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沖縄知事選、玉木候補が勝てば沖縄は中国の属国に

沖縄知事選、玉木候補が勝てば沖縄は中国の属国に

現職の玉木知事がリード

玉木知事

 9月11日投開票を迎える沖縄知事選が佳境を迎えています。地元沖縄タイムス紙の報道によれば、これまでの予想では、現職の玉木デニー知事が先行しているようです。無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦=が追い掛ける展開になっている、とのことです。さらにもう一人、無所属新人で前衆院議員の下地幹郎氏(61)は伸び悩んでいる、とも報じられています。
 私は、このまま玉木候補が再選されれば、沖縄は、中国の属国への道を突き進むことになる、とみています。なぜならば、玉木知事は、これまで尖閣諸島に対する侵略行為に対し、中国に対して一切抗議したことがありません。それどころか、県議会でなぜ抗議しないのかと質問されると、「沖縄県は中国福建省と姉妹都市契約を結んでいる」などと答えをはぐらかすなど、中国に抗議する発言をしたことは一度もないのです。到底日本国の知事とは思えません。
 しかも、この玉木知事、これまで小沢チルドレンとして、「沖縄を日本政府から取り戻す」だの、「我々は少数民族だ」だのと、とんでもない発言を繰り返しているのです。
 このような知事が当選すれば、これは完全に中国の思うつぼです。いや、中国と何らかのつながりがある、と考えざるを得ません。今回、ロシアがウクライナに侵略した理由は、「ウクライナにいるロシア人が虐げられている」というのが口実でした。この伝でいえば、中国は、「沖縄にいる我々の同胞が虐げられている」という理由を掲げて侵略することが可能になります。
 つまり、玉木知事は、中国を呼び込むための尖兵、工作員、いやもっと率直に言えば「売国奴」と言っても過言ではないのです。

沖縄県民を信じたい

佐喜眞候補

 私は、沖縄県民は正常な感覚を持っていると信じています。しかし、テレビや新聞など、マスコミが大量のデマ情報を流すことによって、多くの住民も洗脳されてしまう恐れも抱いています。現に、前回の選挙で、このような工作員と目される人物が、自由な選挙によって知事に当選したことが、そのことを明快に示しています。
 この度の安倍元総理の国葬問題も同じです。暗殺事件当初こそ、多くの国民が涙を流しましたが、マスコミが連日、国葬反対と左翼に呼応した報道を流し続けることによって、最近の世論調査では、国葬反対の意見が過半数を占めるようになってしまいました。NHKを含め、この国の報道機関はどこかおかしい。あまりにも左傾化しているのです。放送法第4条では、「政治的に公平であること、報道は事実をまげないですること、意見が対立する問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定められていますが、この条文が、完全に形骸化していることは明白です。
 特に、沖縄における言論空間はひどい。左傾化し過ぎています。沖縄には、日刊紙は琉球新報と沖縄タイムスの二紙しかありません。しかし、これら二紙は、朝日新聞でさえ真っ青になるくらいの徹底した左翼新聞です。共産党の機関紙と言ってもよいくらいの偏向新聞です。しかも、沖縄には、日刊紙としてはこの二紙しかないのです。
 この状況を変えようと、一時、島嶼部で細々と発行していた八重山日報が、沖縄本島でも販売しようとした時期がありました。私も老体に鞭打って、埼玉から、この新聞を定期購読した時期があります。しかし、これら先行二紙が既存店での販売を妨害し、結局、沖縄本島での販売を断念したという経緯があります。
 ですから、多くの沖縄県民は、これら偏向2紙をとる以外に方法がないのです。県民にとって、冠婚葬祭に関する情報は必須ですから、これら二紙を取らざるを得ません。当然、これらを読めば、親中・親韓=反日ニュースのオンパレードですから、どうしても左翼思想に染まってしまいます。
 中国に飲み込まれたチベットやウイグル、東モンゴル、そして最近の香港、これらの地の住民が、今どんな生活を送っているか、その実態をよく知るべきです。今は、インターネットの時代です。これら左翼思想に凝り固まった琉球新報や沖縄タイムスに情報を求めるのではなく、YOUTUBEをはじめとするSNSによって、広く情報を得るべきです。そしてそれは容易で迅速です。

下地候補は玉木知事の援護射撃ではないか

下地幹郎

 それにしても下地候補の立候補は意外でした。彼の当選可能性はほとんどゼロです。しかも、彼は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業から現金100万円の受領を認めたことで、日本維新の会から離党したという経歴をもっています。
 この「中国企業から現金」というところが重要です。今回の後出しじゃんけんのように、立候補を表明したのは、「保守票を分断し、玉木知事を勝利に導く目算」と考えれば、よく理解できます。沖縄知事選に関しては、中国は並々ならぬ関心を抱いています。権謀術数に優れた中国は、玉木知事を勝たせるため、下地氏を利用したのです。
 証拠などありません。彼らの日本政界や沖縄、北海道などに対する浸透工作は陰に陽に、着実に日本全体に浸透しつつあるのです。そのあたりの事情は、クライブ・ハミルトン著「目に見えぬ侵略」に詳述されています。その一例は二階前幹事長です。中国は、政界に睨みの利く人物に狙いを定め、中国利権を付与するんです。中国で大きな仕事をするためには、二階俊博の了解を得よ、という形にします。こうすれば放っておいても、彼の周辺に人が集まり、権勢も増大します。和歌山県にパンダが一番多いことの理由も、自ずと理解できます。
 このような中国の浸透工作が、この度の沖縄知事選でもなされているということです。沖縄の二階たらんとする下地候補が、これに乗ったということでしょう。これによって、本来は、落選すべき玉木候補の再選が有力になってきたということです。

沖縄県民の良識に期待

 9月11日、玉木知事が再選されるようなことがあれば、沖縄は、間違いなく、中国の属国への道を突き進むことになるでしょう。そしてその時は、百田尚樹氏の著書「カエルの楽園」に見られるように、敵を導き入れた尖兵は、真っ先に獄門打ち首の刑に処されるのです。いかなる国でも、味方を裏切るような人物は、外患誘致罪として最高刑が科せられるからです。
 沖縄県民の良識ある投票行動を、遠く関東の地、埼玉から切に祈っています。(R4・9・6記)

<参考動画>
▶▶▶【独占インタビュー】中国による弾圧・民族大虐殺の実態をウイグル女性が告白
画像の説明


<後日記>

結果が出ました

 9月11日、沖縄知事選の結果が出ました。玉木デニー知事の再選です。本当にがっくりしました。投票結果は、
  玉木デニー  339,767票
  佐喜真 淳  274,844票
  下地 幹郎   53,677票
 下地氏の票を合わせても、玉木知事に追いつかなかった、ということです。このところの自民党に対する統一教会がらみの報道が溢れていましたから、その影響も大きかったんでしょうね。
 いずれにしろ、これで沖縄の中国への属国化がますます進むことになるでしょう。尖閣への進出も、これまで以上に露骨になるでしょう。しかし、これも沖縄県民の選択の結果ですから、仕方がありませんね。(R4・9・12記)
 

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