時事寸評 書評コーナー

welcome to shimada's homepage

calendar ブログ/2017.06

Top / ブログ / 2017.06

<< 2017.6 >>
[ブログ]
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

2017/6/16 (金)

浜松に行ってきました

日帰り旅行

画像の説明

 義母は、今年102歳になります。99歳の時に白寿の祝いをしましたが、その時以来、会っていませんでした。妻が、「年齢的みて、もう最後だろうから、一度は会っておきたい」と言うので、出かけることにしたんです。
 当初は、一泊を予定しましたが、結局、日帰りにしました。義兄があばら骨を3本も骨折してしまったということと、同時期に胃がんの手術もしたため、日延べをしてほしいという事だったんです。延び延びになっていたため、日程調整がうまくいかず、宿の予約ができなかったんです。日帰りなら、先方からOKが出た時に、すぐに出かければよい。でも、宿の予約は間に合わない、というわけです。

現役時代の義兄はモテモテボーイ

 というわけで、先方の病状回復を待って、出かけることにしたんです。10時03分の新幹線ひかりに乗り、11時36分に到着しました。駅前に義兄が出迎えてくれました。
 一回り体が小さくなったようで、出迎え人の中から探すのが大変なくらいでした。体が小さく見えたのは、肋骨を折ったこと、胃がんの手術をしたことなどが原因かもしれません。

画像の説明

 この義兄、現役の頃はヤマハに勤務し、アーチェリーでアジア大会に出場するほどの腕前でした。現在の美智子皇后が妃殿下であられた頃、サーヤちゃんと一緒にヤマハを訪問した折に、アーチェリーの指導をしている写真が居間に飾ってありました。今も空き家になった大阪の家に飾ってあるはずです。
 この義兄、若いころ、大変なハンサムボーイで、学生時代は相当なモテモテボーイだったそうです。私と同じです(願望です。人間、歳をとれば、みんな同じように穢くショボクレてしまうんです。)。そのため、ヤマハの受付嬢だった女性と結婚したというわけです。妻は当時のことを懐かしんで、「でも、今は随分ショボクレてしまったわね~」なんて嘆いていました。
 この義兄、私よりひとつ年上ですから、、今年の誕生日で75歳になったはずです。75歳になったというのに、一番上の写真でご覧のように、髪は黒々。全く染めていないんだそうです。私の妻も、今年、70歳ですが、一度も染めたことがありません。ところどころ白いものが混じりますが、全体的には黒く見えます。髪の毛の色は、やはり遺伝の要素が強いのかもしれません。
 私は、50歳の頃から染めていました。苦労が身に染みていたんですね。でも、今は一切、染めていません。今更モテルることなどありえないから、諦めの境地です。

浜松はうなぎ

画像の説明

 浜松と言えば、文句なしに「うなぎ」です。昭和のよき時代、鰻の養殖場があちこちにありました。新幹線からもよく見えました。でも、今は、全くと言ってよいほどに養鰻業の姿はありません。韓国や台湾にお株を奪われてしまったんです。ですから、浜松で食べる鰻は、浜松産ではなく台湾産、韓国産と言っても過言ではありません。
 それでも「浜松=うなぎ」というイメージは、強烈に残っています。ですから浜松産はないのに、鰻の看板の店が浜松駅周辺には沢山残っています。私たちも、イメージだけでもいいので、鰻が食いたい。
 「鰻が食いたい」イメージを体中から発散していたところ、それを察した義兄が「鰻でも食べようか」なんて言うんです。我々二人、深~くうなずき、「ニコニコ」愛想笑いをして、絶賛の表情を浮かべていました。
 早速、義兄の案内で駅前の専門店に入りました。鰻なんて食べたの、何年ぶりでしょうか。多分、5年以上は食べていないと思います。いえ、スーパーで買ってきた一尾千円程度のお手軽うなぎを自宅で食べたことはありますよ。こういうきちんとした店構えのところで食べたのは、5年以上ない、と言うことです。

百歳越えでも元気でした

画像の説明

 駅前から車で自宅まで送ってもらいました。この家で、義母と対面するのは初めてです。白寿の祝いは、温泉ホテルを借りて宴会形式で行ったからです。
 久し振りに見る義母ですが、百歳を2年も越したというのに、いまでも元気です。
 今は健康診断や人間ドッグなんていうものも全く行かないそうです。足腰も丈夫で、1人で散歩にも行けるそうですが、念のため、義兄が同伴しているそうです。補聴器なしで耳も聞こえます。医者にも行かないというんです。文字通り、健康で長生き、「健康長寿」の見本です。
 若い頃、義母は旦那さんの母、つまり姑の世話を長い間していたことがあり、その頃の献身が「お返し」として彼女に戻ってきているのかもしれません。他人のために尽くした人には、その功徳でお返しが来ると言いますからね。
 写真は、妻が義母の伸びた爪を切ってあげているところです。最後の親孝行となるかも知れません。

 

a:385 t:1 y:0



パーマリンク

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional