ブログ/2013-05-28
1ヶ月ぶりに那須に行ってきました
那須への帰郷は、約1ヶ月ぶりです。この時期は、まだ蚊やブヨの発生もなく、快適な時期です。でも、草だけは、この時期でも結構成長が早く、1ヶ月の空白に恐れおののいていました。
ところが、家に到着した時、雑草で鬱そうとした畑を予想していたのに、意外にきれいな印象なので、思わず「あれ?」と呟いてしまいました。その理由は、近くに住む伯父が、余りにむさ苦しいので「耕運機で耕しておいた」というのです。印象の違いは、これによるものだったのです。
この伯父は、私がご覧のこのブログで「シベリア抑留記」として紹介させて頂いた93歳の伯父のことです。
恐縮しつつも、耕運機で耕作したということは、里芋やらジャガイモやら種を播いたところが耕運機で掻き回されてしまったのではないかと心配になりました。しばし検証してみると、特にそのような事象はなかったようです。それどころか、私の不注意で、ジャガイモとブロッコリーを同一の畝に植えつけしてしまったということが分かりました。がっくりです。前回、帰り際に急いでブロッコリー苗を植えつけたため、ジャガイモの上に重ねて植えつけてしまったようなんです。
帰郷した際、私はカミさんと作業分担をしています。庭の手入れはカミさんの仕事、畑は私の仕事、というわけです。右上の写真は、「サヤインゲン」の収穫ですが、この区分に従えば、収穫作業は、本来、私の仕事です。ですが、2泊3日の予定が終了し、埼玉に帰る時間になってもサヤエンドウの収穫ができそうもないので、急遽、カミさんに収穫をお願いしたというわけです。
この程度のサヤエンドウでも、収穫するとなると、体力は必要としませんが、結構時間がかかるんです。でも、このサヤエンドウ、卵と絡めて酒のつまみにすると、なかなかいけるんです。
これはアヤメかカキツバタか?
ところで、左下の写真、私が立っている左側の花。これは隣家の農家から譲ってもらったものです。その際には、「あやめ」ということでもらってきたんですが、妻は「これはカキツバタではないか」と言って譲りません。私は、花に詳しくないので、「くれた人がアヤメだと言ってるんだからアヤメなんじゃないの?」という非論理的な主張で、決着がつきません。無知蒙昧同士が議論しても結論が出るわけがないのです。
そもそもアヤメ、カキツバタ、ショウブ、花しょうぶ、この四つの違い、私には全く区別ができません。そこで、インターネットで少し調べてみることにしました。すると、次のような記述が見つかりました。
(以下引用文)
『あやめとしょうぶはどちらも漢字で書くと「菖蒲」なんですね。でも漢字は同じでも菖蒲(アヤメ)と菖蒲(ショウブ)は別物。菖蒲(ショウブ)と菖蒲園などで見る花菖蒲(ハナショウブ)も別物。だからアヤメとショウブとハナショウブは別物。それに「いずれがあやめ、かきつばた」の杜若(カキツバタ)が加わって4つ巴のぐちゃぐちゃ。
.混乱の元は4つあります。漢字が同じだったり葉っぱや花が似てたり・・・。
整理すると(1)菖蒲湯に入れる「菖蒲」(2)「花菖蒲」(3)「あやめ」(漢字で書くと菖蒲)(4)「かきつばた」(杜若)の4つが似ているが、実は違うのです。』
ウウ~ム・・・。益々分からなくなってきたぞ~。
更に読み進んでみると、
『■先ずは名前の由来から
○はなしょうぶ(花菖蒲) 葉が菖蒲に似ていて花を咲かせるから。
○あやめ(菖蒲) 剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様。花基部の網目模様からの説もあり。
○かきつばた(杜若) かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの。
.では「花菖蒲」、「あやめ」、「かきつばた」の違いは?
これがなかなか難しい。3つとも“アヤメ科”アヤメ属に属しています。だからとてもよく似ていて見分けにくいことは確か。
以下それぞれの特徴から見分ける方法を探る。.
■1つの違いのポイント 咲く場所
あやめは畑のような乾燥地で栽培するのに適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培できるというのが簡単な違いです。
水辺で咲いているのは杜若か花菖蒲。あやめではない。乾いた畑で咲いているのはあやめか花菖蒲。杜若ではない。あやめと杜若だけの違いなら簡単なのだけど、ただ、花菖蒲がどちらにもまたがっているのでまだ決められないですね。残念。
■次は背丈
背のたけはあやめが一番背が低い(30~60cm)、杜若が中間(50~70cm)、花菖蒲は背が高い(80~100cm)。
■花の大きさ
花の大きさは花菖蒲が大輪、あやめが小輪、杜若が中輪。
ここまでの条件で決められるかな?
畑に咲いてる奴で背が高くて(80~100cm)花がでかいのが花菖蒲、背が低くて(30~60cm)花が小さいのがあやめ。(これは大と小だから差が大きく判別しやすい)
水辺に咲いてる奴は杜若か花菖蒲で、大輪の花で背が高い(80~100cm)のが花菖蒲。中輪で少し背が低い(50~70cm)のが杜若。
と言っても、花菖蒲と杜若の差は大と中(80cm以上と70cm以下)だからまだ判別は難しいかもね。(メジャーを持って歩いているわけじゃないし、花の大きさや背丈は出来不出来のバラツキもあるだろうから)
やっと見つけた1発でわかる方法!
花菖蒲は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」がある。杜若はあまり種類は多くないが、「花弁の弁の元に白い目型の模様」があるのが特徴。あやめも花の種類は多くないが「花弁の元のところに網目状の模様」がある。』
(引用終わり)
・・・ということだそうです。結論は、要するに「区別するのは難しい」ということのようです。ご興味のある方は、植物図鑑でも買ってお調べになったらいかがですか。
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帰路は孫の顔見に久喜詣で
帰りは、早めに出発しました。途中で孫の顔を見たくなったからです。孫娘は、1歳になったばかり。可愛い盛りです。この孫娘、生後3ヶ月までくらいは、大きな声で泣かず、随分大人しい赤ん坊だと思っていました。
ところが、月を重ねるごとに、本来の気性が出てきたようで、鳴き声は特大。気に入らないことがあると、体全体で怒りを表現します。
一番困るのが、食事時、スプーンなど使わず、手づかみで食事をすることです。しかも、食べてくれるならまだいいんですが、つかんだものをポイポイ放り出すので、回りがぐちゃぐちゃ。スプーンなどで食べさせようとしても、一切無視。時期が来るまで待つしかないね、と周囲は諦めています。
でも、この孫は、我々2人が訪問すると、ハイハイをしながら走るように出てくるんです。それが又可愛くて、ついつい顔を見に行ってしまうんです。
世の中には、嫁とうまくいかず、孫の顔を見せてもらえない、なんていう家もあるようですが、当家には全く当て嵌まりません。それどころか、孫の世話、留守番、病院通いなどで、しょっちゅう呼び出しがかかり、我が妻は、「またか~」などと言いながらも、孫の顔見たさにいそいそと久喜詣でをしているのです。
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