時事寸評 書評コーナー

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大人の芸人、志村けん死す

大人の芸人、志村けん死す

またひとり昭和が消えました

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 人気お笑いタレントの志村けんが亡くなりました。このニュースを聴いたときは、本当に「寂しい」という気持ちになりました。ああ、大人の笑いのできる、いや作れる芸人がまたひとり亡くなったな~というのが率直な感想です。
 私は、最近のテレビのお笑い番組をほとんど見ません。いや、まったくと言ってよいほど見ません。芸のない、文字通り無芸の芸能人が集まって馬鹿笑いをしているだけだからです。ところが、志村けんが出てくると、何となく、見てしまうんです。何となくというより、わざわざ録画をしてまで見ています。
 志村けんの面白さというのは、例えば、こんなシーンです。
■→志村&西田敏行のおもしろコント

 盆暮など休みの時、訪ねてきた息子の嫁さんが、私の録画リストを見て、「お父(義父)さんは、こんな(お下品な?)もの見てるんですか~?」なんて、びっくりした顔をしてましたが、面白いものは面白いんです。

大人が笑える芸人だった

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 嘗ての芸人で面白いと思った人は、堺正章の父である堺駿二、それに駅前シリーズ、社長シリーズで名を馳せた森繁久彌なんかが秀逸でした。最近は、こういう深みのある、思わず笑ってしまう芸人が少なくなったような気がします。
 志村けんは、「8時だよ!全員集合」で有名になったと思います。私も、若かりし頃よく見ました。テレビが社会に定着し始めた時期でしたから、テレビそのものが新鮮だったということもあるでしょう。ただ、この番組、若かったころとはいえ、「かなりドタバタ番組」だな、という印象は今でも残っています。
 志村けんの番組では、この全員集合シリーズよりも、後年になってからの「バカ殿様」や「変なおじさん」「ひとみばあさん」などのほうが、面白いと思います。
 いずれにしろ、自分の生きた同時代人が亡くなっていくのは、本当に寂しいものです。本名は志村康徳(しむら・やすのり)、3月29日、午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、都内の病院で亡くなりました。70歳、独身でした。心からご冥福をお祈りします。(文中:敬称略)(R2・3・31記)

バカ殿様(由紀さおり)年齢詐称
(接続不可になったときは、「志村けん バカ殿」で検索してください)
【芸者コント】柄本明&志村けん
研ナオコ, 芸者遊び

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