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日本が観光ランキング世界一

日本が観光ランキング世界一

久々の世界一

世界経済フォーラム

 久々の嬉しいニュースです。日本が観光ランキングで世界一になったのです。この調査結果は、スイスの民間研究機関である世界経済フォーラムが発表したものです。同フォーラムの調査によれば、117か国・地域を対象に行ったものとのことです。この機関は、かの有名なダボス会議を主催することで有名ですが、そのほか、「世界競争力報告書」、「世界ジェンダーギャップ報告書」、「世界貿易円滑度報告書」など、数多くの比較調査結果を発表しています。また、情報通信分野では、「グローバル情報技術報告書」を発行するなど、いい加減な機関でないことを、最初に申し上げておきたいと思います。
 因みに、同フォーラムが2015年4月に発表した「グローバル情報技術報告書2015」によれば、世界143の国と地域の中で、個人、企業、政府の各分野におけるICTの整備・利用に関する「ネットワーク成熟度指数」によれば、シンガポールが1位となり、フィンランドが2位、日本は前年の16位から6つ順位を上げ10位となった、ということも付記しておきたいと思います。。

日本人でも十分納得

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 さて、同フォーラムの発表した観光ランキングで、日本が堂々の世界1位を獲得したというニュースは、「観光ニッポン」を標榜する日本政府ばかりでなく、多くの日本国民にとっても、嬉しく且つ納得のニュースではないでしょうか。
 同フォーラムによれば、112に及ぶ審査項目のうち、交通インフラや文化、自然などの観光資源で高い評価を得たとのことです。
 交通インフラと言えば、新幹線など、日本の公共交通網における時刻の正確さは、従来から世界でも高く評価されていました。新幹線だけでなく、地下鉄やローカル線でさえ、日本の鉄道の時刻に対する正確さは、文字通り日本人の気質に由来するものと言えるでしょう。
 また、治安の良さも高い評価を得たようです。世界広し、といえども、夜道を女性一人で歩ける国はほとんどありません。日本では、小学生がランドセルを背負って一人で電車通学するなんて光景も珍しくありません。失くした財布が無事戻ってくることにも、世界の人たちは驚きます。
最近では、経産省のキャリア官僚による新型コロナ対策給付金詐取や国税職員による持続化給付金詐欺など、残念なニュースもありますが、世界レベルで見れば、まだまだ良心的な民度の高い国と言えるのかもしれません。

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 街の清潔さ、という点でも日本は評価されました。現役時代、私も、外国に行く機会が何度かありましたが、日本の街ほど清潔さを保持している国はないと思います。
 余談ですが、清潔さと言えば、日本のゴミ出しルールは、少し行き過ぎた面もあるように思います。余りにも細分化し過ぎているのです。全国レベルで見ると、20種類以上にも細分化して収集している自治体として、上勝町34種類、大崎町約28種類、碧南市約26種類、水俣市約24種類など、もう私なら気絶してしまいそうな自治体もあります。気が弱く嘘のつけない私など、とてもそんなところ住める場所ではありません。焼却炉の性能は、従来より大幅に向上しているので、1人暮らしの高齢者が増えていく現状を踏まえ、ゴミの分別方法にも見直しが必要なのではないでしょうか。

美食大国ニッポン

 私は、現役時代を含め、海外経験は旅行程度しかありません。が、外国へ旅行して、飲食で感激したとか素晴らしいと思った経験はほとんどありません。アメリカ本土やハワイなどでは、出される料理のボリュームに圧倒されます。ステーキなども、大きすぎて食べきれない。しかも大味です。中国でも、なぜ食べきれないほどの料理が出てくるのか、驚くやらげんなりするやら。しかも連れて行った子供たちは、二人とも水にあたったのか食欲がた落ち。イギリスでは、美味しい食事に出会ったことがありません。フランスは、食事は美味しいが、外国人に対する敬意が感じられない。英語は使わず、フランス語のみ。嫌なら食べるなって感じでした。ホテルなどでも同様の反応でした。フランス語に対するプライドは分かりますが、観光客にとっては迷惑です。

ナンデモ

 要するに、外国に行って、「安くて美味くて安全よ」という国や店が余りにも少ない気がします。しかも、言葉が不便だから、安心して注文ができない。タイなど東南アジアも独特の強い香辛料の臭いが街中に漂います。
 その点、日本は、高級な店から大衆的な店まで、実に幅が広い。ミシュランガイドでは三ツ星レストランの数が本場フランスを上回ったなんてニュースもありました。日本はこういう高級優良店もさることながら、大衆的な店が実にたくさんある。寿司やうどん、蕎麦、ラーメンなど、大衆的な店が山ほどあります。外国人がふらりと立ち寄っても、ぼられるなんてことはめったにないと思います。日本人は正直なのです。しかも、お店の種類も、日本料理だけでなく、中華料理、フランス料理、イタリア料理、タイ、インド料理など外国料理の店も少なくありません。しかもこれら外国の料理も、日本人好みにアレンジしてあるから、日本人でも十分に食べられる。

自然環境など観光地も多い

おさるさん

 世界を旅行したことのある人なら分かると思いますが、日本ほど四季に恵まれ、山紫水明に恵まれた国はないでしょう。山紫水明とは、文字通り自然の風景が清浄で美しいことです。日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄み切って美しい。その日本も、過去の一時期、スモッグに霞み川はどぶ川、公害垂れ流しなんて時期もありました。でも、今は日本全国、どこに行ってもそんな劣悪な環境はありません。
 ただ、一つ残念なことは、今、脱炭素化、カーボンニュートラルといった掛け声のもと、全国の山や田畑が太陽光パネルで溢れるようになっていることです。このパネルには、カドミウム、鉛、ヒ素、ポリシリコンといった様々な猛毒性の物質が使われています。 耐用年数はわずか10年から15年です。この太陽光パネルが、山紫水明の日本の風景を、徐々に蝕みつつあります。そのうえ、小泉元環境大臣や小池都知事に見られるように、脱炭素化を金科玉条のように崇め、レジ袋の有料化や新築住宅への太陽光パネル設置の義務化など、大局を観ないポピュリスト政治家が、この傾向に拍車を掛けつつあります。このようなことが、山紫水明の日本を徐々に蝕んでいくような気がしてなりません。

日本の誇るおもてなし文化

おもてなし

 日本のパスポートは世界最強である、ということは良く知られています。最強という意味は、ビザの取得が不要、つまりパスポートのみでその外国に入国できるということです。このことに関する調査は、イギリスの「ヘンリー&パートナーズ」というコンサルティング会社が行っています。最新の調査結果は、今年2022年1月に発表されており、ビザなし渡航の可能な国は192か国、パスポートランキング4年連続世界1位と公表されているのです。日本人は、世界のどこの国からも歓迎されている、と理解してもよいでしょう。観光ランキング世界1の日本、その日本人の持つパスポートが世界最強というんですから、嬉しいではありませんか。それだけ日本及び日本人は、世界から歓迎されている、ということです。
 また、その日本は、「おもてなしの国」としても知られています。訪日した外国人の多くが抱く感想は、日本は風光明媚で、日本人は親切でやさしいというものです。
 ホテルや旅館に泊まれば、従業員の応接態度は、どこでも親切丁寧で気配りが行き届いている。部屋の隅々まで気配りが行き届いているのです。多くの宿には温泉があり、料理もおいしい。しかも、見た目も美しい。しかも治安もいい、というんですからこれ以上の満足はないでしょう。日本の誇るおもてなし文化、英語表現なら「ホスピタリティ」でしょうか。そんな日本が世界一と評価されたのは嬉しい限りです。

円安は追い風

 観光ニッポンにとって、最近の円安は追い風です。なぜなら、円安は、訪日客の立場からすれば、宿泊費や買い物代が安く感じるからです。この円安が日本にとって良いことなのか、悪いことなのか、一概には言えません。観光客を増やしたいという立場からすれば歓迎。しかし、京都・奈良や浅草など外国人が溢れる観光地では、地元住民からすれば慢性的な混雑が日常生活を不便にしているかもしれません。また、日本人が国内旅行する場合に、鬱陶しいと感じることになるかもしれません。

訪日客

 逆に、日本人が海外旅行をする場合には、弱い円を持っていくわけですから、お金の使い出がない、割高、ということになります。
 また、円が弱ければ、外国資本によって、国内の不動産や観光施設、極端な例では水資源などを買い占められてしまう、などの弊害もあります。円高、円安は、常に良い面と悪い面を持っており、どちらが良いと断定することは困難です。しかし、日本の優良な企業が円高に見切りをつけて海外に出て行ったわけですから、今度は、円安を契機に国内に戻ってきてほしい。しかも、大都市ではなく、地方に戻ってきてほしい。そうすれば、地方経済も活性化することになります。
 いずれにしろ、信頼度の高い評価機関から、連続4年、世界1位の勲章を頂いたことは素直に喜びたいと思います。
 コロナによる騒動も下火になった現在、世界からの観光客を大いに歓迎しましょう。そして、日本人も、もうそろそろマスクを脱ぎ捨て、大いに国内旅行を満喫しようではありませんか。(R4・6・7記)

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