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自民総裁任期は延長すべきです

自民総裁任期は延長すべきです

安倍政権の高い支持率

 昨日、9月12日、NHKのニュースを見ていたら、安倍内閣の支持率が57%であったという報道がありました。これは、前回の調査時点よりも4%高いとのことです。今回のNHKの世論調査が単なる電話による聞き取り調査だったのか、直接訪問する形式だったのか聞き洩らしましたが、いずれにしろかなり高水準の支持率であることだけは間違いありません。

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 私も、既に70を超す高齢者ですから、長年、ニュース等によって、政治の世界を見てきました。そういう経験から、自国の総理が対内的にも対外的にも、どっしりと安定した政権であることは望ましいと考えています。多くの国民も、ほぼ同じ願いなのではないでしょうか。
 これまでは、短命政権のほうがはるかに多かったはずです。特に、第一次安倍政権誕生以降は野田内閣まで、6政権が連続して短命に終わりました。平均の在職年数が僅か381日というんですから驚きです。海外からは「回転ドア」と揶揄されるほどに、次から次へと政権が変わったんです。我々国民から見てもそうですが、海外から見れば、こんな短命の政権などまともに相手をしてくれるはずがありません。
 国際会議で勢ぞろいした写真などを見ても、日本の総理は、常に一番端、「端っこ」でした。竹下登、海部俊樹、宮澤喜一など、歴代総理は押しなべて背が低い。竹下総理など、どう見ても田舎の村長さんのようにしか見えない風体でした。その総理が一番端っこに立っているんです。見ている国民は、文字通り涙がチョチョギレました。歴代総理の多くがそうでした。
 国際舞台では、ある程度見栄えがし押し出しも大事だ、と国民の多くが自覚したのではないでしょうか。加えて1年刻みの短命政権というのでは、もうまともに相手にされないのは当然です。

外国の指導者の任期

 では、主要国の指導者の任期はどのようになっているのでしょうか。
 アメリカの大統領選挙は、再選時に多くのマスコミで盛んに取り上げられるので、任期4年で2期までというのはかなり知られています。イギリスは、日本と同じ議院内閣制ですが、保守党も労働党も特に任期の定めはありません。成文憲法を持たない国の伝統というべきでしょうか。

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 ドイツは党首の任期を定めてはいますが、多選の制限はありません。現在のメルケル首相も、既に10年以上務めています。これほど長期に首相を務めているせいでしょうか、国際的な知名度は抜群です。もちろん、影響力も大きく、ロシア語が堪能ということもあり、プーチン大統領とも差しで話ができます。そのロシアは、任期6年ですが、2期まで務めることができます。プーチン大統領は再来年が再選期ですが、再選の可能性は高いでしょう。
 お隣の韓国は、1期5年で再選はできません。歴代の大統領は、退陣後に、逮捕されたり、自殺に追い込まれたり、悲惨な末路をたどっていますから、朴槿恵大統領も、どうなるか分かりません。一党独裁国家の中国は一応5年と定められていますが、歴代の国家主席の状況を見ると、再選の可能性が高いでしょう。そうなると10年ということになります。

安倍総理の地球儀外交

 米ソによる冷戦時代は、核を持つ米ソ両大国がにらみ合っていました。が、それなりに安定していました。キューバ危機など核戦争一歩手前まで行きましたが、破滅は免れました。超のつく両大国の存在により、世界全体がそれなりに安定していたのです。両国がそれぞれの盟主として、タガを締めていたからです。

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 今の世界情勢は、このタガが緩んで、極めて不安定な状態になっています。既にソ連は自ら超大国の座から降り、経済的にも疲弊しています。アメリカも一時のような強大な力を発揮できず、自信を失いつつあります。このため、過激派集団イスラム国の台頭を許し、中東やヨーロッパ地域は混沌とし、多くの難民が周辺地域をさまよっています。
 その間隙を突くように台頭してきたのが中国です。この国は、共産党による独裁国家ですから、領土的野心を隠そうともしません。チベットやウイグルも既に手中に収めました。アメリカに「太平洋は両国で二分するだけの十分な広さがある」などと言い、海洋覇権を狙っています。日本の領土である尖閣諸島に対してはもちろんのこと、日本が強い主張をしないのをいいことに、「沖縄も古来中国領だ」などと言い始めています。
 また、北朝鮮のミサイルや核開発の能力は、すでに無視できない危険な段階に達しています。
 このような中、安倍総理は、中国を取り巻く周辺国を中心に、いわゆる地球儀外交を展開し、日本の親派を増やしつつあります。ならず者国家中国を牽制するためにも、安全保障上の観点からも、中国周辺国と親交を深める必要があるからです。

強いリーダーは国力向上にも必要

 安倍総理の支持率が衰えないのは、アベノミクスをはじめとする経済対策と対外的な外交努力に対する信頼がそのベースになっています。アベノミクスの成果については、若干陰りが見えますが、外交努力に関しては、歴代総理の中でピカイチと言っても過言ではないでしょう。

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 オーストラリア議会における演説、アメリカ上下両院議員総会における演説など、両方ともyoutubeで聞きましたが、両国の議員や国民を惹きつけるに十番な内容を持っていました。
 これまで遅々として進まなかった北方領土問題も、プーチン大統領との個人的な信頼関係を基に、前進することが期待されています。これまで手薄だった中東地域やアフリカ諸国との信頼関係も醸成しつつあります。
 そのエネルギッシュな行動ぶりは、歴代総理にはなかったものです。健康はリーダーの条件でもあるのです。当然、各国からの安倍総理に対する信頼は、極めて高いものがあると断言してもよいでしょう。
 対中国や北朝鮮に関しては手詰まり感がありますが、この両国は、一党独裁国家、共産(全体)主義、覇権主義という共通点を持つ特殊な国家でもあります。属国になるのを覚悟しない限り、これらの国と円満な関係は構築できないでしょう。属国になるのは絶対に承服できない以上、これら両国以外の周辺国と親交を深める以外に、パワーバランスを保てる妙案はないというべきです。個人的には、自ら核兵器を持つなどしかるべき対抗手段を持つべきと考えますが、まだまだ日本国民には強いアレルギーがあるでしょう。
 つまり、今は強いリーダーが必要なのです。
■米国議会での安倍総理の演説は→こちらから

■オーストラリア議会での演説は→こちらから

ポスト安倍は見えているか

 ならば、今、安倍総理に代わるべき明確なリーダーは見えているか。少なくとも私には見えていません。石破茂氏や岸田外相の名も取りざたされていますが、今すぐ両氏に今の安倍総理に匹敵する活躍を期待するのは無理があります。
 発言に間違いはないとしても、迫力・胆力が感じられません。石破氏が地方創生大臣の時、国民を唸らせるような施策が講じられたでしょうか。岸田外相も外相ポストを一応無難にこなしてはいますが、総理をお任せしたいという迫力が感じられるでしょうか。
 あと10年もすれば小泉新次郎氏あたりが浮上してくるでしょうが、今は時期尚早です。10年程度は、重要ポストを経験し、仕事の中身、予算の仕組み、人心総覧術を学ぶともに、財政・経済・国際情勢に通暁した政治家になれるよう自己研鑽に励むべきです。まだまだ急ぐ必要はないのです。

東京オリンピックも安倍総理で

 私は、東京オリンピックまでは安倍総理でよいと思っています。なぜなら東京オリンピック招致を決定づけたのは、安倍総理の力が大きかったと感じているからです。

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 前回の東京オリンピックは、安倍総理の祖父、岸信介首相が誘致したとされていますが、彼は日米安全保障条約の改定をめぐる混乱で退陣を余儀なくされてしまいました(高校生だったので、デモには行ってませんが、私も安保改定には反対でした。結果的に日米安保は、日本の安全保障と経済発展に大きく貢献しました。若気の至りです。)。開会式は、後任の池田勇人首相が出席したのです。安倍首相には、是非、祖父が叶えられなかった東京オリンピック開会式に出席し、花道を飾っていただきたいものです。
 もちろん、今の段階から、東京オリンピック開会式に出席させたいから任期延長をと言っているのではありません。今の日本で、安倍総理に代わって内政・外交を、今以上に切り盛りできる人材が見当たらないからなのです。嘗ての自民党のように、派閥の長が覇を競っていた時代なら、容易に次の総理の目算も立ったでしょうが、今はいません。
 だったら、安倍総理のままでも構わないではありませんか。安倍総理の任期は自民党の「党則!」で定められているにすぎません。党則に不都合があるなら、党員が変えれば済むことです。実際にこれまで何度も変えてきたではありませんか。佐藤政権の時も変えた、中曽根政権の時も変えた、小泉総理の時も変えた。いくらでも変えられるではありませんか。
 大事なのは、国民の多くが望んでいるように、党則を国民の意思に沿うようにすることこそが大事なのではありませんか。(H28・9・13記)
 

 

 

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