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ブログ/2017-01-15

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映画「海賊と呼ばれた男」を観てきました

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 百田尚樹氏の同名の小説を映画化したものです。小説を読んだ時は、思わずこれは面白いと手拍子を打ったものです。そういえばこの小説は、本屋大賞にも選ばれたほどの名作でした。以来、私は百田尚樹ファンとなり、「永遠のゼロ」とか「大放言」「カエルの楽園」「カエルの楽園が地獄と化す日」などを読んできました。そしてその都度、内容で裏切られたことは一度もありません。
 「海賊と呼ばれた男」が映画化されたというので、ぜひ見たいと思い、今冬の寒さをものともせず、出かけて行ったという訳です。
 この映画は、映画会社のPR文句に従えば、次の通りです。

1945年。戦争が終わり、東京をはじめとする主要都市が爆撃され瓦礫の山となり、これから日本はどうなっていくのかと途方に暮れる中、銀座歌舞伎座裏に奇跡的に焼け残った国岡商店の店主・国岡鐡造は店員を前に話す。「愚痴をやめよ、戦争に負けてすべてを失おうとも日本人がいる限りこの国は再び立ち上がる。日本は石油を求め、石油をめぐる戦いに敗れた。今後この国が復活するためには石油が必要になる。だからこそ我々が働かなければならない!」主要燃料が石炭だった時代から、石油の将来性を予感して石油業に邁進してきた鐡造。戦後、そもそも販売できる石油がない状況にあっても、誰一人クビにすることなく、ラジオ修理などあらゆる業種に仕事を見出して店員たちを鼓舞し、復興に向かって突き進んでいく。

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 戦後の焼け野原で、奇跡的に焼け残った国岡商店の本社ビル。国内の社員ばかりでなく、外地からも続々と社員が戻ってきます。当然、仕事などありません。首切りはやむを得ないものと覚悟した全社員を前にして社長の国岡鐵造は言います。「ただ一人の首も切らない。全社員が一致団結して日本国を再建するのだ」。
 国岡商店という名前の通り、北九州の小さな石油販売会社からスタートした会社です。当時は石炭が主力のエネルギー源でしたから、石油はそれほど普及していませんでした。しかも、石油利権は既存の企業がカルテルを組んで支配していましたから、国岡商店のような零細企業は仲間に入ることもできません。
 やむなく、小舟に石油を積んで、沖合で小さな漁船に売り歩くというような奇抜な商法で業績を伸ばしていくんです。タイトルの「海賊と呼ばれた男」というのは、この時の商法に由来するものです。
 国岡商店も相当規模の会社に成長したため、石油メジャーなどから買収の対象になりますが、国岡社長は断固としてこれに抗います。石油資源を埋蔵する中東をめぐる国際情勢は混とんとし、日本は石油の輸入を断たれます。ただ一つ、中東イランからの輸入の可能性が出てきたことから、国岡社長は、自社で建造した「日承丸」を向かわせます。しかし、イギリスが同国の海上封鎖を宣言し、外国船といえども容赦しない、という険悪な情勢の中、敢然とイランへの出航を命ずるのです。当然、失敗した時は、自らの命はないものとの覚悟のうえです。後の詳しい内容は、是非映画館でご覧ください。日本国民全員が元気の出る感動の映画と評してよいでしょう。
 なお、モデルの国岡鐵造は、出光興産の創業者出光佐三氏です。
 

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