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煮ても焼いても食えない鳩山元総理

煮ても焼いても食えない鳩山元総理

馬鹿につける薬はない

 鳩山由紀夫元総理が香港のフェニックステレビとのインタビューで、沖縄県の尖閣諸島の問題について、「中国側から見れば(日本が)盗んだと思われても仕方がない」と述べたという報道がなされました。

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 仮にも一国の総理大臣を経験したような人物が、国家の最重要案件についてこのような不用意な発言をする。全くもって売国奴としか言いようのない男です。
彼は、総理の時にも、沖縄普天間移設問題で、「できれば国外、少なくとも県外」などと、何ら実現性の見通しもないままに放言し、それまでに積み上げてきた辺野古移転の地元の同意をぶちこわしてしまった張本人でもあります。
 彼のその後の言動を見ていると、本当に「馬鹿につける薬はない」という表現がぴったりくる人物です。この人物ほど、言行の一致しない人間はいないのではないでしょうか。「政治家がバカでは国もたぬ」、正にぴったりの表現です。これを首にぶら下げて、日本国中を行脚して頂きたい。それ位の懺悔は必要です。

言行不一致の典型

 彼は、野党時代、政府に対して、官房機密費の使途を公開せよと迫り、「官房機密費公開法」なるものを提案した男です。ところが、自分が総理になったとたん、ほっかむりして一切官房機密費を公開しようとはしませんでした。
 また、「総理をやったような人間が、その後に影響力を行使するようなことがあってはいかん」などと、格好のいいことを言ったこともあります。多分、元総理の森善朗氏の言動を批判しての発言だったでしょう。私も、その通りだと思いますが、言行は全く一致しません。自分が総理を辞め、野党になった後に、勝手にロシアに行ってプーチン大統領と会談をしている。いかにも自分に外交力があると言いたかったんでしょう。こういうのを「笑止千万」「へそが茶を沸かす」と言います。
 しかも、自分で議員を辞めると宣言しておきながら、その数日後にはすぐに撤回するなど、まるで児戯そのものです。

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 彼の一連の行動を見ていると、「本当に何も考えていない本物の馬鹿」と断じてもいいと思います。
 今回の尖閣諸島問題発言も、香港のテレビ局にその馬鹿さ加減を見透かされたんだと思います。テレビ局の担当者からすれば、他の政治家からは中国に有利な発言は引き出せないが、この鳩山なら中国寄りの発言が期待できる、と考えたのでしょう。そして、思惑通り「日本が盗んだと思われても仕方がない」との発言が引き出せた。中国側からすれば、「元総理の発言」として国内向けの宣伝に利用できますから、こんな好ましい発言はありません。

一度でも支持したわが身の愚かさよ

 私は、嘗て、このバカ総理を神輿に担ぐ民主党を、たった一度だけ支持したことがあります。そう、あの『政権交代』の時です。あの当時、自民党政権下で政治は混迷し経済も低迷していました。長期のデフレ不況下にありながら、自民党は、日替わりメニューのごとく、毎年総理が交替していました。消えた年金問題など、国の政策に国民の不満も鬱積していました。国民は、この閉塞状況から脱出するためには、自民党の自浄作用に期待しても無理だ、と判断したんです。その結果、「この際、一度、民主党に任せてみよう」ということになったんです。つまり、あの当時は、「自民党でさえなければよい」と判断した訳です。国民はそこまで追い詰められていたということでもあります。

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 さて、その結果はどうなったか。ご存じのとおり、悲惨なものでした。明けても暮れても、党内の政争・抗争に明け暮れ、「決められない政治」状況が続きました。死にそこなった貧乏神のような輿石幹事長が党内を牛耳り、小沢一郎が党内をかき回しました。能天気な鳩山総理は、重みも裏付けもない言動で、国民をきりきり舞いさせました。「私を総理にしてくれたのは小沢先生です」と公言して憚らない男でもありました。普天間問題はもちろんですが、就任早々、嬉しそうに国連総会に出席して、温暖化対策として日本はCO2を25%削減すると大見えを切りました。しかし、その約束は、何の裏付けも根拠もないものでした。総理が国連で約束したことは国際公約です。約束したなら自己責任です。何が何でも実現する、という意気込み位見せるのが総理というものでしょう。
 菅総理も、宰相の器ではありませんでしたね。国の最高指揮官が東京電力に乗り込んで、社員を前に大声で罵倒するのは、一見、国民受けはしますが、総理の役割ではないでしょう。市民運動家の手法ですね。野田総理も、功を焦るあまり、早々と原発終息宣言をしてしまいました。誰が見ても、終息などしていませんよ。

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 これらのトップリーダーが、あたふたしている間に、党内実力者と言われる小兵どもが、あちこちに参集しては密議を交わし、それぞれに雄叫びをあげる。何というまとまりのない、何という醜悪な集団なのでしょうか。やることなすこと、無責任の極みです。
 その上、民主党を離れてもなお、辞職を宣言した議員職にしがみつき、外国(中国・韓国)メディアにだけはいい恰好をしようとするポッポの鳩山。本当に、こいつは人間の屑、典型的な売国奴だと断じてよいと思います。
 奥様に離縁状を突き付けられた小沢某。放射能が怖くて京都に逃げたという奥様直筆の手紙、面白かったですね~。奥様でなければ書けない裏の顔。小心者だったんですね~。自分の地元は、甚大な被害の出たあの岩手ですよ。その選挙民を抱える党内実力者が放射能が怖くて逃げ回っていたなんて、思わず笑ってしまいました。しかし、鳩山のような傑出した売国奴でないだけまだましですかね。600人ほどの朝貢団を引き連れて、胡錦涛詣でをしただけですもん。売国奴呼ばわりもできないでしょう。みんなみんな、胡錦涛という独裁国家の指導者とツーショットが撮れて、とってもうれしそうだったですもんね~。あんな嬉しそうな顔を見たら、売国奴なんていいにくいですですよね。
       ~ああ、何という志のない政治家たちよ~

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