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八重山日報を応援しよう

八重山日報を応援しよう

購読の動機

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 私は沖縄の「八重山日報」という新聞を購読しています。埼玉県に住んでいて、なぜ沖縄の新聞などとっているのか。理由はただ一つ、八重山日報が沖縄本土の日刊紙として定着するまで、応援しようと思っているからです。
 なぜそんなことをする必要があるのか。それは、今、沖縄の言論空間が極めて危機的な状況になっていると感じるからです。
沖縄には、現在有力2紙があります。全国紙の読売や朝日、毎日、サンケイと言った新聞はありません。本土から直送すると、どうしても時間差が生じ毎朝届けることができないという物理的な制約があるからです。もちろん、朝刊を夕刊と思って読むなら購読は可能です。でも、沖縄の人には、人付き合いを重視する観点から、冠婚葬祭に関する記事は必須、最優先とする習慣があるようです。葬儀に関する情報などは、一刻も早く入手しなければ礼を失するという意識です。このため、沖縄の新聞は、現地で取材し、現地で配達するのがベスト、ということになります。そうなると、全国紙は、時間的に半日遅く、且つ、冠婚葬祭情報に弱い、ということで地元紙には勝てない。こうして、地元紙たる「沖縄タイムス」と「琉球新報」の2紙が沖縄全域を独占するということになっているのです。もちろん、それならそれでもいいんです。公正で中立、不偏不党の地元紙なら何の問題もありません。

刑事被告人を礼賛する地元2紙

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 ところが、この2紙。とんでもないコテコテの左翼新聞なんです。どの程度の左翼新聞なのか。翁長知事と同じレベル、と言えば分かりやすいでしょうか。まるで中国か韓国の新聞かと見まごうばかりの超左翼新聞なんです。東京で言えば、朝日や毎日、それに東京新聞よりももっと左寄り。まるで「赤旗」新聞と同じレベルなんです。
 当然、普天間飛行場の辺野古移設には絶対反対。翁長知事と全く同じスタンスです。先日、反基地闘争で公務執行妨害罪や傷害罪で、現行犯も含め、3回も逮捕された沖縄平和運動センター議長の山城博治を英雄に祭り上げ、彼の逮捕を「不当逮捕」と断じ、恥じない新聞なのです。
 保釈中の彼は、6月15日、わざわざスイスのジュネーブに出向き、国連人権理事会で演説し、沖縄での反基地運動をめぐり「日本政府は市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣した」などと主張したのです。
 自分たちがいかに暴力的な団体で、過激な行動を行っているか、その実態を知らない人からすれば、そのまま素直に受け取る可能性が十分にあります。しかし、彼らの反基地闘争は、もやは一般の暴力団の行為と何ら変わるものではありません。嘘だと思うなら、先ず、彼らの反対運動の実態を動画でご覧ください。

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 このように、自分たちの行動は平和的な抗議というレベルをはるかに超えているのに、人権委員会で市民を弾圧しているだの、大規模な警察力を沖縄に派遣しているだの、とんでもない主張をしているのです。
 これらの動画を見て、警察が誰を弾圧しているというのでしょうか。無抵抗の沖縄防衛施設庁の職員を大勢でこずき回し、眼鏡や帽子をはぎとり、返さない。そのうえ、1人の人間を大勢で取り囲んで体を拘束し罵る。最後には「二度と来るな」と叫んで追い返す。文字通りリンチです。
 本土の警察官が出向いているのは、地元の警察官の場合、基地反対闘争のメンバーが警官の顔写真を撮り、それを拡大して道路などに掲示しさらし者にするため、毅然とした対応ができないからです。家族などへの危害を恐れるからです。しかも、警察のトップは、コテコテの翁長知事です。警官が被害にあっても、知事は見て見ぬふりをするだけでしょう。

▶▶▶こちらの動画もどうぞ

地元の我那覇さんが反論

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 山城被告の演説予定を知った、沖縄在住の我那覇真子さんが、山城被告の演説に先立ち、反論を行いました。山城被告の発言を言いっぱなしにしたのでは、世界に誤解が広まってしまう可能性があるからです。我那覇さんの演説は、僅か1分30秒しかありませんでしたが、山城被告を「暴力的な活動家」と呼んだうえで、「15日に国連の場を悪用しようとしている」と非難しました。更に、「彼は、日本政府が人権と表現の自由を脅かしているとスピーチするでしょう。しかし、それは真実ではありません。それどころか、刑事被告人である彼が日本政府に渡航を許可され、国際組織で話すことが許されているということ自体が、日本では人権と表現の自由が尊重されていることを証明しています。」と明確に述べたのです。これ以上に分かりやすい説明はありません。
 また、我那覇さんは、沖縄の現状について、「地元住民の人権と表現の自由が、外からやってきた基地反対活動家や共産革命主義者、さらには偏向したメディアによって脅かされています。彼らは、自分たちの人権と表現の自由を盾に、考えが反対の人たちの人権と表現の自由を抑圧しているのです。」とスピーチしたのです。正にその通りではありませんか。

狂気の翁長知事

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 沖縄の知事は翁長雄志です。ご存知のように、彼は、元々は自民党員でしたが、九州に在住の中国領事が陰で動き、沖縄の華僑たちを糾合し、「知事にしてやる」との甘言にそそのかしたのです。「知事」の魅力に魅かれ、自民党を離党し、左翼知事として立候補したのです。沖縄では、主要メディアは、沖縄タイムスと琉球日報です。元々この両紙は、中国大好き新聞ですから、翁長雄志を猛烈に支持したのです。中国との連携です。
 以後、彼は普天間飛行場を辺野古に移設する国の方針に徹底的に抵抗し、最高裁まで争ったことは記憶に新しいところです。そして、「最高裁の司法判断が出たらそれに従う」と言っていた言葉すらも翻し、「辺野古基地は絶対作らせない」と述べ、再び行政権を使って移設を阻止すべく実力行使をすると宣言しています。
 さらに、あろうことか、彼はわざわざスイスジュネーブの国連人権理事会に出向いて、次のように演説したのです。「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている。辺野古の状況を世界中から関心をもって見てください。」とか、「沖縄の人々の人権がないがしろにされている」、とまで言っているのです。もはや狂気と言わずして何というのでしょうか。
 中国の首相と会うときには「(国の安全保障について)一自治体の長が触れるわけがない」と言って一切触れないでおきながら、アメリカや国連の人権委員会には、国の制止を振り切ってまで飛んで行き、「自己決定権が侵されている」だの「人権が無視されている」だのと、言いたい放題。これが今の沖縄の現状なのです。
 このように沖縄は、今極めて危険な状況にあります。コテコテの左翼知事の下で、沖縄本島の人々が読む新聞は「沖縄タイムス」と「琉球新報」の2紙しかないのです。毎日、このような新聞を読んでいれば、知らず知らず、頭の中も左に傾いていくのは自然の流れというものです。翁長知事のように、中国が後ろで操っている知事が活動できるのも、このような背景があるからです。

八重山日報の発行を2紙が妨害

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 そこに割って入ったのが八重山日報です。このままでは、沖縄は中国の意のままになってしまう。私がその心配をしている時に読んだのが、仲新城誠氏の著書「翁長知事と沖縄メディア」です。著者は、地元をよく知る八重山日報の編集長です。一瞬、地元新聞の記者が書いているので、またまた偏向記事満載の左翼系の書籍かと疑いました。が、大変な間違いでした。極めて冷静に客観的に沖縄の実情を見ておられることに感服しました。著者の仲新城氏は、沖縄の現状を憂い、何とかしなければという思いからこの本を書かれたのです。
 そして、沖縄本島においても、もっと公正で中立的な新聞が読まれるべきだとの思いから、八重山日報を沖縄本島でも発行することを決意したというんです。
 ところが、いざ発行しようとすると、例によって沖縄タイムスと琉球新報がそれを阻止しようと、あの手この手で妨害活動を展開したのです。新聞取次店が八重山日報を扱おうとすると、これら2紙が、「沖縄タイムスと琉球新報以外を取り扱うのは契約違反だ」とか難癖をつけ、新聞販売店を脅したのです。関係者によると、沖縄タイムスの読者局が4月3日、販売店に「重要なお知らせ」と題した「八重山日報の配達禁止」を通達したのです。2紙しか扱って来なかった販売店からすれば、この通達に反することは死活問題です。
 自分たちは、沖縄には言論の自由がない、などと言いながら、他紙の進出は断固として妨害する。本当に言論機関の風上にも置けない、卑怯な新聞というべきです。

今は本土の協力も必要

 このような状態ですから、暫くは、本土の協力がないと沖縄本島での販売体制は整わないものと見られます。ある程度まとまった発行部数が確保できないと、沖縄本島での継続発行はできないからです。虎の門ニュースなどでも、PRに協力しています。私も、何とか沖縄にもまともな新聞が普及することを願う立場から、わざわざ埼玉県まで戸別配達をお願いしたという次第です。
 本土の皆さんも、沖縄を守るという観点から、1人でも多く八重山日報を購読されることを願っています。

▶▶▶沖縄で20年以上にわたり働いている本土出身、60歳の男性が語る沖縄の現状(「青山繁晴の道すがらエッセイ」より)

◆◆◆ニュース女子(続編)(沖縄の現状)

慶弔欄の充実が必要なのでは

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 毎日きちんと読ませてもらっています。この新聞を読むことにより、毎日のように中国艦船が尖閣諸島に近づき、領海侵犯をしていることなどの情報を得ることができます。おそらく本土の人間で、尖閣が今どうなっているのか、知っている人は多くないと思います。その意味でも貴重な情報源と言えます。
 なお、感想を一つだけ言わせてください。慶弔欄をもっと充実させた方がよいのではないでしょうか。沖縄の人にとっては、慶弔欄こそ必須の情報と思われます。そういう観点から、本誌を眺めると、慶弔欄が少ないように感じるのですがいかがでしょうか。
 私の田舎は栃木県ですが、地元の下野(しもつけ)新聞の慶弔欄は、もっともっと充実していたように思います。紙面の都合かとは思いますが、長期的な観点から、もっと充実するよう検討していただきたいと思います。2紙に比べ、慶弔欄に遜色がなければ、コテコテの左翼新聞よりは、穏健な八重山日報の方がいい、という人が増えてくるのではないでしょうか。
 本土の読者にとって慶弔欄の拡充はメリットがありませんが、支援だと思っているので何の問題もありません。

申し込み方法

 購読料金は、県内と県外では異なります。県内は2160円、県外(国内)は3610円だそうです。私は県外として、自宅まで配達してもらっています。詳しい申し込み方法は、八重山日報の公式ホームページに掲載されています。下記からお入りください。(H29・6・22記)(敬称略)
 
◆◆◆八重山日報公式ホームページは、こちらから

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