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ブログ/2013-07-29

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妻の母にひ孫の顔を見せに大阪に行ってきました

やっと実現した里帰り

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 前から気になっていた大阪行き。大阪の義母は、今98歳です。その義母にひ孫の顔を見せに行かねばと、前から気になっていたんですが、なかなか実現できませんでした。
 今般、やっと、大阪行きが実現しました。妻の実家は、大阪の高槻市にあります。高槻市といえば、現職の市長さんが、母の介護をするために辞任したというので、一時話題になったことがありますから、ご存知の方も多いと思います。
 この高槻というところは、阪急の沿線にあるんですが、大阪梅田にも30分、京都にも30分という、極めて利便性の高い所に位置しているんです。
 今回は、孫の顔を見せるというのが主目的ですから、2泊3日という行程にしました。

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 小学1年の孫は、将来なりたい職業として、「電車の運転手」と書いた位ですから、電車大好き人間です。新幹線の名前も「これは○○系だ」とか、よくもまあつまらぬことを覚えるものだと思う位、よく覚えています。早速、新幹線の前でピースサインをしてくれました。

元気な98歳

 この写真は、一応全員集合の写真です(正確には婿さんが抜けてます)。98歳の義母は、耳もしっかりしているし、足もしっかりしています。どうかすると、私の方が耳が遠い位です。80歳の時にグアム旅行に行ったんですが、本当に元気で、足手まといになるようなことは一切ありませんでした。つくづく今の年寄りは、ほんとに元気だな~と思いますね。もっとも私も今年70歳ですが、自分が高齢者だと思ったことは一度もありません。

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 昨日、自治会広報誌の訃報欄を見ていたら、60歳代で亡くなった方が3人、80歳代が1人いました。60歳代は、「団塊の世代」を含む世代ですが、常に競争社会で翻弄されてきたため、長い間のストレスが溜まり溜まって神経をすり減らし、早死にする人が多いのでしょうか。
 私の叔父も、93歳でシベリア抑留の経験者です。今でも車の運転はするし、毎日畑仕事などもします。耳が遠いのには少し閉口しますが、それ以外は、至って元気です。こうしてみると、元気で長生きのコツというのは、遺伝なのか、環境なのか、判断は難しいところですが、「人生を楽しむ」とか「こまめに体を動かす」という点は、共通項としてあるのではないでしょうか。

柳川住宅

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 妻の実家は、総持寺という駅から徒歩10分程度のところにある柳川住宅にあります。ここは、もともとすべての住宅敷地が70坪程度あり、私が結婚した頃は、みんな平屋でした。住環境の協定を結んでいたんですね。
 ところが、年月の経過とともに、協定を無視して2階家を建てる人がぽつりぽつりと出てくると、次第に協定も形骸化し、今では殆どの家が2階建てになってしまいました。しかも、親が亡くなると、相続税を払うため売却する例も多いそうです。不動産業者がこれを購入したりすると、70坪を半分に区切り、2軒分の住宅を建ててしまうんですね。
 ですから、妻の実家のように、平屋のまま住んでいる人は希有な存在になっています。写真でご覧頂けますように、大きな桜の木がありますが、70坪くらいあると、このような桜も可能なんですね。訪れた日は、夏真っ盛りということもあり、すさまじいくらいの蝉の鳴き声がこだましていました。

二泊目はウイスティンホテルに

 柳川住宅は、平屋の住宅に98歳のおばあさんが1人で住んでいるということと、大勢で押しかけて寝るのは、申し訳ないので、外に宿をとることにしました。赤ん坊が夜中に何度も起きるので、そのことにも配慮する必要があったからです。

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 高槻周辺の宿を検索したんですが、適当なところが見当たらない。やむなく大阪周辺で探してみたところ、「ウイスティンホテル」にいいところがありました。「1フロアに2部屋しかない角部屋のコーナースイート・ダブル(60平米)と、デラックスツイン(41平米)の、コネクティングルーム」が60,500円だというんです。コネクト、つまり2部屋つながっているということです。2部屋合わせて100平米もあるんです。
 特に、このスイートという表現にぐっと惹かれましたね。大人4人子供2人で泊まれば、単純計算で、1人1万円ですから、決して高くはありません。もっとも、バイキングの朝食だけついていますが、夕食はついていません。
 ホテルの中に、いろんな飲食店があるので、そこで食べるわけですが、そこが皆高級そうな店ばかりで、思いっきり悩んでしまいました。周辺に庶民的な飲食店はないかと15階にある部屋から地上を仔細に観察しましたが、適当な店はなさそう。しかもこのホテル、JR大阪駅からシャトルバス約10分で来たので、駅まで歩く距離ではありません。
 こういう高級ホテルに泊まって、夕食はチンケな大衆食堂では格好がつかないし、それまでの華やかな雰囲気が一変しますので、ここは男気を出しました。文字通り清水の舞台から飛び降りる心境です。おしめをした赤ん坊抱え、一行は、ホテルの中にある「故宮」という中国料理の店に、意気揚々と入りました。

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 一品とるだけで2千円から3千円もする高級店です。ターンテーブル方式ですから、6皿くらいとれば一応格好はつくんですが、本当は、財布とにらめっこしながら恐怖におののいていたんです。でも、ここは70爺の太っ腹を見せなければと、泣きの涙、涙がチョチョ切れるのを堪えながら、鷹揚に振る舞って見せました。
 しかも、孫が手づかみで食べるので、テーブルの一角は汚れ放題。汚れた部分を更に撫で回すものだから、見るも無残。その始末をしている間にむずかりだし、ピーピーギャーギャー泣くので、落ち着いて食べることもできません。
 鷹揚に振る舞って見せた爺の立場としては、孫の世話位してやらなければ、申し訳ないと思い、必死であやしました。こちらが金を全部出した上に、1人入り口周辺で孫のご機嫌取りばかり。つくづく歳はとりたくないな~、と思った1日でした。

夜は1時間ごとに大泣き

 夜中は、赤ん坊を真ん中に川の字になって寝ました。ところが、この赤ん坊、始末の悪いことに、夜中1時間ごとに泣いて起きるんです。誰かが抱いていれば安心して寝るんですが、ベッドに寝かせるとすぐに起きてしまう。しかも、昼間は我々ジジババに懐いているのに、夜中は、1時間ごとにむっくり起き上がって、母恋しと泣くんです。それも半端な鳴き声ではありません。
 もうそうなるとジジの出番は全くありません。ひたすらバアヤがあやすことになります。妻は、ひたすらだっこしてあやして寝かせますが、横に置くことができません。お腹の上に乗せるようにしておけば、寝るんですが、そんな格好では自分が寝られません。
 十分に寝付いた頃を見計らってそーっとベッドに置く。暫く寝る。しかし、妻はすぐには寝付けないタイプ。やっと自分が寝付いた頃には、また、むっくりと起き上がって大泣き。
 これの繰り返しで、さすがに妻も切れてしまい、朝方4時頃に母親の所に強制的に連れていきました。



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