ブログ/2017-03-04
娘夫婦の家の庭木の整理に行ってきました
先ずは前庭の整理から
土曜日の昼下がり、娘夫婦の家の庭木整理の手伝いに行ってきました。老夫婦は毎日が日曜日ですから、特に支障があるという訳ではありません。木を切り倒したまま、庭に放置してあるのを見かねて、私が「整理を手伝う」と言ってしまったんです。
太くなった木を細かく切って、袋詰めするのは意外に大変です。娘夫婦の家は、変形地でその分単価が安かったため、面積がやたらと広いんです。前庭と後庭が取れるんですからすごいです。でも、一般の住宅地の場合、庭が広いのは良し悪しで、庭仕事が好きでもなければ、庭は無用の長物となります。
娘が新婚当時、この土地を購入した折に、私も梅の木やこの手柏の木などを何本かプレゼントしていました。
ところが、これらの木が年月とともに成長し、今ではかなりの太さになってきました。梅は心配ありませんが、その他の木はこのまま放置すると、木を切る時に重機でも使わなければ、という心配も出てきました。そのため、婿さんも、重い腰を上げ、今のうちに切っておくことにしたという訳です。
そして、切り倒したのはいいけれど、今度は、それの枝払いをして、袋詰めにし、ゴミとして出さなければなりません。このゴミ出しがまた大変なんですね。枝は30cm未満に切って出さなければいけないとか、自治体の細かな規則があります。
しかも、枝だけならいいんですが、幹の部分はかなり太い。これを30cm未満に刻むのはしんどすぎます。このため、クリーンセンターという自治体のごみ焼却場に直接出向き、お伺いをたてました。
すると、幹のような太い木は直接持ってくれば受け入れ可能。しかし、細い枝の部分は通常のゴミとして出せるので、袋に入れて出してほしいとのこと。
このため、私たち老夫婦と、娘夫婦4人で午後2時から作業開始となったんです。小さなゴミとして出せるといっても、ゴミ袋はビニール製です。小枝を切り刻んでも、あちこちに突起が出ます。よって、袋はあちこちで穴が開いたり、裂け目ができたりします。それをガムテープで補強したりなど、容易な作業ではないんです。こうして完成した前庭のゴミ袋が右上の写真という訳です。
引き続き裏庭の整理です
続いて裏の庭木の整理です。裏側はさすがに量が少ない。太い木はほとんどなく、作業は容易でした。それでも小一時間はかかったでしょうか。何とか表と裏、両方の庭木の整理を終了したのは、作業開始から4時間ほどかかりました。大人4人で4時間ですから馬鹿になりません。
そもそも、こういうゴミって、どうしてこんなに大変な代物になってしまったんでしょう。私の子どもの頃には、家庭のゴミで悪戦苦闘するなんて風景、記憶の中にありません。栃木は群馬と並んで空っ風の強い地方ですから、家の裏には「防風林」と称する風よけの木がどこの家でも植えてありました。でも、その木を細かく刻んで袋詰めするなんてこと一切ありませんでした。
庭木が枯れたら庭でマッチを擦って火をつけ、サツマイモなどを放り込んでおく、なんて記憶が残っています。「落ち葉焚き」という風景ですね。少なくとも、親たちが、「庭木の処理に困る」という話をしていたのを聞いたことがありません。それだけ今の世の中、住みにくくなったということでしょうか。本来、人間は、生活を住みやすくするために生きてきたはずなのに、何だかだんだん住みにくくなる。そんな気がしませんか?
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コメント
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