時事寸評 書評コーナー

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韓国船セウォル号の沈没に思う

韓国船セウォル号の沈没に思う

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 私は、これまで韓国船セウォル号の沈没に関して、発言してきませんでした。韓国大統領の言動や在米韓国人の従軍慰安婦像設置問題に関する行きすぎた反日活動を苦々しく思っていたので、彼の国のことを書けば必ず韓国批判になると思っていたからです。他人の大きな不幸を前に、批判的な記事を書くことは、信義に反するとも思ったからです。しかし、日本人にとっても関心の高いこの事件について一言も発言しないのでは、時事問題を扱う当欄の趣旨からしておかしいのではないか、と思い若干論評することにします。
 先ず、この事故に関する一連の成り行きを見ていると、良くも悪くも現代韓国の本質、すなわち国情・世相・韓国人の気質、物の考え方というものが透けて見えてくるように思います。特に、韓国社会に蔓延しているかのようにみえる無責任性、激昂する国民性、狡猾性、すべてが垣間見えるように思えるのです。

無責任極まりない船員たち

 この沈没事故で最初に刮目すべき出来事は、何と言っても船長をはじめ、船員の行動のありようでしょう。船長が、船員服を脱ぎ捨て、一般乗客のように装い、真っ先に救助船で脱出したのは、日本人には、到底信じ難い破廉恥な行為です。悪鬼の所業といってもよいでしょう。

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 また、沈みゆく船の乗客に対して、繰り返し「動かないでください。その場に留まって下さい」と連呼したあのアナウンス。地獄へいざなう悪魔のアナウンスと言わずして何と表現すればよいのでしょう。決して結果論で言っているのではありません。
 船員が、船が復元力を取り戻し、平衡を回復すると固く信じていたというならそれもありかもしれません。しかし、この船は、日本で使われていた船を中古で買い取り、船尾の客室を嵩上げした船です。当然、重心は上に上がり、それだけでも著しく安定性を損ないます。また、限度の4倍もの積み荷を乗せていたので、喫水線が下がり、外目からも過積載がばれてしまう。それがばれないよう、本来は船底に積まなければいけないバラスト水を既定の4分の1しか積んでいなかったと言います。
 また、積み荷も固縛されていた形跡がありません。沈没時に撮られた写真を見ても、甲板上の大型の積み荷がすべてばらけ、下方に移動しています。また、ビデオ映像からも明らかなとおり、自動車など貨物の乗船後、すぐに出帆していますから、固縛作業の時間が確保されていません。いずれ引き上げられれば、その実態は明らかになるでしょう。日本では、宇高連絡船のような普通のフェリーでさえ、トラックなどの大型車両は固縛作業がなされます。当然、その分出発時刻は遅れます。このセウォル号では、その作業がなされ、且つ、確認された後に出港したとは到底考えられません。ということは、船体が傾けば積み荷も傾くということです。

救命ボートがないに等しい

 更に、船の橫腹に設置されている救命ボート。これは辛坊治郎さんのメルマガによれば、「救命いかだには、手動膨張式と自動膨張式の2種類がある」そうです。自動膨張式のいかだは、一般的に大型客船などに装着されているそうです。そりゃそうです。大型客船が遭難するときに、乗客が一つずつ手動式でやっていたのでは間に合う筈はありません。でも、今回の事故。沈没時に自動膨張式の救命ボートがバンバン膨らんで、セウォル号の周辺に無数に浮かんでいたなんて光景全く見てませんでしたよね。

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 ということは、経費節減のため、耐用年数経過後に自動膨張式の救命ボートを安価な手動式救命ボートに変更したか、又は余りに古くなり、錆つくなどして開かなくなったか、或いは、開かないように固定していたか、のいずれかと考えるのが自然なのではないでしょうか。
 海難本部と交信していた乗組員は、このような事情を熟知していたからこそ、「救助艇はいつ到着するのか」と、そのことばかりを気にしていたということが理解できるのです。船が復原力を取り戻せない、救命ボートは自動膨張しない、このことが分かっていれば、「甲板に誘導しても救助できない」ということになります。現地は、韓国周辺でも1,2と言われる潮流の早い場所で、しかも当日は大潮です。とっさにアナウンスをした船員が「動かないでください」言った心境も、千分の一、万分の一くらいは分かるような気もします。
 でも、1人でも多くの命を助けようという気持ちがあったなら、船が傾き、復元できないと分かった時点で、「至急救命胴衣を装着して甲板に出て下さい」とアナウンスすべきものでしょう。また、それだけの時間的な余裕は十分にあったはずです。このくらいの事は、私のような船の素人でも判断できることです。

事故後のドタバタ

 横転して間もない頃、早々と「全員救助された」との報道がなされました。京畿道教育庁が、船に乗っていた高校生の保護者たちに「壇園高校の生徒を全員救助」というメールを一斉に送信したからです。しかし、同日午後になって救助された人数に誤りがあったことが判明し、その直後に安全行政部と海上警察が行方不明者の数を修正しています。

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 混乱時ですから、情報が錯綜するのはどこでもある話です。しかし、きちんとした確認行為もなしに、わざわざ保護者全員に「全員救助」なんてメールを送信するのは、余りにも軽率と言わざるを得ません。
 また、防災を担当する安全行政省の宋英哲監査官が、行方不明者の家族のいる前で記念写真を撮ろうとしたなんてこともありました。当然、家族から怒りを買い、更迭されました。笑ってしまうような、破廉恥行為です。
 そうかと思えば、被害家族の代表を務めていたソン・ジョングンという人物も偽物でした。「臨時保護者対策委員会」の代表として、被害家族の代表を務めていたんです。被害家族の代表ですから、自分自身、被害家族がいなければ代表になれないのは理の当然です。この人、地域児童センターを運営する牧師だそうです。地方選挙で京畿道議会議員への立候補を予定している「新政治民主連合」所属の予備候補者だったというんですから呆れた話です。彼は、壇園高生徒の保護者であるかのように振る舞い、韓国MBC放送のインタビューにも「子どもたちは海の中にいるのに(政府は)何も知らせてくれない」などと不満を述べていたというんです。もう「口あんぐり」と言うしかありません。
 事故に関連して出た嘘はそれだけにとどまりません。東亜日報やソウル新聞などの記事では、海洋警察関係者や民間ダイバーの声として、「キャビンで発見された遺体の多くは、指が骨折した状態だった」、「ドアの隙間に手を入れて必死にドアを開いてできた傷や骨折である」、などと事故の悲惨さを伝えていました。
 しかし、後になって、実際にはそのような事実はなかったと、その事実が否定されています。政府の事故対策本部が4月24日の会見で「指の骨折はなく、左中指にギプスをした犠牲者はあった」と報道内容を否定したのです。

 このセウォル号を保有する船会社の会長が、ある宗教団体の宗主で、この地域の海路の航行権を20年以上にも亘って独占していた、などという事実も判明しました。観光ルートとして利益の出る花形航路を長年に亘って独占できたというのも異常です。豊富な資金を背景に、政治家との癒着を抜きに理解することは困難です。

日本とは違う異質の国

 こうした一連の事象を見ていると、日本人とは何かが違う、何か非常に異質なものを持っている国民性であるということをひしひしと感じます。
 被害家族が悲しみにくれ、時には激昂するというのは、大事故を目前にしたなら当たり前のことでしょう。ただ、同様のことが日本で生じたと仮定して、本当に同じような事態になるのかと考えると、そうはならないと思います。

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 なぜならば、これまでの海難事故の事例からしても、日本人ならば、船長や乗組員が真っ先に逃げのびるというような無責任な行為はとらない筈です。それに、そもそも大型旅客船を改造して、重心を上げるなんていう行為をすることもないでしょうし、積載貨物を固縛しないなんて事も考えられません。そんな不正行為をすれば、すぐにばれるでしょうし、マスコミも放ってはおかないでしょう。ましてや被害家族が、国会に押しかけ、政府の責任を追及するなんてことも、日本では到底考えられません。
 つまり、日本の場合は、基本的に司司(つかさつかさ)が己の本分を尽くしているので、そこまで責任追及することはできないからです。それぞれが自分の持ち分をしっかり守ってくれているのに事故が起きたとすれば、それはある意味仕方のないことです。天命というしかありません。人災とは言えません。人災でないことに、人は激昂することはできないのです。セウォル号の事故を見ていると、韓国社会は、基本的に、病んでいるように思います。司司が己の本分を尽くしていない。だからこそ被害家族の人々は、行政や国に対しても怒りの矛先を向けるのでしょう。

従軍慰安婦問題も激昂型国民性の副産物

 今回のセウォル号の事故から、韓国社会の1つの特徴が読み取れます。私の独断と偏見によれば、韓国社会にはびこる無責任性、激昂性、狡猾性などです。別の表現をすれば、律儀さ、謙虚さ、責任感、真実を追求する真摯な態度といった雰囲気は、ほとんど感じ取ることができないのです。
 日本にとってやっかいなのは、このような韓国社会のもつ異質な国民性が、直接、日本に向けられた時です。従軍慰安婦問題などその典型でしょう。
 本当に従軍慰安婦問題はあったのかなかったのか、という本質、真実の追求は別問題とされ、ひたすら「従軍慰安婦問題を認めないのはけしからん」という一点にのみ集中して追及する。この問題の本質は、「当時の軍が直接関与して従軍慰安婦制度を作ったのか、又、軍は具体的にどのように関与したのか」、というところにあります。民間が、営利事業として行ったと言うならば、それは国の責任とはいえません。ですから、そこの真実を、当時の資料などを持ち寄るなどして、仔細に点検するという作業は、絶対に必要です。

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 既に70年も前の出来事です。直接軍が関与したというならば、その証拠はあるのかないのか。軍が直接関与したのであれば、各軍令部などにその指令書など、かなりの証拠が残っているはずです。全軍に指示したならば当然です。基本的に、日本人は律儀ですし、当時の軍が作成した文書も数多く残されています。全く存在しないなどということは、到底考えられません。
 日本の立場からすれば、韓国から一方的に非難・糾弾され、挙げ句、パククネ大統領など、ヨーロッパなど諸外国で触れ回り、国連演説でまで日本を糾弾しているんです。在米の韓国人達は、数を頼み、従軍慰安婦像を韓国国内ばかりか、アメリカの公共の広場にまでで建立させ、且つ、それを他の地区でもどんどん作っていこうっていう始末です。
 これほどまで一方的に糾弾すると言うならば、従軍慰安婦に関する軍の強制性の有無に関して、それを厳密に調査するのは、糾弾される側としては、当然の権利というものです。韓国は、この当然の権利主張に対して、猛然と非難し、一切聞く耳を持とうとしません。
 このような激昂型の国民性というものは、今回のセウォル号事故で十分に理解しましたが、こんな国民に睨まれた日本は、つくづく厄介な隣人を持ってしまったものだと思います。

従軍慰安婦問題の本質

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 次の囲み記事は、嘗てNHKの記者をしていた池田信夫氏が書いた文章です。従軍慰安婦問題の本質はこういうことなのです。日本人は、物事の本質を十分理解すべきだと思います。また、前社民党党首である福島瑞穂という弁護士が、如何に反日的な活動家であるかについてもよく理解できると思います。日本が大嫌いなんですね。

        朝日新聞の創作した「従軍慰安婦」
 これは戦後処理とは無関係なデマである。第2次大戦の賠償問題は1965年の日韓基本条約で終わっており、このときには慰安婦という言葉も出ていない。「従軍慰安婦」という言葉は日本のルポライターの造語で、戦時中にそういう言葉が使われた事実もない。
ところが1983年に吉田清治という元軍人が『私の戦争犯罪』という本で「済州島から慰安婦を拉致して戦場に送り込んだ」と書いたため、韓国で騒ぎが起こった。しかし1989年に済州島の地元紙が検証を行い、吉田の記述がまったく事実に反することを明らかにした。
 本来ならここで終わっていたのだが、1991年8月に福島瑞穂弁護士などが慰安婦を原告として日本政府に国家賠償を求める訴訟を起こし、「私は慰安婦だった」という韓国人女性が名乗り出た。
 実は私は当時、NHKに勤務していて朝鮮人の「強制連行」を韓国まで取材したのだが、50人近い男女の中で「日本軍に強制連行された」という証言は1人もなかった。このためNHKでは「慰安婦が初めて名乗り出た」という話にとどめた。
 ところが朝日新聞が「戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかった」という植村隆記者の「スクープ」を掲載したことが騒ぎの再燃するきっかけになった。(以下、省略)

未来志向の大統領い出よ

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 どこの国にも、事故や事件はあまたあります。でも、韓国で生じる事故には、日本で生じるのとは異質の臭いを感じます。
 数日前にも建築中のマンションがものの見事に傾き始め、倒壊寸前になりました。ソウルの5階建ての百貨店があっという間に崩壊し、502人の人命が失われるという事故もありました。大地震でもないのに、営業中の百貨店が突然崩壊するなんて、日本では想像もできません。
 1994年には、ソウルの漢江にかかる聖水大橋の橋桁が崩落し、32人が死亡するなんて事故もありました。これも、建設業者の手抜き工事と管理の不行き届きと言われました。
 日本でも、施工ミスや手抜き工事がありますから、余り大きなことは言えませんが、韓国ほどひどくはないでしょう。営業中の百貨店が突然崩壊したり、建築中のマンションがあっという間に無残に傾き始めたなんて、日本の風土ではあり得ません。
 確かに、日本でも阪神淡路大震災の折に、阪神高速道路の橋桁が横倒しになり、橋脚の割れ目から、ゴミ屑が詰め込まれていたことが露見したなんてこともありました。しかし、それはあくまでも大震災時の話です。
 私は、韓国のことが本当に分かりません。靖国神社や従軍慰安婦など70年も前の、過去の出来事ばかりあげつらい、執拗に攻撃することが、本当に韓国の国益になるのでしょうか。日本人の80歳までの人にしてみれば、全く身に覚えのない話です。私も70歳ですが、一切記憶にありません。攻撃される側は、当然反発しますし、相互理解は進みません。物資の交流も細るし、人的・文化的交流も細る。経済活動にもマイナスです。反目し合うことによって、プラス面を見いだすことはできないのです。

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 それにもかかわらず、国を挙げて反日を繰り返す。そしてその結果、韓国経済は、ひたすら下降線を辿っています。主力のスマホに頼ったサムスンも、中国の低価格競争に巻き込まれ、今後益々じり貧になるでしょう。次の商品が見えないからです。ヒュンダイ自動車も、円安ウオン高の影響を受けて、輸出競争力はなお一層弱まるでしょう。
 日本の悪口を言い過ぎたため、日本に対してスワップ協定の更新を言い出しにくくなり、経済崩壊が取りざたされている中国などと、スワップ協定を結ばざるを得なくなっています。シャドウバンキングに蓄積された途方もない負の資産が、露わになったとき、一体韓国はどう反応するのでしょうか。共に地獄の底までついて行くのでしょうか。
 どう見ても、韓国の置かれた現状は、極めて厳しい。歴代大統領がすべて辞任後、逮捕や自殺に追い込まれるお国柄ですから、自己保身のために反日を唱えざるを得ないという事情もあるでしょう。が、もうそろそろ本格的な未来志向の大統領がでてこないかぎり、韓国経済の破綻は現実のものとなり、悲惨な近未来と直面することになるでしょう。
 

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