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厄介な筋繊維痛症との戦い

厄介な筋繊維痛症との戦い

レディガガで有名になった筋繊維痛症

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 レディガガというアメリカの歌手をご存知でしょうか。本当は、私自身もよく知りませんでした。「奇抜な格好をしている外国人」という程度で、歌手なのか俳優なのかの区別さえつきませんでした。でも、今回、歌手であるということが分かりました。なぜ分かったのか、ネットで調べているうちに、彼女の罹っている病気が「筋繊維痛症」である、ということが分かったからです。彼女はこの病気のため、当分の間、活動を休止するというのです。
 なぜ、高齢の私がネットで、そんなことを検索したのか。実は、妻がどうやらこの病気に罹ったらしく、全身に痛みを感じ、日々の生活にも難渋するようになったからです。
 この筋繊維痛症という病気、結構厄介な病気です。全身に激しい痛みを生じるんです。もっとも、痛みは、本人にしか分かりませんから、傍から見ている限りは、本人がどの程度の痛みを感じているのかは、全く分かりません。
 でも、この病気、本人にとっては、大変つらい病気のようで、どこがというのではなく、体中が痛いんというんですから、本当に始末の悪い病気です。特に痛みの感じる部分は、右横になれば、右横が痛くなる。左横になれば、左横が痛くなる。仰向けになれば、背中のすべてが痛くなる。もちろん足も含めてです。うつ伏せになれば、前面が痛くなる、というんですから、これ以上に始末の悪い病気はありません。
 日本リウマチ財団のホームページによると、米国では人口の約2%に線維筋痛症がみられるとされており、日本でも患者数は約200万人と推計されているというんですね。全国に200万人もの患者がいるなんて、本当に驚きです。でも、これまで、そんなことが社会的に問題になったことなど、ついぞ聞いたことがありませんでした。
 いずれにしろこの線維筋痛症という病気、原因は未だ不明で、主に30代後半~40代前半の女性に発症することが多いようです。気圧、気温、光、音などあらゆる外的刺激を痛みとして感じるため、進行すると外出が苦痛になるなど、社会生活が困難になると言われています。
 この病気の厄介なところは、血液や画像の検査をしても、とくに異常は見つからない、というところにあります。

一般病院で受診

 妻がこの病気に罹ってから、先ず、一般病院に赴きました。全身が痛いということで、とりあえず、大きな病院の方が良かろうと思い、地元では大きな病院の整形外科で受診してもらうことにしました。受付で相談したところ、整形外科が良いのではないかとアドバイスを受けたからです。

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 事前に問診票みたいな用紙に記入を求められ、痛む箇所を明示せよということなので、妻は、ほぼ全身の部位に丸印をつけたんです。
 その後、1時間ほど待って、初の診察が始まりました。心配なので、私も一緒に診察室に入り、説明を聞くことにしました。
 ところが、担当の先生、「どうしましたか」はいいんですが、妻が症状を訴えると、問診票を見て、「こんなに丸が多くちゃ、どこを検査すればいいか分からないじゃないですか。レントゲンを撮らなくちゃいけないから、主にどこが痛いのかを言ってください」と言うではありませんか。
 レントゲンを撮るために箇所を絞れとは何事か、と私はムッとしましたが、最初から喧嘩をしてもいけません。ぐっとこらえました。優れた医者ならば、全身が痛い?それならこういう病気が考えられるな・・、と思うはずです。それなのに、特に痛い箇所はどこか、レントゲンを撮る場所を絞れとは、何事でしょう。私は、この時点で、この担当医師は、能力の低い医師だと直感しました。
 それでも妻は、何カ所かに絞れと言われたので、已む無く腰とか肩とかに絞ってレントゲンを撮ってもらうことにしました。

背骨に原因がある

 レントゲン撮影も終わり、再度、診察ということになりました。担当医は、画像を見て、「すこし背骨がずれていますね。痛み止めの薬を飲んでしばらく様子をみてみることにしましょう。」と言うんです。そう言われれば、患者としては、従うしかありません。薬は、痛み止めのほか、もう1種類の薬をもらっていました。痛み止めの薬は「リリカ」という名でした。通称かもしれません。
 妻は、この薬を飲めば、夜寝られるというので、寝る前にこの薬を飲んで寝るようになりました。夜寝られないのは、大変な苦痛ですから、これだけは有難かったと言ってもよいでしょう。薬をもらう前は、痛みのため、夜ほとんど寝られかったんです。
 以来、毎月1回、この薬をもらうために通院していました。が、症状が良くなる方向に向っているという実感はありませんでした。この薬をいつまで飲み続ければよいのだろうか。また、飲み続ければ回復するのだろうか、という不安は続いていたのです。
 そして、何度目かの診察の時に、妻が「この病気はどうすれば治るんでしょうか」と訊いたときに、担当医は、即座に「手術しなければ治りません」と断定したというんです。その頃には、私は一緒に診察室には入らなくなっていました。毎回同じことの繰り返しだからです。手術するといっても、一般的に「背骨の手術」は、失敗例や成功しても歩行に支障をきたすなど深刻な後遺障害の例も少なくない、と聞いていたので、俄かに賛成する気持ちにはなれなかったのです。まして70歳過ぎの高齢です。決断もつかないまま、このような中途半端な状態が1年近くも続いていたのです。

針灸やマッサージも

 この1年近く、私は、妻の体を気遣い、朝、寝起きと就寝時にマッサージをしてやりました。マッサージをすると、気分的にずいぶん楽になるというからです。
 また、針灸も効果があるのではないかと、近くの鍼灸医の下に何度か通ったこともあります。しかし、余り効果はありませんでした。お灸は、この時に鍼灸師の方から教えてもらい、自宅で毎日灸を施しましたが、これも目に見えるような効果はありませんでした。
 ネットで検索すると、この病気は、何年もかかる病気で、しかも、全快することはほとんどない、というような記事も読み、暗い気持ちになり、次第に諦めの気持ちの方が強くなっていました。

妻のコーラス仲間から整骨院の情報

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 そんな折、昔、妻がコーラスをしていた頃、親しくしていた女性の仲間から食事会に誘われ、出掛けて行きました。その折に、病状を話したところ、一人の友人から、よい整骨医を知っているので行ってみたらどうかとの紹介を受けたのです。
 その整骨医は、その友人が実際に通っているところで、腕のよい評判の医師だというんです。私は、その話を聞いたときに、西洋医学の医師は、気位ばかり高くて患者の話を親身になって聞こうとしない。それに対して、東洋医学の医師は、親身になって話を聞いてくれる。それだけでもよいではないか。勧めてくれる人がいるなら、騙されたと思って行ってみよう、ということになったんです。
 初めての受診ということで、電話で予約をし、その友人も紹介者として同行してくれました。私も一緒に話を聞こうと思ったんですが、小さな個人の家が病院になっており、待合室といっても、二人座ったらもう立っているしかない。それなのに、来訪者が多く、とても一緒に聞くことができるような状況ではありません。已む無く、外で時間つぶしをして待つことにしました。
 その間、約2時間。出てきた時に話を聞くと、初診ということもあり、1時間以上も丁寧に診てくれたというんです。診療方法は、頭や肩、足などを軽くそっと触れる程度で、こんなやさしいやりかたで本当に治るのかと不安になったというんです。
 でも、その日、帰宅した時に、妻が言うには、「今までと全く違う!」というんです。つまり、体調が嘘のように良いと言うんです。私は???の状態で聞きましたが、効果のほどは、本人にしか分かりません。本人が「全く違う」というなら、効果はあったということになります。
 それなら暫く通ってみることにしよう、ということで、毎回訪問時に次回の予約をし、毎週定期的に通うことにしました。東北自動車道に乗って通いましたが、片道40分程度ですから、それほどの負担ではありません。毎回、診療は30分から1時間程度、結構長時間診てくれました。診療費は、驚くほど安く、初診こそ3,000円ほどかかりましたが、2回目以降は毎回、500円から1,000円の間でした。1時間近く診てもらって1,000円もかからないなんて、「嘘だろう」という感じでした。

ほぼ全快しました

 その結果、どうなったか。本人の状態は、みるみる改善していきました。通い始めて約2ヶ月が経過したころ、先生から「もう来なくてもよい」と言われたのです。本人も、痛みの症状はほぼ消えていましたから、納得感がありました。
 あれほど悩み苦しんだ痛みから、ついに抜け出すことができたのは、本当にラッキーだったと思います。紹介していただいた友人には心から感謝したいと思います。
 人との付き合いは、本当に大事です。私たちも、ヨガ教室を主宰していますが、生徒優先のため、私たちはほとんどヨガをすることができない状態が続いていました。そのため、体が硬くなり、病気の誘因になったのかもしれません。
 それにしても今思うことは、このような全身病とも言うべき難しい病気の場合、どういう診療が適切なのか、専門医の選定に困ることが多いと思います。
 私は西洋医学の医者は、余り信用していません。なぜなら彼らは、診察時に殆ど患者の顔を見ません。ひたすらパソコンのモニター画面とにらめっこなのです。診察のイロハは、先ず本人の顔色を見ながら、症状をきちんと聞いたうえで、脈を診たり、聴診器で胸を診たりすることが基本であるはずです。患者の顔色、声、起居動作のすべてを観察し、患者の訴えている症状から、この患者の病気は何なのかを診断するのが医者の仕事です。
 それなのにろくに患者の顔も見ようともせず、問診票で痛いところに〇をつけると、「こんなに多いんじゃ」なんて怒る。そんなのが医師免許を持っていること自体が不思議というものです。

西洋医学を信じなくなった理由

 私は、20歳代の頃に、腰痛を患いました。ジンジンとした疼きは耐えがたいものがありました。その時、近くの大学病院で診察をしてもらったところ、骨の一部が飛び出しているというんです。普通は、骨と骨の間の軟骨が飛び出す椎間板ヘルニアという現象が多いんですが、私の場合は、骨そのものが飛び出しているので、手術以外に治る術はない、というんです。
 20代で背骨の手術と言われても困ります。次善の策として、コルセットを巻くことにしました。先生曰く、「このコルセットは、風呂に入るとき以外は24時間常時着用して下さい」と言うんです。寝る時も着用せよというんです。一応、それに従おうとしましたが、実際にやってみると、とてもつらい。机に向かう仕事が中心ですが、コルセットが邪魔で筆記すら満足にできない。ですから、こっそり緩めて仕事をしていました。寝る時も、さぼっていました。こんなものを着用したまま寝るなんて、とてもできなかったのです。
 大いに悩んだ末、「もうこんなもの一切捨ててしまおう」と決心し、職場の山の会に入会し、山登りを始めたんです。先生から見れば、自殺行為だったかもしれません。
 しかし、腰のことを気にしないようにし、楽しいことだけを考えるようにしていたら、いつの間にか腰痛そのものが全く気にならなくなってしまったのです。富士山をはじめ、登りやすい山をいくつか登っているうちに、筋肉もついてきたのかもしれません。今思えば、あの時、大学病院の先生の指示に従っていたら、全身の筋肉は弱くなり、歩くことさえ困難になっていた思います。筋肉は、使わなければ弱くなる。それが道理というものです。それを強要するのが西洋医学だというなら、私はそんなものは信じません。
 今回の妻の病気も、西洋医学の先生ではなく、東洋医学の先生によって治してもらったものです。

30年近く健康診断、人間ドッグを拒否

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 前述したように、私は西洋医学というものに強い不信感を持っています。近藤誠さんの「患者よがんと闘うな」という著書に影響された面もあります。
 国の基準によれば、放射線によって受けてもよい被曝量は、年間(!)1ミリシーベルトと定められています。福島原発で働いている労働者も、年間被曝量が1ミリシーベルトに達した場合は、現場から離脱しなければなりません。
 それなのに、胃のレントゲン検査で受ける被曝量は1回1ミリシーベルトです。その検査を縦から横から、更にベッドの逆方向に向けて撮影するなど、1回の検査で7~10枚くらいは撮っていたはずです。当時は、被曝によるシーベルトの限界値の知識など知る由もありませんでしたが、こんなにバンバンレントゲン撮影をしてもよいものだろうかと、漠然とした疑問をもっていました。
 そういう時に近藤先生の著書に出会い、共感したのです。そのため、健康診断はもちろんのこと、人間ドックもここ27年間、一度も受けたことがありません。一度も受診せず、今年9月、晴れて後期高齢者になるのです。
 その間、病気らしい病気をしたことがありません。もちろん、入退院もありません。5年に一回くらいは風邪をひきますが、風邪を引いたら、一切薬は飲まず、咳、熱、悪寒、すべてじっくりと経験します。免疫をつけるためです。対策は安静にして寝るだけです。もちろん、咳止めなど、薬物は一切使いません。
 今は毎日晩酌を楽しみ、週に一回は居酒屋に行き、カラオケを歌います。もうこれだけで、寿命が延びるような気がします。妻も、痛みから解放され、今では毎週、居酒屋とカラオケを付き合ってくれます。
 毎年、定期的に健康診断、人間ドッグを受け、バンバンレントゲン撮影しながら健康を確認している方々と、今の私、本当はどちらが健康に良いことなのか、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。

科学者武田邦彦先生も同様の経験を

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 私が、いや、妻が経験した今回の一連の経験について、科学者の武田邦彦先生も、似たような経験をお持ちのようです。私の話よりも、はるかに説得力がありますので、是非一度先生の話をじっくりお聞きください。

▶▶▶科学者、武田邦彦先生の腰痛の話は→こちらから「全く違う腰痛で外科と整体に行った驚愕の結果!!』
(医学界の邪魔によるものかどうか分かりませんが、映像が見られなくことがあります。その時は、キーワードとして、「武田邦彦 腰痛」と入力して検索して下さい。)

 

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