時事寸評 書評コーナー

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今は免疫力強化運動こそ必要です

今は免疫力強化運動こそ必要です

日本国中コロナ疲れ

コロナつかれる

 5月7日、菅義偉首相が記者会見を行い、5月11までの緊急事態宣言が、31日まで延長されることになりました。日本国中、「もういい加減にしてくれ」というため息、怨嗟の声が聞こえてきそうです。それなのに、小池都知事は、これに追い打ちをかけるように、飲食店に対して酒を出すな、夜8時以降は電気も消せ、美術館や博物館も休館にせよだのと、次から次へと行動規制を求めてきます。
 私たちは、既に昨年2月からさまざまな規制に服してきました。最初の数カ月は、この武漢ウイルスの正体が分からないうえに、ダイヤモンド・プリンセス号などの混乱も加わりましたから、やむを得ない措置と考えていました。
 しかし、今は、この新型コロナ騒動が発生してからすでに1年5カ月です。1年半近くも経過してなお、医療施設が逼迫しているだの、三蜜を回避せよ、酒を出すな、消灯せよなどというのはどう考えてもおかしい。しかも、なぜそれが必要なのか、実績に基づく具体的なデータを全く示さない。
 私自身は、昨年3月くらいから、世界の統計なども見ていたので、その対比で、日本人にとって恐れるに足らないウイルスであるという認識がありました。ですから、怖がるということは全くありませんでした。客観的なデータが、それを明確に示していたからです。

超過死亡数はマイナスで世界最優秀

 そうした中、先般、ウオールストリート・ジャーナルが、裏付けとなる次のようなデータを公表しました。2020年の超過死亡者数に関するデータです。このデータをじっくりご覧ください。

世界の感染状況
                
 超過死亡者数とは、例年の死亡数をもとに推定される死亡数(予測死亡数)と実際の死亡数(観測死亡数)の差を示すものです。これがプラスなら予測した死亡者数よりも多い、マイナスなら予測よりも少ない。ですから「マイナスが多くければ大きいほどよい」、ということになります。その観点でこのグラフを見ると、日本は、予想された死亡者数より、現実の死亡者数ははるかに少なかった。それもダントツに少なかったのです。
 この図で分かるように、昨年の実績で見るとアメリカ、メキシコ、ブラジル、ロシア、ペルーがワースト5です。基本的にコロナによる外出制限などをしなかったスウエーデンもコロナ死亡数、超過死亡数ともに低く抑えられていることに注目すべきでしょう。行動制限をせず、国民全体に「自然免疫」のつくのを待つという姿勢でも、大きな被害が生じなかったということです。
 新型コロナの優等生、台湾もベスト4に入っていますが、日本には及びませんでした。
 日本は超過死亡がマイナスになったのは、インフルエンザや結核、ガン、肺炎といった他の病気を合算した総死亡者数で最も低かった。堂々の第一位だったのです。この陰には、インフルエンザによる死亡者数が、例年の600分の1にまで減少したことが大きく寄与したとみられています。ウイルス同士の干渉による現象と考えられています。

大阪の医療逼迫はなぜか

 そうした中、5月に入り、大阪府下における医療逼迫が大きな問題になりました。私にはその原因が俄かに分かりませんでした。漠然と外国人の入国者が増加したのか、と思っていました。
 しかし、調べてみると、大阪府では、二度目の緊急事態宣言が2月末に解除されることが決まったとき、重症病床を220から3割減の150床に減らしたということが分かったのです。第2波が終了すれば、いずれ第3波が来るのは、かなりの高い確率で想定できたはずです。なのに、敢えて重症病床数を減らしたことは、政策上の重大なミスと言われても仕方がありません。吉村知事の采配による失敗と断定することができるでしょう。

国全体では世界の優等生

図2感染者の推移

 このように、新型コロナという一部に焦点を当てれば、それなりに大変だったということもできますが、インフルエンザやその他の病気全体を合わせた死亡者数は世界の優等生なんですから、国を挙げて大騒ぎをする問題ではないと考えることもできます。不謹慎は承知ですが、前にもこの欄で言いましたが、「コロナさんありがとう」と言ってもよいくらい感謝すべき事態と考えることもできるのです。大局判断とはそういうことです。
 それなのに、連日のマスコミ報道を見ていると、毎日「今日は感染者数が過去最高を記録した」とか、過去最高と言えないときは、「月曜日としては過去最高だった」というように、敢えて「最高」の言葉をちりばめて誇大に報じているように思えてなりません。要するに、マスコミは、視聴率確保の観点から、このコロナ騒動を煽りたくて仕方がない、と見えるのです。

噛みつき女

 そしてあろうことか、図2に示したグラフをもとに、高橋洋一氏が、ツイッターで日本の感染者数は世界に比べれば「さざ波程度」と表現したことに、民主党の蓮舫議員が噛みつきました。「内閣の参与がSNSでそうした発信をしたとは、信じたくない」というわけです。
 高橋氏は、厚労省OBの木村盛世氏の発言を借りる形で、そのように表現しただけなのですが、内閣官房参与という肩書があるゆえの追求であろうと思われます。
 しかし、図2のグラフを見れば、世界との対比において、日本の感染者数は、さざ波程度にしか見えないのは事実です。事実を事実として表現することが適当でない場合もありますが、この感染者数を表現するのに、それほど不適当であるとも思えません。むしろ、みんなもう少し冷静に客観的にデータを見ようよ、という提案であるととることもできます。そして、私も、昨年来、常にこの基本的立場を維持しています。ですから、私自身、後期高齢者であっても少しも怖くないのです。
 日本のマスコミも、事実関係を報じるならば、報道機関として、冷静な観察者の立場から、「世界レベルで見れば日本の死亡者は極めて少ない」ことを報じるべきなのではないでしょうか。
 つまり、日本のおかれた現況を冷静かつ客観的に見れば、「酒を飲むな、電気は消せ、外出するな、人と話はするな」と言うのではなく、むしろ、これと真逆の発想で国民を元気づけ、鼓舞すべきなのではないでしょうか。国民の多くが家にこもり、恐怖におののき、人と話もしないようでは、増々不健康が募るばかりです。
 こういう場合に、マスコミが言うべき言葉は、次のようであるべきでしょう。

マスコミが国民に向かって言うべき言葉

◆外に出て思い切り太陽の光を浴びよう
◆軽い運動をしよう
◆外でおいしいものを食べ、気の合った友達とも話をしよう
◆映画・演劇・音楽、自分の好きな趣味で思い切り楽しもう

 このような行動をとることにより、人間は、生き生きとし活気が出てきます。太陽の下で活動することにより、免疫力も格段に向上します。
 免疫力、すなわち「自然免疫力」こそは、どんなコロナにも負けない常勝パワー軍団なのです。家に籠ってコロナにおびえ、鬱々としていたのでは、増々免疫力が弱まり、コロナに感染しやすくなってしまいます。

若者がなぜ高齢者の犠牲にならなければならないのか

国民決起集会

 特に問題なのは、1年半近くもの長い間、ステイホームを強いられた小中学生や高校、大学生たちです。本当に気の毒です。彼らの世代では、新型コロナによる死亡者はほぼゼロです。20歳まではゼロ、30歳代で3人です。この数字は、データ処理上は、ほぼ「ゼロ」とカウントしてよいレベルでしょう。同世代人がバタバタと死んでいっているなら、自粛もやむを得ませんが、日本国中、誰一人死んでいないのです。
 私のような後期高齢者でさえ、自分の身の回りの人間で、コロナで亡くなったなんて人は誰もいません。市の広報で、感染者が一人又は二人増えているということはありますが、亡くなった人の事例は聞いたことがありません。
 このように、若者は、同世代人が誰も亡くなっていないというのに、学校は長期にわたって休校、あるいはリモート授業。修学旅行はもちろん、入学式や卒業式も満足にできず、楽しかるべき青春、二度と戻らない青春時代を友人一人もできず、ステイホームで過ごさなければならない。せっかく入学し上京しても、大学には行けず、図書館すら使えないというのに学費は満額払わなければならない。下宿代も満額払わなければならない。
 こんな理不尽なことが、許されてよいのでしょうか。若者の立場からすれば、自分たちの世代で死ぬ人はいないんだから、死亡者の多い高齢者が自分たちで自粛すれば済むことではないか、どうして我々若い世代が高齢者のためにここまで犠牲にならなければならないのか、と考えるのは常識というものでしょう。
 今の若者たちは、こういった不満を、国や自治体に対して向けないのでしょうか、不思議でなりません。若者よ立ち上がれ、と言いたい気持ちでいっぱいです。

免疫力向上こそ真のコロナ対策

松田学

 松田学氏は、YouTubeの番組で、国民は、免疫力を高めるため、「免疫力強化国民運動」こそすべきではないか、と述べています。私も大賛成です。
 ウイルスの専門家である松下正康大阪市立大学名誉教授も、その著書の中で「人間死なない限りかすり傷である」と述べておられます。正にその通りです。死ななければよいのです。死ぬまでは健康で楽しく過ごす。それこそが人間というものです。規制・圧迫、自粛を求めること以外、何の知恵もない小池都知事や専門家と称する医者の言うことをまともに聞いていたら、1カ月も経たず病気になってしまいます。
 さあ、今日からは、緊急事態宣言も、ステイホームも、三密もかなぐり捨て、昼は外に出て、太陽の光を存分に浴び、軽い運動と楽しい会話とおいしい食事を楽しむ。そして夜は、ゆったりと風呂に入り、軽くビールでも飲み、リラックスし、早めに寝る。こうして免疫力を高めようではありませんか。これこそが真のコロナ対策というものです。くれぐれも地上波テレビを見て、恐怖心を高めるような愚を犯さないよう念じております。(R3・5・12記)


<参考動画>


<後日記>

画像の説明

 高橋洋一氏のさざ波発言の、元ネタが見つかりました。氏の言うように、木村盛世氏の著書「COVIDー19新型コロナ、本当のところどれだけ問題なのか」という本を読んでいたら、次のような記述が見つかりました(同著102p)。同著は、第1刷りが2021年2月22日に発行されていますから、時期的にも高橋氏の発言と符合します。(R3・6・19記)

 緊急事態宣言や国民への自粛要請は、医療崩壊を避けるためのものであることを、厚労省も日本医師会も再認識する必要があります。新型コロナウイルス感染者や死亡者が抑えられたのは、一部医療機関の努力と、国民の努力のたまものです。ところが、厚労省と日本医師会はあたかも日本国民の努力が足りないかのように、もっと頑張るよう強いています。
 断言します。現在の医療のひっ迫は、実際には新型コロナウイルス登場から1年以上がたったにも関わらず、重症化対応に関して、何の努力もしなかった厚労省と日本医師会の責任です。よく第1波、第2波、第3波という言葉が聞かれますが、欧米の大きな波に比べれば、日本のそれはさざ波です。そのさざ波に立ち向かう努力をしないまま、冬を迎えた厚労省と日本医師会の怠慢のツケを、日本国民は払わされているというのが現実です。

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