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ブログ/2017-04-10

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権現堂でお花見をしてきました

幸手市の名物とは

画像の説明

 幸手市で有名なものは何か?と聞かれても、特に名産らしきものはありません。ほぼ20年ほど前だったでしょうか。当地でNHKのど自慢が開催されたんです。おお、わが町でのど自慢か、いいね~なんて思っていました。
 番組の中で地元の名産品を挙げるコーナーがありますね。その時、来賓の歌手が幸手市の名物として、「蘭(ラン)とイチゴ」を手にもって出てきたんです。男性歌手が蘭で、女性歌手がイチゴでした。「え~?蘭?・・と、イチゴ~・・?」ってなもんです。
 私の家の近くにランを栽培している農家ってあったかな~、イチゴを栽培している農家ってあったかな~、なんて思わず頭をひねってしまったんです。確かにイチゴを栽培している農家はありますが、名物と言えるほどの生産量はないように思います。まして、蘭なんて見たこともありません。もっとも、蘭というのは、ビニールハウスの中で栽培しますから、私ら一般人には分からないのかもしれません。
 そのとき、画面を通してみた観客席のお客たち。全員しわくちゃの高齢者ばかりという雰囲気で、笑うとみんな銀歯がギラギラ光るという感じで、その圧倒的な田舎ぶりに思わず目をそむけたくなったものです。でも、自分が今、その銀歯ギラギラの歳になり、自分の顔を見て思わず目をそむけています。因果応報ですね。

本当の名物は

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 農産物では特段有名なものはないと思いますが、権現堂桜堤の桜は、文字通り名所といっても言い過ぎではないでしょう。その証拠に、最近は観光バスの定期コースにも入っていますし、満開時にはテレビ局のヘリコプターも、何機か飛来するようになりました。お陰でこの時期は、市内の道路が大渋滞するのが年中行事になりました。
 地元の人は、国道など幹線道路を通らず、田舎道をくねくね抜けるようにして走っています。私は、徹底して車は避け、歩け歩けで生活しています。この日も、月曜日でしたが、土日が雨などでぐずついた天気だったせいもあり、そこそこに人出がありました。

菜の花畑とのコントラスト

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 権現堂の桜が素晴らしいのは、何といっても菜の花畑とのコントラストがいいことでしょう。この「ボケ老人の世迷いごと」のトップページに出てくる最上段の写真でもお分かりのことと思います。
 私が当地に引っ越してきた40年前は、この菜の花畑、堤の西側にあったんです。それが今は堤の反対側、つまり東側に移っています。地権者との話し合いがうまくいかなかった、なんて噂も風の便りに聞いたことがありますが、真相は分かりません。両側にあってもいいと思いますが、その分費用が掛かるのかもしれません。
 いずれにしろ、今日は、素晴らしい花見ができました。来年、後期高齢者の仲間入りをする歳になると、「この桜、あと何回見られるかな~」なんてしみじみ思いますね。あ、その前に、北朝鮮のミサイルで、瞬時にあの世に行くことになるかもしれませんね。

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コメント

  • 初めまして。サンデーモーニングの記事検索でこちらにたどり着きましたashと申します。
    読みやすく、理路整然とした文面から「これは、ただの『ボケ老人』ではないな!」と思いプロフィールを拝観しましたら、やはり!!只者ではなかった(笑)
    沢山の記事を楽しく、心強く、拝見致しました。

    私は京都府在住の為、山田宏さんの事を存じませんでした。しかし、既存大手メディアや少くない数の政治家が反日活動に勤しむ憂うべき現状でも、こういった方がキチンと選ばれて、愛する日本の為に為すべき事をされている事が判ると、本当に嬉しくなります。

    書評欄も未読のものが多く、勉強になりました。
    過去記事もゆっくり読ませて頂きたいと思います。

    ところで、朝日新聞の風刺イラストは傑作ですね。自作コラなのでしょうか?
    差し支えなければ、転載したいのですが、問題ありませんか?
    どちらに問い合わせれば良いか判らず、こちらから失礼しました。

    春もあと少し。初夏に向かう季節の変わり目になります。どうぞご自愛されますように。
    -- ash 2017-04-22 (土) 11:03:03

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