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北京オリンピックは観てません

北京オリンピックは観てません

オリンピックに興味なし

韓国

 北京で開催中の冬季オリンピック、参加した選手たちには本当に申し訳ありませんが、全く観ていません。興味がもてないのです。
 本来なら、オリンピックは、4年に一度の世界的イベント、平和の祭典です。ですから、手に汗握って観戦すべきものです。私の幼少期、1956年にメルボルンでオリンピックが開催されたことがありました。当時は、テレビもなく、宇宙中継もない。ですからラジオから流れる実況中継に耳を澄まして聞き入ったものです。そのラジオ放送、音量が大きくなったり小さくなったり、文字通り寄せては返す大波のような放送でした。それでも何とか聞き逃すまいと必死に耳をそばだてて聴いたものです。その後も、多くのオリンピックが開かれ、その都度興味深く観ていました。
 でも、その後、オリンピックはクーベルタン男爵の高邁な理想から離れ、次第に商業主義に流されるようになり、政治にも翻弄されるようになりました。ドイツのヒットラーによる政治利用がその典型です。今回の北京オリンピックについても、さまざまな理由から全く興味がもてないのです。

バッハ会長も中国の演出に加担

バッハ

 最大の理由は、この北京オリンピックが、中国政府の集金平、いや、習近平の政治宣伝の場に利用されていることが余りにも見え見えだからです。大会が始まる前、バッハIOC会長が自国ドイツにいるときにテニス選手の彭帥さんとリモートで会談をしたという静止画像がマスコミに流されました。
 その後、バッハ会長が北京入りし、再度、同選手と会食していたなんてニュースも流されました。周知のとおり、彭帥さんは、中国共産党元高官から性被害を受けたとしてSNS上で告発後、一時消息不明となった人物です。告発直後に行方不明になったということで、世界の人達が知るところとなりました。
 中国という国は、問題にならなければそのまま闇に葬り、世界中の知るところになれば、「本人は元気だ」なんて茶番の演出を、臆面もなくする国です。そのやり方は、ウイグル問題で周知のことです。ジェノサイドを実行中であるにもかかわらず、ウイグル人の家族を登場させ、「毎日楽しくやっている、お前も政府に協力しなさい」なんていう白々しい映像を臆面もなく出す国です。
 中国は今回も「私は自由です」という茶番劇を、バッハ会長を巻き込むことによって、実行したのです。彭帥さんはテニスの選手であって、今回の冬季オリンピックには何の関係もありません。そのうえ今まさに人権弾圧が問題になっているその最中に、IOC会長がその人物とわざわざ会見したり、食事をしたりする理由が一体どこにあるというのでしょうか。
 中国側のこのような演出は典型的な茶番であり、バッハ会長にその政治的意図を見抜けないはずはありません。つまり、バッハ会長は中国の意図を十分に知っていたはずです。知っていながら人権弾圧・ジェノサイド国家の片棒を担いだのです。彼のこの日和見的な、人権に背を向けた行動は、WHOのテドロス議長の顔と完全に二重写しになり、本当に不快です。

ウイグル人女性を最終ランナーにする茶番

画像の説明

 私は開会式を観ていませんが、ニュース報道によると、聖火の最終ランナーにウイグル人女性を起用したとのことです。これこそ筋金入りの茶番です。ウイグル人を弾圧し数百万人単位で強制収容所に隔離し、女性にも男性にも強制的に避妊手術を施し、そのうえ健康な人間の臓器まで取り出し売買の対象にしていることは、広く知られています。「新鮮な臓器」を速やかに提供できることをうたい文句に、商売をしているのです。そのことはAFPの報道などで広く知られています。
 英国ロンドンに拠点を置く「中国法廷」の報道でも、「臓器の強制的な摘出が長年にわたり中国全土で行われており、その主な犠牲者は気功集団である法輪功だ」とする報告書が発表されています。
 この事実は、海外に逃れた医師や元収容者などからも、多くの証言が得られています。つまり、中国はウイグル人に対し、今現在も民族浄化、ジェノサイドを実行中なのです。
 このような実態は、空撮によっても明らかにされています。強制収容所とみられる施設の状況を空から確認することができるのです。中国政府は、多くの国から非難の声が高まると、収容者を全国に分散させるという隠蔽工作も始めました。収容者を後ろ手に縛り、目隠し用マスクをして中国各地に移動させている状況などが、空撮により明らかにされたのです。

移送中

 その状況はイギリスBBCによって放送されました。BBCは在英国中国大使に対して、この写真を示し「これは一体何をしているのか説明してほしい」と迫りました。当然、中国大使は、「私は全く知らない」と突っぱねましたが、事実は隠しようもありません。軍艦島報道でニセの報道番組を作り、取り消しも謝罪もしないNHKには、このBBCの断固とした報道姿勢を見習ってほしいものです。
 このような非人道国家、ジェノサイド国家が、最終ランナーにウイグル人女性を起用した?冗談ではありません。このような茶番劇を世界の人々が信じるとでも思っているのでしょうか。集金平、いや習近平の頭脳がいかに幼稚なものであるかが、これらの事実だけでも分かろうというものです。

中国アプリのインストールを強要

 監視国家中国は、入国時に、個人のスマホに中国指定の情報アプリをインストールすることを求めています。中国政府が求めている、ということは「求めに応じなければ入国させない」、つまり、強制ということです。
 中国は、国中に無数の監視カメラを設置し、国民のすべての行動を監視している超監視大国です。その監視大国が、外国選手が入国する際に、国が指定するアプリをインストールすることを求めているのです。
 建前上は、コロナに関するデータを蒐集するとかクラスターが発生した場合の措置だとか、各種連絡情報を通知するためとか、さまざまな理屈をつけているのでしょう。しかし、このような中国アプリは一旦インストールしてしまうと、そのスマホに保存されているすべてのデータは抜き取られてしまう、というのは専門家の間では常識です。そしてそのようなアプリは、帰国後に削除しても、完全に消去することはできない、ということも専門家の間では常識とされています。
 この中国製アプリは、ファイザーやモデルナのmRNワクチンと性質が非常によく似ています。これらのmRNワクチンは現段階では治験段階のものですが、極めて緊急性が高いということで臨時的に承認されたものです。このため個人の持っている自然免疫力への影響や将来への影響などは十分に分かっていません。
 この中国製アプリも今後、どのような悪影響を及ぼすことになるのか、実際には分かっていません。少なくとも、一旦インストールしてしまえば、さまざまな情報が中国当局に抜き取られるということは覚悟する必要があるでしょう。
 このような超監視国家が、オリンピックを開催すること自体、本来は許されないことなのです。つまり、中国には、オリンピックを開催する資格など全くないのです。

肛門検査も強要か

 今は武漢ウイルスの最終形としてのオミクロン株が大流行しています。大流行と言っても、コロナの特性で「感染力こそ強いものの、毒性は弱毒化」しています。しかし、オリンピックの成功を最重要な政治課題としている習近平政権は、オミクロン株の封じ込めに躍起になっています。このため、国内はもとより、外国からの入国者にも厳しい制限を課しています。とりわけ強烈なのが、入国者のすべてに「肛門検査」を強いていることです。フランス人女性はこの検査を、余りにも侮辱的だとして拒否し、入国せずに帰国してしまったなんてニュースもありました。
 この肛門検査、日本ではニュースとして伝えられていません。マスコミお得意の「中国への忖度」のためでしょうか。しかし、実際には、全員が検査を受けているはずです。私がその立場だったら、フランス人女性と同様に、検査を拒否して帰国していたでしょう。こんな野蛮なことをする国になど入りたくもない、と。しかし、そのようなニュースが流れないのは、報道の自主規制と、選手たちの「これまでの努力を無にしたくない」というプロ意識のせいでしょうか。

ドーピング違反のロシア首脳を招待

ワリエワ

 ロシアは、WADA(世界反ドーピング機構)によって、組織的不正を行っていたと認定され、4年間、主な国際大会への参加を禁止されていました。その後スポーツ仲裁裁判所によって2022年12月16日までの2年間に短縮されましたが、ロシア選手は、本来、身の潔白を証明しない限り北京オリンピックにも出場できないのです。
 ロシアの女子フィギアのワリエワ選手も出場したのですが、彼女は女子団体で金メダルを獲得したのです。「個人として」の参加が認められているにすぎないのに、ロシアという団体が優勝するというのは大きな矛盾です。
 しかもです。ワリエワ選手の検体から禁止薬物トリメタジジンが検出されたというのです。通常なら2年から4年資格停止処分となりうる薬物です。彼女は「祖父とコップを共有しているのでその影響だと思う」とか「祖父の薬を誤って飲んでしまった」とか言っているようです。文字通り子供だましの弁明です。そんな言い訳が通るなら、ドーピング検査など不要です。余りにも甘い対応と言わざるを得ません。普通なら「ジサマの薬を間違って飲むバカがいるか!顔を洗って出直してこい」で終わる話です。
 そのうえ、中国はプーチン大統領を最大級の賛辞をもって迎えました。本来、優勝しても国歌も国旗の掲揚も許されない国の大統領を、最大の賓客としてもてなすこの主催国の対応、またそれを許容するIOCという組織の在り様。友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献することを目的とするオリンピック精神は一体どこに行ってしまったのでしょうか。現在のオリンピックは、強欲と強権、金の力、すなわち資本力が支配する商業主義へと完全に変質してしまったのです。 

高梨沙羅選手の失格にも大きな疑問

高梨1

 高梨沙羅選手がジャンプ後に失格になった件も、不快な印象があります。世界各地で実績を積んでいる高梨選手が、スーツで失格するなどあり得ない話です。ドイツやノルウエーの選手も失格したようですが、今回のスーツの測定では、普通は女子選手のスーツの検査は女性が行うそうですが、今回は突然男性が行ったとのこと。
 この件は中国選手が繰り上がったわけではありませんが、長野オリンピックだったでしょうか、日本選手が表彰台を独占すると、突然、規約変更がなされました。スキー板の長さは、選手の身長に合わせなければならないという変更です。つまり、身長の低い日本選手は短いスキー板で跳べ、というわけです。人種差別とも言うべきルール変更です。
 ま、本件については中国政府の政治的嫌がらせではない、と理解しておきましょう。

人権弾圧、ジェノサイド国家に五輪開催の資格はない

画像の説明

 繰り返しますが、中国という国家は、共産主義の独裁国家です。チベット、ウイグル、内モンゴルという国家を占領し、我がものとしました。近くは香港において、英国と中国が結んだ合意文書を無視しました。「一国二制度」として「従来の資本主義体制や生活様式を50年間維持する」と明記されていたのに、突如、この合意を破棄したのです。「約束は破るためにする」という無法国家、中国式伝統に基づく行為です。
 そして今、今度は、台湾や尖閣諸島に対しても侵略の意図を隠していません。そのほか、インドとの間でも国境紛争を起こし、ネパールやブータンに対しても、得意のサラミ戦法を駆使し、領土をかすめ取る動きを示しています。
 このような無法国家が平和の祭典であるオリンピックを開催し、明々白々の茶番にIOC会長が協力する。全く信じられません。
 よって、私は、北京オリンピックは全く観ていないのです。日本選手の活躍はニュースという形で情報を得ていますが、実況中継を見ることは一切ありません。このような非人道的な独裁・侵略国家の茶番は見飽きているからです。中国は、ジェノサイドなど一切ないと否定しています。ならばそれを証明することは簡単です。海外メディアに一切の制限を設けず、自由に取材させる。たったそれだけで身の潔白を証明できるのです。しかし、今後もそのような行為で、身の潔白を証明することは一切ないでしょう。(R4・2・15記)


<追記>

◎なぜ国歌を流さないのか??
私はニュースなどで結果を知るだけですが、受賞者に対するインタビューなどは流すものの、表彰式で国歌を演奏する場面を一度も見ていません。左翼思想に染まったマスコミの意図を感じます。そこで、その場面をネットで探してみました。
▶▶▶こちらからどうぞ→高木美保選手の金メダル授与式と国歌演奏

◎上の高木美保選手の表彰式の画像は削除されてしまいましたので、代わりに内村航平選手の表彰式での画像を貼っておきます。→内村航平表彰式
◎ラグビーワールドカップ時の日本国歌→国歌斉唱
ソプラノ歌手 野々村彩乃さん国歌独唱
鶫真衣さんによる国歌独唱

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