時事寸評 書評コーナー

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舛添知事は辞任すべきです

舛添知事は辞任すべきです

恥を知らない舛添知事

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 正月に家族で温泉宿37万円、自著100冊買い上げ10万円、美術品等900万円、湯河原別荘近くの回転寿司5万円、自宅近所ピザ屋20万円、3,000円の床屋は子供の分も領収書。
 これらはすべて週刊文春が報じた舛添知事のお金の使い道です。何だかスケールが小さくて、こういう批判は余りしたくないんですが、知事としてやるべき行為の数々が余りにもさもし過ぎます。国民の血税を使っているという意識が全く欠如しています
 

正月に会議の強弁

 私は基本的に週刊誌というものを信用していません。ですからめったに見ることはありません。しかし、今回のような知事の乱脈な公私混同ぶりを暴くためには、週刊誌などは有効な武器となるでしょう。週刊文春によれば、「ゆったり たっぷり の~んびり」のCMで有名な竜宮城スパホテル三日月、ここの会議費用237,755円は家族連れで使用されたものだそうです。
 この点について知事は、「知事選前の時期であり、選挙対策の会議に使用した。人数や内容はプライバシーに関することなので言えない」なんて説明していましたが、誰がこんなもの信用するのでしょうか。人数にプライバシーがある?家族連れで泊っているスイートルームの一角で、正月早々に選挙の打ち合わせ?何だかもういい加減にしてほしいですね。
 しかも、ホテルの従業員がはっきりと「2回とも会議は一切、開かれていません」、「舛添さんはお子さんを連れて、慰安旅行でご利用されていました。13年はご家族で2泊された記録が残っています。14年は1泊だと思いますが、温水プールでお子さんと遊んでいました。」と証言しているんです。
 しかも、これらの点を指摘されると、「これから十分に精査します」の一点張りで即答を避ける。頭脳明晰を誇る知事が、途端に記憶喪失になてしまうんです。精査が済んだら今度は、「ホテルの宿泊代は返還します」。申し開きのできる「会議をした」と強弁しながら、返還するというのは筋が通りません。

会計責任者に任せていた?

「信頼していたベテランの会計責任者に任せていた」などという、お決まりの「秘書が、妻が」式の言い訳も出てきました。会計は長年、ベテランの経理責任者に任せていたというんです。でも、その経理責任者なる人物、舛添知事の事務所の人間ではありません。彼は、テレビの取材に対して次のように答えています。

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「舛添知事からは、6ヶ月(3か月?ここは正確でないかもしれません)に1回、まとめて領収書を渡されるので、私はそれを整理しているだけです」。こういう人物を経理責任者というんでしょうか。インターネットを使う人は分かると思いますが、「会社の面倒な経理事務を請け負います。1年分の領収書を袋に入れて送ってください。当事務所で費目ごとに整理します」なんていう、あの安直な会計整理方法と全く変わらない方式です。
 こんなやり方で、「会計責任者に任せていた」なんて、よく言えますね~。領収書だけまとめて渡されたら、「会議費」と記載されていれば、そのまま会議費に計上するのは当然です。「経理担当者に任せていた」なんて言い訳は通用しません。
 繰り返しになりますが、「経理担当者に任せていたので」という論理の帰結は、「よって彼の経理処理が間違っていた」ということになります。他方、「正月ではあるが、家族のいる部屋は広いのでそこで会議をやっていた」ということの帰結は、「よって、会議費で支出するのは正当である」ということになります。一つの事象について、経理が間違っていたという説明と正当な支出であったという説明が相反する矛盾に、頭脳明晰な知事は気がつかないのでしょうか。

海外出張は豪華すぎます

 舛添知事は、このほかにも海外出張など、納税者目線で見れば、目を引ん剝くような税金の使い方をしています。そもそも飛行機は、当然のようにファーストクラス。宿泊ホテルはスイートルーム。
 しかもその言い訳がまた振るっています。あのどんぐり目を引ん剥いて、「東京都の知事が二流や三流のホテルに泊まれますか?来客があった時に、東京の知事はこんな安いホテル泊っているのか、と思われてもいいんですか?相手国の人も、安いホテルに泊まっているような人を相手にしますか?」。正確な表現ではありませんが、確か、このような趣旨の弁明をしていました。
 要するに、舛添知事の発想は、ファーストクラスに乗り、スイートルームに泊まらなければ相手から馬鹿にされる、こういう感覚をお持ちの政治家だったんですね。
 仮に海外出張の用ができたとして、ファーストクラスに乗らないとか、スイートルームに泊まっていない、といった理由で海外の人たちは東京都の知事を軽んずるのでしょうか。外国の人から見れば、「首都東京」というものの位置づけを十分に理解しています。ビジネスクラスに乗ったからといって軽んぜられることなどありません。宿泊ホテルが二流のホテルだからと言って、軽蔑されることもありません。仮に、ニューヨークの市長が来日したからと言って、二流のホテルに泊まっていたら軽んずるのでしょうか。
 むしろ、スイートルームにふんぞり返っている成金趣味の知事よりも、二流ホテルに泊まっている知事の方が質素で徳のある知事として評価が高まるはずです。それをやろうと思えばいくらでもできる立場にいるのに、それをやらない、というところに日本人はシンパシーを感じるのです。
 一般国民の市民感覚と明らかに違いすぎるのです。子供の床屋代までまとめて領収書をもらう、それを税金で払う、そのせこい感覚こそ何とかしてくれ、ということなのです。

都市外交という名の親韓外交

 舛添知事が韓国と中国を訪問した時、私は、「碌なことにはなならない」と直感していました。舛添知事は基本的に親中、親韓派だと知っているからです。知事就任直後頃に韓国を訪問したことがありました。オリンピックの下準備を兼ねた都市外交というやつです。韓国経済が疲弊し、施設整備に難渋しているという話を聞きつけ、知事が「日韓共催も」なんて発言をしたことがあります。日本国民から猛烈な反発があり、この話は一旦引っ込めましたが、韓国経済は依然としてどん底にある現状から、決して油断がなりません。韓国との共催なんて、まっぴらごめんです。

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 また、舛添知事は、再度、韓国を訪問し、朴槿恵大統領から韓国人学校の整備について支援を要請されると、その場で「全力を挙げてやる」と約束しています。
 この約束を果たすということなんでしょう。新宿区矢来町にある都立市ヶ谷商業高校の跡地6,100平方メートルの土地を、在日韓国人への教育を行なう東京韓国学校の増設用地として、来年4月から貸し出す方針であると発表したのです。
 元々この周辺の市谷地区は、マンションの新築が相次ぎ、保育所が不足したことから「待機児童重点整備地域」に指定されていました。そのため新宿区が都に対して、保育所整備用地として借用したいと申し入れをしていた土地なんです。それなのに、都民のための保育所よりも、韓国人のための学校用地を優先するということです。
 舛添知事の言う「いい仕事をすることによりお返しをしたい」という発言の意味は、こういうことだったんですね。
 韓国学校の増設を要望するなら、「慰安婦像を先に撤去せよ」と要求するのが、日本国民の総意だということが分からないんでしょうか。

知事は外務大臣ではない

 舛添知事は、就任以来、外国主張を行っていますが、その頻度を見ると、この人は外務大臣を気取っているのか、と思うくらいのレベルです。

ソ チ  平成26年2月21日~
北 京  平成26年4月24日~
ソウル   平成26年7月23日~
トムスク  平成26年9月3日~
仁 川   平成26年9月19日~
ロンドン  平成26年10月27日~
ベルリン  平成26年11月2日~
ソウル   平成27年10月19日~
パリ・ロンドン 平成27年10月27日~
ニューヨーク・ワシントンD.C. 平成28年4月12日~

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 米国出張に関しては、20人の職員を引き連れ、総額5,000万円の出張費なんていうのも話題になりました。1人当たり250万円の旅費です。豪華客船クイーンエリザベス号18日間の旅でも89万~294万円です。値幅があるのは、グレードによって違いがあるからです。
 要するに知事の出張旅費は、20人のお供を連れて、クイーンエリザベス号の最高グレードの船旅を満喫できる水準の旅費を使っているということです。しかも、来年度の予算は、既に3億3,500万円の知事に関する海外出張予算が計上されているというんです。
 知事の言う「相手国に恥ずかしくないように振る舞う必要がある。知事が二流のホテルに泊まって恥ずかしくないんですか?」。この言葉にこそ、知事の真意のすべてが凝縮されていると思います。
 知事自らが二流のホテルに泊まっていて、都民から「東京の知事なんだから、もっといいホテルに泊まってください」という声が出るような知事こそ、本物の知事というものです。

都議会議員からの質問もシャットアウト?

 インターネットを見ていたら、北区選出のおときた駿都会議員の次のようなブログに行き当たりました。そのまま掲載しているのでご覧ください。

 本日は総務委員会の質疑2日目。都知事の海外出張についての質疑を行いましたが、ここでトンデモないことが起こりました。これは議員生活史上、初めての出来事です。
 質問したのは、先にブログでも取り上げさせていただいた、5,000万円を計上して物議を醸し出しているパリ・ロンドン出張費について。私は必ずしも、舛添知事の海外出張すべてを否定しているわけではありません。
 上記の記事の中でも、石原都政や猪瀬都政と比較して海外出張費用が突出して高いわけではないと、ある意味では擁護までしています。
 ですが、客観的な事実は確認する必要があろうと、総務委員会という公的な場でこの支出の内訳を単純に問うたわけです。予算執行が済んでいるものは当然、答えられるはずですから。

ところが。

 答弁調整の時からすったもんだしてましたけど、結果として委員会の場で出てきた答弁は驚くべきものでした。
「知事の海外出張費用については、ホームページにおいて総額を公開している」
「より詳細な情報については、公文書開示請求をお願いしたい」

…はあぁぁっ?!
 この異常さは少しわかりづらいかと思いますので、説明します。
公文書開示請求とは、国民・市民の「知る権利」を担保するために、行政側が保管する公文書を強制的に公開させることができる法的手続きです。
 行政としてはこうした請求をされるのは恥ずべき事態であり、本来であればできる限り請求が行われることは避け、自ら積極的に情報公開をしていくことが望ましいと言われています。
こうした背景の中で、都民の代表者たる都議会議員が質疑を行う極めて格式高い公的な場(常任委員会)において、
「法的手続きを行わなければ情報は出しません(キリッ)」
などと執行機関が答弁することは、まさに前代未聞です。少なくとも私の知見が及ぶ限りでは、見たことも聞いたこともありません。
議会や委員会の場での、議員からの質問に対して、情報があるのに出さない。
 都民の代表者である議員の存在を軽視して、執行機関がこのようなロジックで情報開示を拒否できるのであれば、議会活動そのものが成り立たなくなります。

 このおときた駿議員のブログの信憑性は分かりませんが、彼の主張は真っ当な意見です。総務委員会という公の場で質問したと言っているんですから、答弁者は都の局長あたりでしょう。
 都職員の立場からは、出張旅費の中身をあまり突ついて欲しくない、という気持ちは分かります。知事の意向を忖度したともいえるでしょう。
 しかし、知事一行の旅費は公金、税金で賄われているんですから、都会議員の質問に答えられない筈がありません。情報公開請求というのは、議員など質問すべき場を持たない一般市民の権利として認められている制度です。都会議員に「情報公開請求をせよ」などというのは、制度の趣旨を全く理解していないか、木で鼻をくくったような小役人の単なる意地悪以外の何物でもありません。

やっぱり知事は辞任すべきです

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 結論として、舛添知事は辞任すべきだと思います。今回の一連の報道に関して、知事を擁護する発言が殆ど聞かれないのはなぜか。一言でいえば、「徳」がないからです。人望と言い換えてもよいでしょう。徳がないだけでなく、彼の言動からは、「都民の生活を向上させるための真剣さ・都民に寄り添う意識」というものが、全く伝わってこないのです。
 私は、知事が厚労相の頃からも見ていますが、言動のすべてが小役人的であることが気になっていました。「忙しい忙しい」というのが口癖ですが、これは小役人の特徴です。トイレットペーパーの品質・種類までも自分で決めないと気が済まない、という性格が垣間見えたのです。それでいて、自分は高校時代、全国模試一番だったとか、外国に行っても通訳もいらない、なんていうそれとなく言ういやらしさ。嘗ての総理で、「東大卒以外は人間の屑」とみなしていた宮澤喜一とそっくりです。そしてそれを陰に陽に口にする辺りが、人が寄ってこない原因でしょう。

★参考:「辛坊治郎ズームそこまでいうか」で辛坊氏が「舛添知事が語った東大卒以外はクズ発言、面白いですよ」→こちらから(23分くらいからご覧ください)

 石原知事は、週に2回しか登庁しなかったそうですが、「忙しい忙しい」なんて連発することはありませんでした。上から目線の知事でしたから、反発した都民は多かったと思いますが、彼の信念、ものの考え方には共感できる人も多かった筈です。中国や韓国はもちろん、米国にさえもおもねることがありませんでした。ですから、多少、反発を覚えつつも、彼は知事を辞めるべきだとは思いませんでした。
 知事の大事な仕事は、首都東京の治安と安全、都民の生活を向上させる、それが自分の仕事だと割り切る。「大方針のみ決めればよいのだ」というのは、意外に分かりやすい政治家だったのです。巨艦船の船長として、泰然としていたのです。
 小役人が知事になってしまった舛添さん。猪瀬知事のミステイクによって偶々拾った知事の座ですから、この際、潔く辞任されたらいかがでしょう。そして、家族をひき連れ、回転寿司で自分のお金で、たらふくお寿司を食べたらいいのです。



後日記

厳しい第三者の目で?

 その後、出るわ出るわ、何ともいじましいお金の使い方、呆れるばかりです。その件について、知事の定例記者会見で、記者から質問されると、「その件につきましては、政治資金に詳しい弁護士など厳しい第三者の目できちんと精査したうえで・・・」とのセリフで逃げ回りました。何とこの「厳しい第三者の目で」とのセリフ、45回も繰り返しました。いえ、私が直接カウントしたわけではありませんが、そのように報道されています。
 しかしね~、厳しい第三者の目で、というからには、その専門家は舛添知事以外の人間が選抜したのでなければ全く意味がありません。知事が自分で選んだ専門家では、自分に利益になる専門家しか雇わないからです。

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 だって、民事訴訟であれ、刑事訴訟であれ、弁護士というのは、「報酬を得て依頼人の弁護をする」役回りです。有罪の事件でも無罪を勝ち取るのが弁護士の仕事です。凶悪な刑事事件なら、倫理上、いくら何でも無罪の主張はないだろう、ということもありますが、民事事件なら、そういう問題もありません。自分に都合のいい弁護士を雇い、都合のいい法律論を述べてもらう、それで「法律上は特段問題はありませんでした」なんて言われて、国民が納得すると思っているのでしょうか。
 そもそも、今回のような知事としての所作、政治資金の使途に関し、法的にギリギリ詰めていけば、追及は困難ということになる可能性があります。なぜなら、東大法学部をトップクラスで卒業した知事ですから、政治資金規正法や政党助成金の使途の抜け穴ぐらい、熟知しているからです。だから、本当は、「弁護士など厳しい第三者」なんて全く必要としないんです。抜け穴を一番熟知しているのは、自分自身だからです。テレビタックルなど、テレビ番組で、「政治資金規正法はザル法だ」と公言していたのは本人です。
 いま、知事に問われているのは、ギリギリ法的にセーフか否かではないんです。首都東京の知事として、法の抜け穴を活用して、せこく立ち回る知事の了見、見識、度量、つまり「知事の品格」「知事の器」こそが問われているのです。知事の依頼した弁護士の「法的にはセーフ」の話が聴きたい訳ではないのです。
 古来、日本人には「恥の文化」があります。このような行動をするのは恥ずかしい、それが日本人の行動を抑制する源でもあったのです。ところが、この舛添知事、発言内容のすべてが恥ずかしい限り。自分ならとてもこんな恥ずかしいことは言えないだろう、という内容で溢れています。この辺りが、舛添は在日、と言われる所以なのでしょう。

我々にも一半の責任

 私たち国民、マスコミにも一半の責任もあります。なぜなら、このような狡猾な人物の本質を見抜けず、厚生労働大臣へ、そして東京都知事まで押し上げ、嘗ては、「総理にしたい国会議員NO1」にまで押し上げたのは、他ならぬ我々国民自身だからです。これは、人間の本質を見抜くのが、いかに困難であるかの証左でもあります。

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 今回もまた、「持ち上げては落とす」という愚を繰り返してしまいました。これまでも、盲目の天才作曲家佐村河内守、IPS細胞の森口尚史、STAP細胞の小保方晴子等々枚挙にいとまがありません。(但し、小保方さんについては、その著書「あの日」を読んで以来、この人を是非もう一度、学究生活に戻してあげたいと考えています。そうでなければ日本国の損失です。小保方さんの復帰運動、どなたか起こしていただけませんか。「反省!」の意味も込めて、協力させていただきます。)
 恐らくこのような愚挙はこれからも繰り返されることでしょう。これを防ぐためには、マスコミの垂れ流す情報を漫然と受け入れるのではなく、常に一歩引いて、「これは本当に真実なのか」という冷めた眼で見る、という冷静な鑑識眼が必要なのでしょう。
 従軍慰安婦報道や原発事故の吉田調書事件にもみられるように、マスコミは、きちんとした裏付けをとらず、表層的な情報、場合によっては悪意の情報をすら垂れ流すことが余りにも多いからです。私たちも、決してマスコミを盲信することなく、厳しい目を向け続ける必要があると思います。(後日記のみ、H28.5.23記)(すべて敬称略)

 

 
 

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