っている組がありません。なぜなのか？夫婦で歌っている組も何組かあるのに、これまた肩など抱かずに離れて歌っています。そういうところが私には不思議でなりません。
　だって、デュエットで歌うんだから、肩位抱いてもいいじゃありませんか。私は、相手が嫌がれば別ですが、原則として、相手が誰であろうと肩を抱いて歌うことにしています。だって、そうじゃなければ失礼じゃないですか。肩も組めないほど魅力がない、という意味にもなりますからね。そう思いません？

最後は踊りで

　最後は、全員で車座になって踊りました。着物を着た女性が先生になり、踊りを指導してくれるという触れ込みだったんです。でも、踊りと言ったって、みんなもうすっかり出来上がってますから、師匠の振り付け通りに踊る人なんていません。
　めいめい勝手に踊っています。まあ、全員、盆踊りスタイルと言ってもよいでしょう。

　この後、解散となりましたが、我々滝沢会のメンバーのうち、数人は二次会へと流れていきました。私もしつこい、いや素直な性格ですから、そのままついていきました。７０歳前後の高齢者が二次会に流れていくなんて、随分、元気な年金世代ですが、本当は歌い足りなかったんです。
　何せひとり一曲歌っただけで１時間以上かかるんです。１人で何曲も歌うなんてできる筈がありません。そこで、馴染みの店にしけ込もう、ということになったんですね。
　当然、お腹は膨れていますから、おつまみは一切取らず。ひたすらカラオケのみです。マスターも心得ていて、枝豆だけ出し、あとは投げやりに、「儲からん客が来たな～」という顔で見ているだけでした。
　その店で１１時頃まで歌ったでしょうか。そろそろ帰ろうかという段になり、仲間の一人が代行車を呼んだんです。そしたら「２時間かかる」というんです。
　ヒョエ～、今から２時間ということは、午前１時まで待たなければいけないということです。全員、しばし沈黙。その後、どうなったのかよく覚えていないんですが、私が、自宅に帰り着いたのは１２時を回っていたことだけは確かです。今頃の年寄りって、ほんとに元気ですね～。私も超元気です！

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