時事寸評 書評コーナー

welcome to shimada's homepage

侍ジャパン、WBCで優勝

侍ジャパン、WBCで優勝

日本国中大興奮

優勝日本チーム

 いや~、WBCすごかったですね~。私は俄か野球ファンですが、こんなに野球で興奮したのは本当に久しぶりです。日本は一次ラウンドの対戦相手中国、韓国、チェコ、オーストラリアをすべてなぎ倒し、準々決勝でイタリアを下し、そして準決勝でメキシコを下しました。本来は、準決勝でアメリカと対戦する予定だったのに、急にアメリカがいなくなりました。組み合わせが途中で変わってしまったんです。白人の国というのは、スキー競技で背の低い日本人は身長に合わせて短いスキー板を使えと言ったように、自分たちに都合が悪いと勝手にルールを変更する国です。今回も途中で組み合わせが変わったんですから、これはアメリカの意図だろうと思います。要するに、戦前から評価の高い日本と準決勝で当たったのでは決勝まで進めない。どうせ対戦するなら決勝で、と思ったのかもしれません。まあ、このWBC大会を仕切っているのはベースボールの本拠地アメリカなんですから仕方がないのかもしれません。
 初戦は中国でしたが、中国という国は市民が野球を楽しむという文化がなく、どこの町に行っても野球場はないとのことです。したがって、今回のWBCの中継もなかったと聞いているんですが、今回の中国チーム。そこそこ力があったように思います。一体彼らはどこで練習をしていたのでしょうか。

大谷翔平

 それはともかく、今回の試合、準決勝のメキシコ戦、素晴らしかったですね。先発の佐々木朗希投手が4回にスリーランを打たれたときは、嫌な予感が走りました。ようやく7回に吉田選手の同点本塁打が出たときは、小躍りして喜びました。しかし、それもつかの間、8回にさらに2点追加された時は、さすがにダメかと落ち込みました。しかし、9回裏それまで3三振の村上が発奮しました。逆転サヨナラヒットを打ってくれたのです。外野フェンス直撃弾です。村上は、今日の3三振だけでなく、これまでの試合でもほとんどいいところなく、打順も5番に格下げされていました。ですから最終回、9回の裏にこの逆転サヨナラ打を打ったときは、これぞ正夢、奇跡のように感じました。テレビ中継をしていたコメンテーターの中井君が「おはようございます!!」と言ったのは、まさしくぴったりの表現でした。やっと目覚めてくれたのです。
 栗山監督は、試合後、村上選手に対し『「最後はお前で勝つ」ということをずっと言ってきたので、僕は信じていた』と述べていましたが、監督としてもハラハラドキドキだったでしょう。
 この9回裏に吉田に代え、代走として周東を出しましたが、これもピタリ当たりましたね。周東は代走の切り札です。周東が帰ればサヨナラ勝ちです。案の定、村上の外野フェンス直撃のヒットで周東が1塁からホームを駆け抜け、勝利をつかみました。途中で大谷を追い越すのではないか、というくらいの猛スピードでした。

素晴らしい決勝戦

ダルビッシュ

 決勝戦も、素晴らしかったですね~。アメリカは大リーグのスター選手をそろえた文字通りのドリームチームでした。どの選手もホームランを打てる強打者ぞろいです。日本は序盤こそリードされましたが、その後村上宗隆選手や岡本和真選手の本塁打などで試合の主導権を握りました。冷や冷やしましたが、日本の投手陣は素晴らしい。大リーガーのトップ選手たちを次々と抑え込んでいきました。
 先発の今永投手は、失礼ながら名前も所属も知りませんでした。ですから決勝戦の先発投手として出てくるとは思いませんでした。しかし4回まで1点で抑える好投でしのぎました。その後、戸郷翔征、髙橋宏斗、伊藤大海、大勢など、僕にとっては初めて聞くような名前ばかりですが、皆好投しました。
 そして終盤、8回にダルビッシュが登板し、9回に大谷翔平が登板し、締め括ったのです。大谷はエンゼルスで同僚のマイク・トラウト選手を空振り三振で仕留め、優勝を決めました。
 報道によれば、決勝で大谷とダルビッシュが登板の意思表示をはっきり示したのは当日のことだったそうです。試合に出る以上、だれを出すかどうかは監督が自由に決めるものと思っていましたが、必ずしもそうではないようです。超一流のスタープレーヤーには、それだけのプライドがありそれを尊重する必要がある、ということでしょうか。

観客動員数視聴率最高

視聴率

 今回のWBCの観客動員数は、130万6414人で過去最高を大きく更新したそうです。また、視聴率も、ビデオリサーチの調べによれば、初戦から決勝まですべて40%を超し、イタリア戦の48%は歴代最高とのことです。決勝の日本対米国戦のうち、午前8時25分~午後0時8分の平均視聴率(速報値)は、関東地区で世帯視聴率42・4%(個人視聴率24・3%)でした。瞬間最高視聴率は、大谷翔平投手が最後の打者のトラウト選手から空振り三振を奪い、日本の優勝を決めた午前11時43分で、世帯46・0%(個人26・3%)だったとのことです。私のような俄か野球ファンが手に汗握って応援していたんですから、そのくらいの数字は当然でしょう。
 この大会では野球以外でも、様々なことが話題になりました。日本チームのダッグアウトやロッカールームがきちんと整理整頓されていたといった話もありました。また佐々木朗希投手がチェコ戦で死球を当てた選手にお菓子を贈って謝罪した、なんてことも伝えられました。このチェコのチームはアマチュア選手を中心にプレーをしたというんですから驚きです。私の眼には決してアマの選手には見えませんでした。このチェコの監督は最終戦後の記者会見で、「必勝」と漢字で書かれた鉢巻を頭に巻いて感謝の意を示したそうです。

長嶋茂雄

 いずれにしろ、僅か2週間ではありますが、楽しいワクワクするような時間を持てたことは本当に幸せでした。こんなに野球を見るのを楽しみにしたのは何年ぶり、いや何十年ぶりでしょうか。大昔、中学生のころに西鉄と巨人が優勝争いをしたことがありました。その実況を修学旅行のバスの中で聞いた記憶があります。長嶋茂雄選手が活躍した時代です。そんな記憶も蘇りました。今回のWBC、侍ジャパンの雄姿を見た子供たちに野球熱が高まり、その中から再び多くの侍が誕生することを期待してやみません。(R5・3・27記)

a:224 t:2 y:2

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional