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大阪維新の会「維新八策」考~その1~

大阪維新の会「維新八策」考~その1~

参議院廃止について

■みなさんは
大阪維新の会代表の橋本徹・大阪市長の「船中八策」お読みになりましたか。テレビや新聞でも大きく取り上げられていますから、骨子くらいはご存じだろうと思います。
うわー!すごい大胆な提案だな、という印象でしょうか。それとも、それほどびっくりするような内容じゃないとお思いでしょうか。私は、後者の口です。
この程度の提案は、当たり前のことで、「なぜ既成政党は言わないんだ」とさえ思っています。(実は、みんなの党はほぼ同じことを言っていました。マスコミがきちんと取り上げなかっただけです。)

画像の説明

■参議院の廃止?
 当たり前のことでしょう。本来与えられた参議院の機能を何も果たさず、衆議院議員と一緒になって、既成政党の論理で政党間の争いをしている。これなら存在意義は全くありません。参議院というのは、嘗ての枢密院と同様、衆議院の行き過ぎた行動をチェックするための機関です。すなわち、大所高所から物事を判断できる高い見識が求められているんです。そのため、明日の選挙のことを考えて右往左往生しないで済むように、6年間という長い期間身分保証を認めているんです。もちろん、この間、解散の心配は一切ありません。選挙活動の心配なく、職務に精励して欲しいからです。

■ところが、実際には、
マスコミやスポーツ選手、芸能人など、当選できる人ばかりが議員になり、大所高所どころか、衆議院の議員と一緒になって低次元の論争に明け暮れている。こんな参議院なら即刻廃止するのは当然のことです。
もちろん、そのためには、憲法を改正する必要があります。しかし、憲法改正も、民意を反映しているならば、本来、いつでも可能なことです。テレビで「憲法改正なんてそんな簡単なことじゃない」なんて、民主党の議員が言っていましたが、それをやるのは自分達国会議員の仕事だろう、と言いたくなります。
憲法と言えども不磨の大典ではありません。国民が変えたいと思えば、いつでも変えられるものなのです。

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