トランプの「世の中には男と女しかいない」発言は不当か
トランプの「世の中には男と女しかいない」発言は不当か
有言実行のトランプ大統領
最近のニュースを見ると、トランプ大統領に振り回されている、としか言いようがないほどに、世の中はトランプ大統領をめぐるニュースで溢れています。中でもトランプの発言の迫力・実行力はすさまじいものがあります。

カナダをアメリカの51番目の州にするだの、パナマ運河をパナマから取り戻すだの、グリーンランドをアメリカのものにするだの、ガザ地区の住民を国外に退去させ、アメリカがガザを復興させるだのと、いやはやその発言のスケールの大きさ、大胆さは、世界の指導者をも驚嘆させるに十分でしょう。余りに非常識な、と思いつつも、トランプ大統領の発言はどこか憎めないところがあります。
それはトランプの発言は、世界ナンバーワン国家の大統領の発言であり、軽んじるわけにはいかないからです。しかも、彼は、毎日のように大統領令にせっせとサインする、実行力抜群、有言即実行の政治家です。世界の指導者はもちろん、我々一般民間人も、興味津々とならざるを得ないのです。
「男と女しかいない」はよく言った!

トランプの発言の中に「世の中には男と女しかいない」というものがあります。私は「よく言った」と快哉を叫びました。言いにくいことを率直に表現したからです。今の世の中、トランスジェンダーとやらの人権を尊重するあまり、男だか女だか分からないような人種が跋扈し、逆に、普通の男や女が肩身の狭い思いをしているように思えて仕方がありません。
そもそも出産時に、助産師は「男(又は女)のお子さんです、おめでとうございます」と言います。決して「男だか女だか分からない子が生まれました。おめでとうございます」とは言わないでしょう。必ず男女どちらかの性を言うはずです。成長するに従い、「心が」逆転することもあるでしょうが、「心」を中心に判断したら、世の中滅茶苦茶になります。男の体のまま女子トイレやお風呂に入ってきたら、多くの女性は困るはずです。また「心」が女だと称する男が陸上競技や柔道、レスリング、ボクシングなどに出てきたら困るでしょう。現に、オリンピック委員会ではこのような事態にどう対応すべきか困っているようです。そのためトランプは、そんなことで悩む必要はない、「世の中には男と女しかいない」と断言したのです。
同性愛者などはご勝手に

世の中には、同性愛者や心が体と異なる人もいます。しかし、そのような人たちも、私たちの社会はおおらかに受け入れてきました。そのことはテレビなどを見れば明らかです。マツコ・デラックスを始め、多くのトランスジェンダーの人たちが活躍しているではありませんか。氷川きよしもいつの間にやらすっかり女性に変身してしまったようです。でも、しっかりテレビに出演し活躍しています。
織田信長の小姓を務めた森蘭丸が、信長の寵愛を受けていたという話は有名です。それほどに日本は、昔から性に寛容な国なのです。
ですから、トランプが「世界には男と女しかいない」と断言したのは、決して間違いではないのです。わざわざ法律を作ってこの問題を際立たせるべきではありません。ましてや学校教育において、成長段階の子供たちに、この問題を教育するなどというのは、行き過ぎだと思います。「ご勝手に」で済む話なのです。
多くの日本人は、トランプの発言を小気味よい、と前向きに評価したのではないでしょうか。(R7・2・13記)
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