時事寸評 書評コーナー

welcome to shimada's homepage

画期的な虫歯予防法がありました

画期的な虫歯予防法がありました

ためしてガッテンにびっくり

画像の説明

 昨日(令和元年5月8日)、NHKテレビの「ためしてガッテン」を観て、衝撃を受けました。虫歯予防の画期的な方法が放映されたのです。
スウェーデンは、以前から、国民に虫歯が少ないということで知られていたようです。歯科医師の間では常識中の常識なんだそうです。不肖、わたくし、この番組を観て、早速インターネットで調べてみると、確かに、スウェーデンでは、子供にも大人にも虫歯が少ないというのは、「常識」となっていることが分かります。
 では、なぜ、それほど虫歯になる人が少ないのか。スウェーデン人だけ特殊な体質を持っているのか。そんなことはあり得ません。ネットで調べた結果は、次のようなものでした。

ネット情報に書かれている一般的な情報

①食生活や歯みがき習慣に対する意識の違い
②フッ素やシーラント、キシリトールといった虫歯予防に効果的なケアを徹底して行っている
③虫歯予防を目的とした検診を受けるため歯医者に通うのが一般的
④日ごろから歯や歯肉の検査のため、歯科衛生士のオーラルケアを受けている

 しかし、このネット情報には、最も重要な情報が欠けているのです。意図的に無視したとしか言えないような情報です。

はみがき

 それは、「歯を磨いた後、口をゆすがない」という項目です。ガッテンの取材記者が、現地に飛び、一般家庭などに取材させてもらった結果も報じられていました。すると、取材した家庭はもちろんのこと、街頭でインタビューした市民も、「歯を磨いた後は口をゆすがないわ」と平気で答えていたのです。
 さすがに、これには驚きました。私は、歯を磨いた後は、口をゆすぐのはもちろん、うがいも3回か4回行うのを習慣にしていたからです。論理的に考えても、それは絶対に正しいと思っていました。なぜなら、食物を食べた後の雑菌や虫歯菌、更には歯周病菌などが繁殖しているわけですから、歯磨きした後に、きちんと口をゆすぎ、うがいをするのが当たり前、と考えるのが普通です。いや、常識とさえ思っていました。子供の頃からも、学校ではそのように指導されてきたと思います。いわば日本人の固定観念と言ってもよいでしょう。
 ところが、その日本的な常識が、この番組でひっくり返されてしまったのです。「磨いた後、泡を吐き出したあと、口をゆすがない!」。これは本当に衝撃でした。後期高齢者になるまで、そんな知識は頭の片隅にもなかったのです。

医者は知っていた

画像の説明

 この番組を観て驚いたのは、もう一つあります。実は、この「泡を吐き出した後、口をゆすがない」という方法は、すでに20年も前から知られていた、ということです。名前は忘れましたが、この番組に登場した歯科医の方が、スウェーデンに留学していた頃、実体験をしていたからです。彼は「泡を吐き出した後、口をゆすがない」という方法が、市民の間で一般的だということを知り、自分でもやってみたそうです。その時、彼は「この方法は日本人には受け入れられないだろう」と確信したそうです。なぜなら、日本人は「清潔感が強く、磨いた後、口をゆすがない」などということは、到底受け入れられない、と思ったというんです。
 確かにそうかもしれません。口内でウヨウヨする雑菌を磨いた後、口をゆすがない、なんて潔癖な日本人には到底受け入れられない、と思うのは、もっともだと思います。
 しかし、この歯科医師の出した結論は、おかしいと思います。スウェーデンで実体験した「磨いた後口をゆすがない」ことが、虫歯を少なくする要因だとするなら、その方法を実行する人もいるはずです。
 なぜなら、虫歯になってから歯医者に行って、あのキーンとなる金属音で歯を削られるくらいなら、「口をゆすがない」くらいのことは我慢できるという人も少なからずいるはずだからです。
 少なくとも、彼は、20年も前に、歯科医療先進国スウェーデンに行って、実地に学んでいるんですから、その情報をきちんと我々に伝えるべきでした。磨いた後、口をゆすぐこととするか否かは、我々が判断すべきことです。このゲストは、歯科医として、国民のことよりも、歯科医師として「どちらが儲かるか」を考えたのではないでしょうか。

方法の選択は国民がすること

 ネットを検索して分かることは、前述したように、スウェーデンでは、国民の意識が高く、予防ケアのため歯科医や歯科衛生士のオーラルケアを受けている、という結論だけを述べているのです。何のことはありません。「皆さん、もっともっと歯医者に来てください。そしてもっと歯のケアをしましょう」と言っているにすぎないのです。ネットに溢れる歯科医の情報は、すべて、この「もっと歯医者に行くべき」という点に集約されているのです。
 私は、このような歯科医による情報は、正確に物事を伝えない偏向報道の類であると思っています。きちんと情報を伝えるなら、次のように正確に伝えるべきです。

虫歯予防先進国スエーデンが実践する方法とは

①歯磨き習慣に対する国民の意識が高い
歯磨きをした後、泡を吐き出しただけで、口をゆすがない
③フッ素やキシリトールといった虫歯予防に効果的なケアを徹底して行っている
④予防を目的とした検診を受けるために歯医者に通うのが一般的
⑤日ごろから歯や歯肉の検査をしてもらい、歯科衛生士のオーラルケアを受けている

 このように5つの情報をきちんと伝えたうえで、あとは国民の選択に任せる、というのが正しい情報というものです。肝心の2番目の情報を書かないのはなぜか。歯医者が儲からなくなってしまうからです。2番目の行為を実践し、虫歯の患者がスウェーデンのように少なくなれば、歯科医の収入は激減するでしょう。彼らはそれを恐れているのです。
このように、必要な情報を都合よく加工し、知らしめないとういうのは、最近はやりの朝日新聞をはじめとするマスコミのフェイクニュースと同じ、と言わざるを得ません。
 私は、NHKの左傾化を心配している一人ですが、今回のこの報道は、事実をきちんと伝えた、という点で十分に評価してよいと思います。

理にかなっている

画像の説明

 歯を磨いた後に口をゆすがない、というのはある意味で理に適っているとも言えます。なぜなら、歯磨きは、歯磨き粉で歯を磨く行為です。歯磨き粉に虫歯菌や歯周病菌はいません。無菌です。その無菌の歯磨き粉で歯を磨いても雑菌や虫歯菌、歯周病菌が増えるわけではありません。歯磨き後に、泡を吐き出せば、泡に混じった雑菌などは排出されますから、菌の絶対量は減少します。
 その後、口をゆすがないんですから、雑菌類は多少残りますが、歯磨き粉に含まれるフッ素(モノフルオロリン酸ナトリウム)は歯に付着したまま残ります。このフッ素こそが、虫歯や歯周病の発症を防いでくれるのです。
 多くの人は、わざわざ医者に行って、このフッ素を塗布してもらうくらいですから、フッ素の虫歯予防の効果は高いはずです。口をゆすがないことによって、フッ素が歯に付着したままの状態となります。高いお金を払って医者に行って、フッ素を塗ってもらう必要などないのです。
 これを毎日繰り返しているスウェーデン人に虫歯になる人が少ない、というのは十分に理解できるのです。

私も実体験

 NHKのためしてガッテンは妻と一緒に観ていました。二人とも共感したので、早速、寝る前に試してみました。最初は少し抵抗感もありましたが、朝、目覚めた時には全く違和感がありませんでした。老妻も、「朝起きた時ネバネバ感があったのに、今朝はない。これなら毎日実行できる」と感想を述べていました。こんな簡単なことで、歯医者通いをしないで済むなら、もっと早くから実行すべきでした。

花粉症でも同様の問題が

画像の説明

 同様の話は花粉症でも生じました。これも「ためしてガッテン」の番組でした。日本人の多くが花粉症で悩んでいます。私の妻も、娘も、孫もみんな花粉症です。私一人、花粉症の悩みを経験していません。子供の頃から、杉の木に登り、花粉まみれの生活をしていたからだと思います。杉の実を鼻に詰め、いかに遠くまで飛ばすことができるか、なんて競争をしていたくらい、花粉はお友達だったのです。この時期に免疫がついたんだと思います。
 それはともかく、同番組では、これほど多くの患者がいるなら、世界でも困っている人がいるはず。世界の人達はどうしているのだろう、という疑問から、日本で開催された「世界アレルギー学会」に潜り込み、敢行突撃取材をしたんですね。
 何ケ国かの出席者にインタビューをしたところ、イギリスの学者が「わが国には花粉症患者なんてほとんどいないよ」という反応を示したんですね。そこで番組担当者が、現地イギリスに飛んで実情を調査したんです。
 その結果、分かったのは、英国民は、花粉症対策として、「綿棒で鼻の内側にワセリンを塗る」という単純な方法だったのです。聞いてみると余りにも単純で、簡単な方法なので、その時に唖然としたものです。
 現地の人達が言うには、「ワセリンを塗り、マスクをしていれば花粉症は全く気にならない」と言うんです。つまり、ワセリンという単独の方法に頼るのでなく、複数の方法を併用することによって、症状を抑えることができる、というわけです。

これもさっそく実行

 この情報も、さっそく実行しました。私でなく妻がです。花粉の飛び始めた3月と4月、私の田舎、那須に帰郷した折、これを実行したのです。那須の古家に杉の木はありませんが、隣の農家には杉の木がたくさんあります。防風林として使っているんです。農家の庭先には、杉の実がびっしりと覆い、花粉症のひとなら、見ただけで卒倒しそうな光景です。ですから、毎年、春先に田舎に帰るのが憂鬱だったんです。妻が猛烈に苦しむからです。
 でも、今年は、ワセリンとマスクを用意し、帰郷したんですが、これまでとは全く違いました。症状が明らかに軽減したんです。これまでは帰っても、動けないと言って寝たきりだったんですが、庭仕事程度はできるようになったんです。正しく「ワセリン効果」と言ってもよいでしょう。

なぜ情報が出なかったのか

 綿棒でワセリンを鼻の内側(奥まで塗る必要はない)に塗るだけでよいなんて情報、それほど高級な情報とも思えません。その情報が、なぜ、ガッテン記者がイギリスに飛んで調べるまで、分からなかったのでしょうか。実に不思議です。
 ワセリンなんて、近くの薬局で安価に手に入る大衆薬です。それを使うだけで花粉症の症状が大幅に軽減されるなら、なぜそのような情報がきちんと国民に伝わらなかったのか。まことに不思議というしかありません。

基本的に医者は信用できない

画像の説明

 私は、基本的に医者というものを信用していません。虫歯予防の情報にしろ、花粉症軽減情報にしろ、医者は、本当は親身になって患者のことは考えていないからです。医者が一番大事にするのは、いかにすれば、多くの患者が来てくれるか、もっと言えば、どうすればもっと儲かるか、が価値判断の基準になっていると思うからです。
 前に、「私はがんで死にたい」のところでも書きましたが、医者を信用できないことが余りにも多すぎるのです。

 昨年、妻が患った筋繊維痛症の時もそうでした。全身に痛みがあり、右横になれば右横が痛い、左横になれば左横が痛い。仰向けになれば背中が痛い、うつ伏せになれば前面が痛い。要するに、体中が痛かったのです。近くの大きな総合病院で診察を受けると、本人の顔も見ず、「痛い場所のレントゲンを撮るのでその箇所をこの図で示してください。」というので、妻が15カ所くらいに丸を付けたんです。すると医者が何と言ったか。「こんなに箇所が多くちゃ、どこを撮ればいいか分からないじゃないの」と言ったんです。付き添いで行っていた私は無性に腹が立ちました。ぶん殴ってやろうか、とさえ思いました。本来医者は、レントゲンよりも患者の顔などをよく診て、本人の申告する症状を冷静に分析して、何の病気なのかを診断すべきものです。
 書いているうちに腹が立ってしまいました。いずれにしろ、医学界は、私たち国民が真に必要とする情報を提供せず、どうすればもっと儲かるかだけを考えている組織体である、ということです。
 今回の虫歯予防に関する情報も、花粉症に関する情報も、すべて、そんな簡単な方法で治ってもらっては困る。そういう医学界の論理に基づき、情報が隠されてきたというべきです。ためしてガッテンの番組は、NHK本体で作成しているのか、系列の下請企業が作成しているのか分かりませんが、左傾化が著しいNHKとしては、珍しく国民に奉仕した番組であると、一応、称賛しておきたいと思います。(令和元年5月9日記)
 

 

a:201 t:1 y:0

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional